【閉店】ホテルニューガイアイン中洲東
カプセルホテル - 福岡県 福岡市博多区
『さよなら思い出と静寂に包まれる孤独のサウナ』
8月末をもって閉店することになるという情報を聞き、以前福岡に遊びに来る時宿泊でお世話になったこちらの施設に今回はサウナーとして最初で最後のライドオン！
まずは受付のおじさんに見覚えがあって懐かしく感じる。
そして浴場に入って内装を見渡し、
「あ〜そうだったよなぁ」と呟く。
そう、呟けるほどBGMもなく静か…
というか誰もいない！
先に言っておくと、サ活中誰も入ってこなくてずっと貸切りでした！
サウナー目線でいうと、道を挟んで近くにウェルビー福岡があるのも要因だろうなぁ…
身体を清め、早速露天風呂に浸かると福岡観光の記憶が蘇る。
そのほとんどが中洲で遊んだ記憶ばっかりですが(笑)
さて、本題のサ室ですが、100°C近くの高温で湿度も良い感じ。
2段のうちもちろん最上段に座る。
テレビも時計もないので、小さいサウナストーンの可愛らしさを愛でることに。
実は入り口近くに座れば浴場内の時計が見えて確認できることに気づいたが、あえて見ないことにした。
そうすることによって自身の感覚に完全に委ねることができるからだ。
まさに孤独のサウナー。
己と向き合い、今だと思ったところでサ室を出る。
お待ちかねの水風呂は20°Cで塩素臭があるものの、加水による対流があるので冷たく感じる。
むしろ水風呂を独り占めできている優越感に浸れるのがいい！
休憩スペースとして座る場所はあるが、露天風呂の縁に腰掛けて外気浴！
ここなら中洲の夜風を気持ち良く受けられるのだ。
しかも人の声も車の音もせず静か。
誰もいないので、3セット目は縁に寝そべって天を仰ぐ。
まさか中洲近くで静寂のサウニングを楽しめるなんて…
一人静かに中洲の夜風で、ととのった〜！
〆の露天風呂に浸かりながら、今週は仕事が忙しく今週末にサ旅をするので今日で最後かと思うとやっぱり寂しい。
館を出る際、受付のおじさんに
「福岡に引っ越すきっかけを作ってくれたことも含め、ありがとうございました！」
と心の中で感謝！
サ飯は有名な博多祇園鉄なべの餃子と酢もつにビール！
最高しか言えない！
以前は観光がてら食べ歩きで行列に並んだ末に食べたなぁと思い出す。
今ふらっと入ってすぐ食べられるのは、このご時世だからこそ。
ほんとコロナの影響でサウナ施設がなくなるのは悲しいですよね…
最後にサ室内にあったプレートを心に刻んでお別れとします。
『サウナ浴のすばらしさは「さわやかさ」と「こころよさ」です。』
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