喜代乃湯
銭湯 - 宮城県 仙台市
銭湯 - 宮城県 仙台市
久しぶりのサウナ、年末ふらっと入りにきたら残念、老朽化の進むサウナストーブが故障していてお風呂だけだった。
電話して直っている事を確認してから行くのもひとつだけど、なんだか、野暮な感じがしてそのままでかけた。
いつものように受付でお金を払い男湯の前のテレビには大相撲中継が映っていてた。
休みの日の夕方、平日とは違うゆっくりとした時間、心にゆとりがある。
画面には飛猿と正代楽しめる取組みに足を止めた。
この一番は『面白そう』頭がつぶやいた。
流れに、身を任せられるのも休日ならでは、
体の大きい正代を小兵力士の飛猿が四股名どおりに躍動しながら押し出した。
背中で余韻に浸りながら男湯の暖簾を潜る
まだ、夕方5時前の脱衣所はひとけがなかった。
早る気持ちを抑えながら衣類を脱ぎロッカーに押し込んだ。
自前のサニタリーグッズとタオルを手にして階段をスベらないようにおりる。
浴場には3、4人の人が見える。
いつものように桶と椅子を持って洗い場の前に座る頭を濡らし頭からシャンプーした容器に、蓋をしようと探すも見つからない。
あれ?シャワーの水圧で側溝に落ちたか?
不審的な行動で蓋を探すが見つからない。
途中で諦めた。
そう本題はサウナ。
主人は何も言ってなかった。
きっとサウナは待っている。
扉付近は暖かく久しぶりの感触が体のに伝わってきた。
扉をあけると6人で一杯の個室に、先人が1人勢い余って上の席に座るも、『ゆっくり』と心に言い聞かせ下段に下がった。
3分ぐらい体を温めた頃65歳くらいの老人が、話しかけて来た。
『サウナいいよね。』
私も話たかったんだろう、言葉が直ぐに出てきた。
『年末ここ来たんですけどサウナ壊れちゃって・・・』
『ここも古いからね。よく壊れ入れない時、多かったよ。』
『そうだったんですか、じゃー今日はラッキーですね。』
ここのサウナの心地よさは人との距離が近いからかもしれない。
サウナ 15分
水風呂 1〜3分
休憩 10分
3セット
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