月見湯
銭湯 - 北海道 札幌市
朝9時に札幌でレンタカーを借りて、島武意海岸にあるお食事処 鱗晃を目指す。
二色の生ウニ丼を食べてやると意気込んでいたものの、雨による不作で通常の生ウニ丼しかなかったらしい。通常のものでもまぁ物凄い満足感はあった。2時間かけて来ちゃったから、島武意海岸もついでに見て、思いの外楽しくて、気づいたら12時30分過ぎ。今日はニセコのサウナに行くんだ。
さて、話はここから始まります。
島武意海岸のある積丹からニセコまでは90kmで2時間強かかる。ニセコの目当ては皆さんご存知、綺羅乃湯。店前に来て気付く。休業日やないかい。
それでもサウナは諦められない。だがニセコ周辺に公衆浴場が見当たらない。そのまま来た道をまた戻り札幌に戻る。
よしここだ。月見湯。
見る限り地元の人が集まる愛されてるのが一瞬で分かる銭湯。本当に銭湯って素晴らしいと思う。
日本国内で知らない地に足を踏み入れる機会があるなら、大きなサウナ屋さんやスーパー銭湯ではなく、まずは銭湯だろう。その土地の雰囲気や暖かさのレベルを知る事が出来る。
月見湯のある月寒周辺はおじいさん達が多く、桁違いに柔らかな優しさがある。
清掃の奥様も何て健気なんだろう。
受付の女性の方も目を見張る程美しかった。
そして大相撲をサウナ室で一緒に見たおじいさん達。何の会話もしなかったけど、楽しかったです。
スチームサウナに居た特殊な運動をしていらっしゃったおじさんも月見湯を愛しているんだと思います。
なんて幸せな気分にさせてくれる場所なんだろう。
最早サウナ単体とかに目を向けてる場合じゃない。月見湯を作り上げている全ての皆様、ありがとうございました。おじゃましました。
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