sakyomos

そう、私はいま風早くんだ。
レジェンドゆうさんの熱波を受けたら、爽やかイケメンになってしまった。
ミントの香りに、小気味良いトーク。熱い風を受けるとミントが全身を内側から駆け巡り、そして気付いたら風になってしまった。
ありえない量の汗をかいた。香る汗。いやこれは湿気なのではないか。そんなことはもはやどうでもよい。
サウナ室から出てジュビナバスなる全身に360度からシャワーがあたる素敵な装置に入ると、ビートのきいた水が体を打ち、筋肉がほぐれ、爽やかになってしまった。
松本湯が好きだ。君に届け。

御殿場から帰るバスの中でも、未だ私の心は熱波を受け続けている。

一度の滞在で二度もロウリュサービスを受けた。もう完全に熱波の虜だ。奴隷だ。そうだ、熱波師検定Bを私も受けよう。

熱波を起こすに相応しい大判のバスタオルなら既に持っている。帰ったら鍛錬を積もう。アウトレットで買ったアディダスのイカしたジャージを着て。

知り合いのサウナ奴隷がこう言った。「ととのう、とは、身体がなくなって、椅子と同化すること」だと。

ベンチに座り壁にもたれていると、ほどなくして、冷えた身体じゅうにあたたかい血が巡るのを感じ、そして五感が強化された。

目の前のnano湯から立ち込める濃い霧と、キラキラ輝くお湯。
洗面器をカランと置く音やシャワーの音、子供の笑い声。
お姉さんのシャンプーの匂い。
さっき飲んだポカリの味。
身体中の血管が広がる感覚。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚がこんなにいつもよりしっかりと感じ取れるのに、それでいて身体がなくなった。不思議だ。どこまでが私の身体で、どこからがベンチだ？私はいま、感覚だけの存在。実体のない思念体だ。

多幸感溢れるととのいが約束されている銭湯、それが駒の湯。
44度もあるお湯に浸かった瞬間に、この後のととのいを確信する。

こんな素晴らしいお湯があるなら、もはやサウナはスキップしてもいいんじゃないかとすら思えてくる。でも、演歌の流れる風情のあるサウナ室に入らないのもなんだか寂しいので結局いつもサウナにも入るんだ。

もう、熱い冷たい休みを何往復したかなんてわからない。閉館時間というものがあってよかった。帰れないところだった本当に。

ありがとう駒の湯。おやすみなさい。

仕事終わりに二子玉の蔦屋家電でサウナの本を買ったその足で電車に乗った。宮前平駅の北口を出て、ひとけのない急な坂道を登ると、なんとも高貴な建物に辿り着いた。

数えきれない種類の室内風呂、露天風呂。幸せ。そしてユーカリオレンジの香りのとても広いサウナ。吉高由里子のドラマに見入って12分ほどあたたまり、水風呂にドボン。18度と優しい温度。

ととのいスポットは外にある。寒い。足が冷える。言うてる間にととのい。

無限ループしていたら閉館時間。ありがとうございました。

(平日21時30分以降は920円と大変お安い。最高。)

池尻大橋駅前の松屋で、はじまりたてのシュクメルリ定食を食してからいざ文化浴泉へ。
6セットもした。サウナ90度越え水風呂15度以下だとやはりととのいが違うと思うの。

初めて来ました。ロスコ。
ほんのりいい匂いのするミストサウナに夢中。
そして、アカスリでお肌すっべすべになってきました。最高。
これよりビールを飲んで優勝しちゃおうと思います。では。

のれんが変わっていましたね