地図からサウナが探せる！

ホテルマウント富士

ホテル・旅館 - 山梨県南都留郡山中湖村

ととのったっき〜

2021.04.30

1回目の訪問

『富士山天然水で富士山と一体化する至高サウナ』
【GW山梨、長野サ旅④】
未知のととのいと出会い、また一つマイベストサウナに加わった。

送迎シャトルバスでひたすら上がり、高台にそびえるホテルマウント富士。
満天星の湯へ向かう館内は浴場入口までサウナに力を入れていることが伝わってくる。

身体を清めて湯通ししたらロウリュサウナへ向かう。
ドアを開けるとikiストーブがお出まし。
L字2段座面の上段に座る。
テレビもBGMもなく、薄暗い照明でサウナとひたすら向き合うオシャレな雰囲気。
温度は90°Cで湿度はやや高め。
30分毎のオートロウリュだけでなく、常時噴射口からポタポタ水がストーンに落ちて湿度が保たれているようだ。
ライトアップし天井から一気に放出されるオートロウリュ時だけでなく、ダラダラと汗をかける。
サ室が混んでいる時は一時的に温度が下がり、熱さが物足りなく感じる。
だが、熱過ぎず我慢しないぐらいのセッティングが絶妙だと後ほど気づく。

サ室を出たらお待ちかね富士山天然水の水風呂。
バイブラとジェット付きの雲海なる広い水風呂があるが、掛け流し1人用の飲める水風呂オンリーとした。
浸かると16°Cと冷えている。
それよりもあまりにも水質が軽くて驚いた。
永遠に入っていられる気がするほど身体に馴染む感じから、経験上未知のととのいが待っている予感しかない。

水風呂を出たら露天エリアで外気浴。
ととのいイスやU字のリクライニングデッキチェアがあるが、どれに座ろうと関係なかった。
目を閉じた瞬間、身体が消えていくように軽くなっていく…
それはまるで富士山の頂から雪溶け水のように流れ落ちていくようだ。
露天エリアの先に森が広がっているため、鳥の囀りが聴こえてきてダイレクトに自然を感じられる。
さらに自然風が吹くと、まるで自身が風の一部となっているようだ。
かつてない富士山と一体化しているようなととのう感覚に、お馴染みの一言さえ消えていく代わりに感動が沸き起こる…

ととのいから目覚めた目の前には富士山の絶景が広がる。
さらに不思議なのは、富士山天然水効果か身体が軽く体調が回復しているように感じるのだ。
サウナ疲れがなく何度でも入れるような気がして結局4セットしてしまう。
その最終セットは日帰り客がいなくなり、貸切状態で18時30分のオートロウリュにて最も熱いサ室を静かに堪能できた。

サ飯は館内1Fの旬華で日本料理の御膳。
質の高い一品一品を五感でゆっくり味わう尊い時間だった。

宿泊者の特権である明日の朝ウナ。
再び富士山と一体化する時間が待ち遠しい。