堀田湯
銭湯 - 東京都 足立区
銭湯 - 東京都 足立区
お惣菜屋や八百屋やらの賑わいに
「銭湯のある昔ながらの街並み」
を感じて目的地の堀田湯への期待が膨らむ。
レトロブームを象徴するかのように、昔ながらの銭湯を表現する脱衣場と浴室。
できたばかりの新しい銭湯だけど、あえて昭和の銭湯をリスペクトして作っているんだと感じれて昭和生まれのおじさんは嬉しくなった。
さて、サウナは…。
ん、なんだかサウナはモダンなつくり。
え、ここはレトロに作ってくれないの??
私の好きなあの12分計がない…。洗い場にはケロリンとか置いてあるくせに…!なぜここだけスタイリッシュなの?ここも昭和感で作ってほしかった。
…しかし動線は完璧。サ室から出ると目の前には肩まで立って浸かれる深さ160cmの水風呂。そしてととのい椅子で休憩を終えると一方通行の扉からまたサウナへ行ける構造。
完璧すぎる…。
以前からサウナ施設は動線が重要だと思っていた。それが今、最強の動線に出会えてしまって私の考えが変わった。
完璧な動線は、すべての利用客の動きを同じにする。そうすると起こる現象は何か。
ドラクエ現象。
皆同じ動きをするのだから、一緒に来た客同士も当然同じ動きをする。しゃべってしまうのは不可避だと感じた。
サ室手前に友達同士で1列に並んでたらそりゃあおしゃべりしちゃうわ。
客の中におじさんは少数派。グループで来た若者たちがじゃれあったりしながら一緒に行動している。
あの…あの浴室にいたおじいちゃんたちは??私の仲間は??(勝手に仲間と思っている)
場違いともいえるおじさんである私は、なんだか居たたまれなくなり、2セットで退散してしまった。
たまたまだったのかもしれないが、過去利用したことあるサウナのなかで圧倒的に客の平均年齢が若かった。
もちろんほとんどの若者はしっかりマナーを守っているし、1人で来ている。私が「勝手に」居たたまれなくなっただけというのは、一応言っておかなければならない。
サウナは非常に良いので、ブームが落ち着いたらまた来たい。
でも、その頃にはここに携わっている若いクリエイター?さんたちは次の活躍の場を求めてどこかに行っちゃって、ここがどうなってるかわからない。
混むのわかってて平日の16時に来たけどそれでも遅かったかぁ~!サウナブームは嬉しいと思いつつ、混みすぎるのもなんだかなぁという気持ちで商店街のお惣菜屋でメンチカツを購入。
あ…冷たい…(哀)
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