よしお

岡山出張。
一度目で良さは気がつかなくても、二度目でその良さを知ることって、生きている中でたくさんありますよね。
そう、ここのサウナ、一度目では全く良さがわからなかったんです。
きょう二度目のチェックイン。なんと前回と男湯と女湯が入れ替わっているではありませんか。
そう、今回のお風呂には半露天の整いスポットがあるのです。
岡山の繁華街の喧騒を眼下に、寝湯もある半露天仕様の整いスポット。
季節の湯もよかった。

前回が微妙だったので今回は正直朝飯付きの東○インに泊まろうか迷ったのですが、サウナに行きたくてここを選んで正解でした。
ほんと日入れ替えのサウナだと2回泊まらないとそのほんとの良さには気がつくことができませんな。

水をかぶれば即整う。

小樽出張。ホテルにサウナがあると知りチェックイン。近未来感あふれるフィンランドサウナ。

さてさて本番の水風呂ですが、
ここの本番は頭から水を被れるバケツ。
天井から垂れた鉄紐をひっぱれば
冷たい水を一気に丸かぶり。

ひゃーーーー
ぼくは初めて知りました。
サウナ後に大量の水をいっきにかぶれば、
そのまま即、整ってしまうことを。

そうなのです。
水の水温だけでなく、いっきにばさっ〜とかぶれば、いけてしまうのです。

と言うわけで、たったひとつしかない椅子に腰掛ければ、すぐに整いました。

2月中何度か泊まりましたが
いつも気になるのは、湯船が若干汚く感じるところ。せっかく新しいピカピカの施設だからせめてもう少しお掃除も頑張ってよ、といいたくなる場所でござんした。

名古屋のウェルビーを西方浄土と思うてありました私は、昨年、大阪の大東洋に足を踏み入れて西方浄土の更なる西の浄土を知りました。

そして今年、西方浄土の西の西の彼方に、
極楽浄土があることを知ってしまうのです。

神戸サウナ＆スパ

ここは平安の昔に清盛公が大和田泊を開いた時から続く千年の港だからなのか。
平安の都の貴族たちが来世の往生を願った、来迎を経験してしまった。

そう、水風呂で経験したことのない
ディープリラックスの境地を得てしまったのだ。

正直に告白しよう。
私はキンキンに冷えた水風呂はあまり好きじゃなかったのです。
だって冷たすぎるやん。

しかしここのフィンランドサウナにざっくり入った後、天井三回分をぶち抜いた屋上の水風呂、その温度11度に入って、身の毛もよだつ思いやした後、プールサイドに佇む木製チェアに座った時に、いつもとは違う鼓動を感じずにはいられませんでした。

ドクッ、ドクドクドクドク。
身体の温度の差の大きさに、心臓の鼓動の波が強く激しくなることを、初めて体感したのです。

ドクドクドクドクドクドクドクドク

身体中の毒という毒をドクドク出すように、激しい血脈の流れを実感して
その後にくる、全身のクラクラ→ディープリラックス。。。。

わたしゃ、はじめて極楽の境地に達した気がしました。

西には更なる西の西に極楽浄土のある
出張サウナ旅。
東海道新幹線という文明が、サウナの奥の奥があることを、西の西の浄土で教えてくれました。

ありがたや新幹線。

終電逃してしまい。
意図的ではないですよ。
二週連続大東洋へ。

テルマーレよテルマーレ。
ああテルマーレやテルマーレ。
どうしていつも人がいないの。

テルマーレって言葉がローマぽくて
素敵ですよね。
高濃度のテルマーレ。
いつも独り占め。

ロッキーサウナに、フィンランドサウナ
さらにテルマーレと5周ぐらいしたかな。
ずっと裸でサウナ周りをウロウロ。
テレビ見てウロウロ。

そして気がついてしまいました。
わたしゃ、サウナも水風呂も好きだけど
裸でこうしてウロウロしてゆっくりして、横になることが好きなんだと。
裸族なのだといえことを！！！

そう貴方も私もサウナーは裸族なのです。
裸でいることの気持ちよさに気がついてしまった人々です。そして裸でいる限り世界は平和なのです。人類皆裸万歳。

でもこの大東洋がいちばんのいやらしさたるところは、
さあ、いってくれ！ととのってくれ！と言わんばかりに休憩スペースが充実しているところ。
さあ、さあ、さあ、と寝転ぶ椅子が両手広げて待っている感じ、その色気たるや、すばららしきかな。

きょうも2回ほど昇天しました。
我が心の西方浄土に合掌。

目前にどーん！！と木曽川。
日本ラインをみながら整う神スポット。

可児名物・湯の華アイランド。

はじめてこの町に来た時、
タクシーの運転手さんに名物はなんですか！？と教えてもらったのがここ。

サウナの広さ、そしてカチカチの水風呂の良さもさることながら、
晴れた日中、面前に広がる木曽川どーん！！！！
その木曽川を愛でながら座る、座湯。
水墨画の世界へ誘われる整いスポット。

孤舟蓑笠翁
独釣寒江雪

誰でも行ける中庭のテラス席で、
木曽川の岩と流れの中で仕事もできる。
１日中ここにいたい。

セットスパで、中温ドーム。
高い天井を見上げながら「永遠」を感じられるのもまたよし。

可児名物・湯の華アイランド。
風景も。工夫も申し分がないが、なんだろう。こんなに褒め褒めポイントなのに100点をあげるきになれない。
そう、濃さがないのだ。
老舗銭湯にあるような、入ったあとに
ズシーンと来るような、蒸され浸され感というか、なんか入ったあとに感じるのはペラペラ感なのだ。なんと説明すれば良いのやら

サウナの心地よさ、
この微妙なさじ加減はどのようにして決まるのだろうか。

いっけんフツーのサウナ。
しかし、何度も入りたくなるほどよい湿度と温度。
この微妙なさじ加減はどこで加減しているのだろう。

館内は半身浴をオシ。
「全身浴よりも半身浴の方が健康に良い」というお医者さんのコメント看板とともに、ほとんどの湯は、半身浴仕様。

中でも嬉しいのは、寝湯の目線上にあるテレビ。
ここで半身浸しながら、何時間でもいてものぼせないのが、すごい。

そして何よりお得な値段
タオルも館内着も無料で貸してくれて600円！！！

ここの近くにある「お食事処こくぶ」は良いお店でした。

子どもといたので、
サウナには入らなかったが、
ここ、最高じゃないか。

絹の湯、そして露天風呂たまらない。
そして、今どき未就学児は親と同伴ならば2人まで無料で、大人でも500円以内にはいれるなんてばしょ、あるのか。

今度は子供抜きで、必ず来よう。

サウナに入った後に
赤い橋を渡った先にある、あの整いスペースで、整いたい。