青八木景

長野旅行の最後にたどり着いた地。
外見の古さとは裏腹に、サウナはこぢんまりながらも爽やかな香り。優しい音楽に包まれ不思議と息苦しくならないセッティング。猛暑のせいでサ室に長くいられない体質になってしまっていたけど、ここでは無理なく蒸されることができた。
外気浴は露天スペースのベンチにて。見上げれば青い空、そよぐ風。木々の合間でセミが一生懸命に鳴いている。働いている人たちも気さくで優しい。こんな場所もあるのだと感動しながら、安曇野の地にて整う。

避難所の夜勤スタッフとして活動し、疲労困憊にて来訪。温泉で蕩けたあと、ハーブが吊るされたイオンサウナで程よく燻される。最後は１００度のお座敷的サウナで寝転びこんがり体を焼き上げたらほら、出来上がったものがこちらに...という感じで即効。疲れが吹き飛ぶ。イオンサウナの澄んだ香りが特に良き。

温泉とサウナの組み合わせは神。避難所スタッフとして夜間動き回ったあとの体が蕩けてしまうかと思いました。

10年以上家族で通った油壺の楽園。
海水温泉で予め芯まで体を温め、程良い熱さのサウナで汗を流す。水シャワーのあとは海を眼前に収めながら整う。

毎年当たり前のように存在してくれたけど、来年3月で長い旅を終えるという。その最後の旅路にぜひ寄り添いたい。

さーてあと何回通えるかな。

隅々まで清掃のいきわたった浴室、レンガ調の内装のスチームサウナ、入浴とサウナ合わせて滞在一時間というお店からのお願い文章。パブリックな場、ということを強く意識する流れでした。

初めてサウナに入ってみたのですが、こまめに蒸気が噴き出していてなかなかの蒸され具合。惜しむらくは、水風呂がないことかなあ。水シャワーはあるにはあるけどボタン操作で自動停止だしこの時期冷たさを求めるのも酷というもの。

清潔さに関して言えば申し分ない。これでサウナ脇の高温浴槽が水風呂に変わってくれたらかなり化けるんだろうなあ…。

夜勤明けの疲れた体を引きずり入館。
サウナの熱さ、水風呂の澄んだ冷たさ、食堂の店員さんの温かさ。全てに感謝。
サウナのお陰で明日も頑張れる。

渋谷区民や在勤者を対象にした保養施設。
ホームページ等には特に記載がないが、プールサイドのスパ館と呼ばれる建物の一区画にサウナが存在する。

室内は全く褪せておらず、むしろ真新しさを感じさせる。気になる臭いはなく、静かな時間が流れている。上段下段のシンプルな作りで、ガラス窓の向こうには揺らめくプールの水面が見える。ときおり聞こえるサウナストーブのカンカンという音が心地よい。

ただし採暖室的な位置づけらしく室温計は65度を前後するのみ。プールサイドのジャグジー風呂で体を暖めてから入ることである程度汗をかくことができた。

水風呂は隣のシャワー室内にある。腰洗い槽に似ているので係員さんに確認したところ、紛うこなく水風呂であると。海水浴から帰ってきた客の砂洗い場として使っているので、床には砂が散っていた。単なる水道水なので水温は２０度程度。しかし優しく蒸された体には優しい水が合う。一息ついて、あとはプールサイドの椅子で休憩。

プールで遊ぶ親子を横目に。
伊豆の空を見上げ、軽く整う。

#サウナ
昭和ストロングサウナ、と思いきや意外と優しい熱さ。包み込まれるような熱気のおかげで深く楽しむことができた。本を読んでいる人、子供を連れ込む人、おおらかな雰囲気がここにある。

#水風呂
ガツンと来る冷たさではないけれど、これまた優しく包み込まれるような温度。地下水のおかげか、まろやかな肌触り。サウナ専用の水風呂は2個あるのだけど、一方は打たせ水があり、もう一方は水シャワーがついている。楽しみ方は人それぞれ。

#休憩スペース
平成初期、お金持ちの友達の家に遊びに行った時の応接間を思い出した。瞳の大きい女の子が描かれた絵画、健康ぶら下がり器と健康ステッパー、古びた新聞記事や写真。バスタオルをリクライニングチェアに敷いて座ると不思議な感覚に浸ることができた。

優しく包み込んでくれる懐かしいサウナ。