サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
サウナの聖地に詣けり。
東京を夜中に出て、東名を飛ばし朝6時半に到着。朝早く行けば空いていると思ったけど駐車場の埋まり具合に驚愕。
入り口の有名人のサインに圧倒されつつも、早くサウナに入りたいので素通り。女性はどの時間でも900円と良心的な価格。タオルをもらっていざ!と暖簾の先にすすむと階段が。登った先は真っ暗で寝てるひとがちらほら。あれ?入り口は??
聖地巡礼の興奮で頭が回らず、入り口を見逃す痛恨のミス。
やっと見つけた天国の入り口から入ると、客足はほとんどないことに気付いた。良い時間に来たようだ。期待に胸が高まり、さっきのミスも吹っ飛んだ。
体を清め、浴槽へ。じんわりあったまる。浴室内は薬草風呂の香りで包まれている。ちょっとカレーの香辛料っぽい。
いざ、サウナへ!
90度のドライサウナは貸し切り。テレビで朝のニュースをぼんやり眺める。ここには12分計と、5分の砂時計がある。砂時計はずっと見てられるので、砂時計の方が好き。窓があって、隣の薬草サウナの中が見える。ふと、薬草サウナに入ってる女性が目を細めこちらを見つめているのに気づく。なに?!私なんかやらかした?!と不安に駆られ、そそくさとサウナを出た。
不安な気持ちを流すために聖地たる所以の水風呂で水を頭からかける。不安も一気に流される。そして中へ。あぁ、なんで贅沢な感覚だろう。天然水の、ひっかかりのないまろやかな感触。くらげのようなフワフワした感じがする。吹き出し口より、飲んでみるとすーっと体に染み渡る。水と自分が一体になる感覚。
次に薬草サウナ。薬草の香りで満たされ、蒸気で汗が止まらなくなる。ここであることに気付いた。窓から、ドライサウナの背面の鏡にうったテレビ画面を見ることができるのだ。さっきのお姉さんは、その鏡を見ていたのだ。そんなことで無事不安も解消され、汗を気持ちよく書いてまた水風呂れ。そして、すべての不安が解消されたわたしは過去ないほどに「ととのった」。
とても満足した気持ちでサウナを出て、名物のご飯処へ。女性の休憩室はタバコの臭いも少なく、美味しく食べれました。水がいいから食事もおいしい。ごはんは甘くてなにもなくてもたべれる。
なんだか、おばあちゃんちにきたようなリラックスにつつまれる「しきじ」でした。
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