地図からサウナが探せる！

ひだまりの泉萩の湯

銭湯 - 東京都台東区

エゾしまりす　アケミ

2020.03.20

6回目の訪問

本日の一献:清澄み一番搾り500ml、サントリーレモンサワー9度350ml
本日のあて:ニュージーランド産南瓜バターソテーにモッツァレラと薄切りアーモンド乗っけて250°で3分オーブンしたやつ、きゅうり胡麻油精製塩和え、豚の耳薄切り玉ねぎ和え

3連休初日。
ソメイヨシノの開花宣言が出てから1週間経過で多摩川か隅田川のファンランしてからサウナに行こうと目論んでいたが、思いの外北風が強い。走るのは辞めて、昨日購入した「ゴールデンカムイ」21巻の読み返し、借りた岸惠子と伊藤比呂美のエッセイを読了。本を読んでたら夕方になった。貴重な休みの1日を運動もせずに過ごしてしまった事に酷い自己嫌悪を感じた。原始脳に負けた前頭葉が「チッ、お前は昔からホントにダメな奴だ」と脳内の細胞同士が葛藤しているのを尻目に昼寝までしてしまう。前頭葉よ、お前、今月ワシが時差出勤30分早く出勤しても早く帰れず昨日現在で今月20時間超の時間外になっているの知っとるだろう…。それを許してくれんの？マイ前頭葉？どんだけ理想高いじゃよ…。ぐううう。自分のカラダと心のアンビバレンツの幅がストレスとなっている。いじけた気分を一掃したい為お風呂にやってきた。

浴場に到着し、シャンプーをしていると「大丈夫？」「動かないで」とザワザワしている。だれか倒れた。施設の従業員の方が駆けつけてきた。立ち上がり、様子を見てみると肉付きの良い裸体のオンナが横たわり、そしてその上で胸を手でバンプしている裸体のオンナとそれを心配そうに見つめているオンナ達。
隣のカランにいた親子の会話によると、意識の無くなった彼女はあつ湯から上がった後倒れたらしい。運良く看護師の方が入浴されていて、心臓マッサージを施してくれていた。救急車の音が聞こえ、施設のスタッフ、そして裸体のオンナ達が彼女をバスタオルを上下にして包んで浴場から運び出した。彼女がいなくなってから浴場は少しの間緊張感が残っていた様に思う。目の前で実際に起きたことはショッキングな事実だった。入浴による急な血圧、心拍の乱高下は普段の健康状態の良し悪しでは判断出来ない。誰にもリスキーインパクトは加齢と共に高くなってくる。この出来事を傍観しつつ、自分も意識出来ない体の変化を受け止めなければならないと考えてサウナに入った。
自分のカラダの訴えを無視しない事。前頭葉の無茶振りを苦痛に思わない事。
倒れた人を見送った後に、自分のココロとカラダのバランスの弥次郎兵衛を整えるのが重要なのだと感じたインシデンス。声高に叫ぼう。前頭葉よ、わしゃ、もうババアなんだから無茶振りすな！

5セット後あつ湯で〆。
水我慢し、自宅ビール。
結局、自戒無し。