宝湯
銭湯 - 栃木県 宇都宮市
銭湯 - 栃木県 宇都宮市
「影のマイベストオブサウナ、日本の宝湯である」
【GWトウホグサ旅⑥ 栃木】
GWサ旅2日目は北関東を攻める中、名水ハンターとして東北入り前に北関東でどうしても寄らなければならない銭湯があった。
それは栃木のしきじと呼ばれる宝湯だ。
宇都宮駅からバスで現地に到着。
ここの至高の天然水を知らなければ何の変哲もない地方の銭湯と思うことだろう。
身を清め、全体的に熱めの湯に浸かる。
特に熱湯のバイブラ変わり湯がパンダ銭湯なる緑色の薬湯になっていたのはなんだか新鮮に感じた。
それでも地元の方々の挨拶とタオルマスク着用ルールのあるサウナルームは以前来た時と変わらない。
コンパクトな8人定員2段座面の遠赤外線サウナ。
110℃で湿度は中程度。
遠赤外線ストーブの熱を感じつつ、テレビを見ながら汗をしっかりかいているのだが…上の空だ。
なぜならサウナを出た後に待っている至高の水風呂、そして異次元のととのいが待つ外気浴を知っているからだ。
苦しくなったところであくまでも前座であるサウナを出る。
そして主役である天然水の水風呂だ。
澄んだ見た目にバイブラが誘惑してくる。
広い浴槽に足を踏み入れた瞬間、もう天国だった。
18℃という程良い冷たさにバイブラの気持ち良いという単純思考に陥ってしまう。
なぜなら全身にまとう天然水の優しさに数々入ってきた名水と水質の良さを比べるという思考を放棄していたのだ。
ずっとこのまま永遠に浸かっていたい…
そんな切なる願いは、浸かりながら既にととのい始めているため、もう出るしか選択肢はないのだ。
あまみまみれの身体で外気浴スペースへと向かう。
ととのいイスが無数に置かれたその充実ぶりは、サウナーにとって嬉しいもの。
そこに新しく頭までゆっくり置けるゆったりしたととのいイスが増えていることに気づき、一目散にそのイスへと向かっていた。
身体を全てイスに預けて目を閉じた瞬間、もう現実から離れた。
それはまるで天女に身体を持っていかれるようだ…
目を開けて現実に戻りたくない。
ずっとこのまま永遠にととのっていたい…
そんな切なる願いは、サウナーの経験で培った頃合いによって目を開ける時が来るのだ。
セットを終えるごとにこの異次元のととのいとお別れするという現実に対して、増している悲しい気持ちが物語っていた。
1年4ヶ月ぶりの再訪に至るまで数々の名水、名サウナに入ってきたがやはり…
影のマイベストオブサウナで、ととのった〜!
その後、宿泊兼朝ウナで再訪したザ・グランドスパ南大門内の焼肉南大門でサ飯にビールと焼肉が格別に美味しかったのは言うまでもない。
サ旅の表記紛らわしくて申し訳ないです。宝湯が個人的に北関東の聖地である認識に今回再訪して間違いありませんでした!
蕎麦とサウナさん、ありがトントゥです!
NORIさんもそうでしたか!ほんと水質の良い柔らかなお水に浸かると、天に召される心地良さととのいが待っているんですよね。だから水質の良い水風呂を求めて全国開拓してしまう(笑)
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