どうもぴーすです。

何度目かの、ようじんやくとう。
最高だった！！！

たったひとつを除けばね。


思えば、

田辺温熱の灼熱の蒸気を何度も何度も潜り抜け、

湯のヤマヨで小さなスチームサウナの本当の蒸気の心意気を感じて、

わたくしの蒸気への強烈なる希求はかつてないほどの高まりを見せたとそう言われています。

そして何度目かのようじんやくとうなのです。

水風呂が井戸水。
サウナは蒸気の漢方サウナ。

心と体に最高にいいわけですとおのうわけです。
今回も最高だったのです。
人数もほどよく、水風呂も誰とも被らず。それはそれはよい時間だった。
水のなかでととのうわけですよ、ここは。


しかし、ごくたまにサウナや浴場には現れるのですよ。
浴場で欲情してるやつがね。
挙動不審なおっさんがいたので、ととのいながら観察していると、ととのって無防備になってる人々の股間をちろちろと覗き込みながら右手を下半身へ伸ばして物陰でｻｺｻｺｻｺｻｺｿｺｻｺと小刻みに動かしていらっしゃいました。
わたしもマークされて、私が入った直後に欲情おじさんもサウナインしてきましたが、３０秒も待たずに退出されました。温度計に水かけてオーバースチームストームという魔法をかけておいたので、ただの欲情おじさんにはしんどかったのだろう。

水風呂でも脱衣所でもマークされてしまったので華麗なるタオルさばきと井戸水かけ流しの気泡マントで股間を欲情おじさんの餌食にならないように守りきりました。

サウナは心のオアシスなので、
そういう人がひとりおるだけで北欧の美しい娘が丹念に育てたお花畑を踏みにじられたようなそんな気分になっちゃう。

欲情おじさん撲滅ステッカーを作って撲滅しようかしら。

サウナ：10分 × 3
水風呂：1分 × 3
休憩：5分 × 3
合計：3セット

一言：岐阜の町の古い歴史のなかで醸成された浴場。

土色の薬湯や青色のタイル張りの湯船には戦後の岐阜が歩んできた時間が溶け込んでいるようです。

サウナも趣があるし傾きもある！
結構ボロボロで暗くて熱源は女湯と協同なのでおばあさまたちの岐阜弁がサウナ室になだれこんできます。
フィンランド行かずともサウナ混浴あるじゃないか。
所々床板が傷んでいて遺跡の吊り橋を渡るかのような雰囲気。
でも、結構好きなタイプのサウナです。
独り占めだったので、ゆっくりできたし水風呂も掛け流しで清潔感。

何度も言いますが古くてボロボロです。しかし、岐阜の経済成長の汗を優しく洗い流してきた浴場の威厳のようなものがありますよ。
またいきたい。

サウナ：3分 × 12
水風呂：ありません。いりません。
休憩：5分 × 11
大休憩:30分から１時間×３


一言：前回の田辺さんは急いで帰らないといけなかったので今回は朝からゆっくり戦を仕掛けました。

天井傍の小窓から差し込む光が樽に当たり、麻の御座に寝転び、汗だくで天井を見つめていると不思議な気持ちになります。

ここはスコットランドの古いウィスキー作りの蔵なんですよ、と言われても　ああなるほど　となるし、

スペインの小さな村の教会ですよ、と言われても　ああなるほど、となる、とても静かで神々しく奥ゆかしい空間なのです。

テレビや雑音はなく、更衣室から微かにケルトミュージックがながれてきます。

少しすると、遠方からこられたサウナーの方がいらっしゃいました！
おかみさんに「○○さん(私の名前)初めての方なので入り方教えていただいてもよろしいですか？？」と委任されたので喜んで引き受けました！訪問２度目なのにもかかわらず名前を覚えて頂いているというホームサウナ感。

遠路はるばるいらっしゃったサウナーの男性と真っ暗な樽のなかや麻の御座の上でサウナ談義。

楽しかったぁ&ととのったぁ

先にその方は次の聖地へ赴かれましたが、最後のお互いの挨拶は、

「またどこかのサウナで！」

でした。

樽からでてからもう五時間たちますが、鼻腔の奥はまだ薬草の懐かしい香りが。

サウナ：10分 × 4
水風呂：1分 × 3
休憩：10分 × 3
合計：4セット

一言：徳川幕府へ嫁いだ和宮が中仙道の道中各務原のお水を飲んで、

いとうましまじうまみわかりみ

と呟いたらしいです。そりゃいい水なわけです。

こちらのサウナで初めてサウナの良さを知ったのが昨年の１０月頃。
自分の気持ちよさはなんだったのかと調べるうちにととのいの境地を知るに至りました。

それから岐阜付近のサウナでととのい倒しまくりましたが、水風呂の温度が体質に良く合うのか、恵みの湯が一番気持ちよいのです。

掛水のあとはもぐってよいという公認ルールなので掛水の嵐のあとに潜ります。脳が冷えるのがからだ的に良いことなので余計に気持ち良くなりますよね。

露天に薬草眠り湯があるので、
薬草湯に寝転び浮遊してとろとろになったあとにサウナに入りくたくたに蒸されます。そのあとにお水できゅっと〆ると、もうあれなんです。
すごく歯応えのある夏場のおばあちゃんちの素麺みたいになるんですね。すべてが。

恵みの湯は様々にリニューアルを重ねて成長過程のサウナです。
今後が楽しみな湯屋です。

ごくたまにサ室の床に寝転ぶ
「sauna dead」

サ室で激しい体操を一人繰り広げる
「壊れた操り人形」

掛水の量霧吹きワンプッシュレベル
「烏」

が出現します。

サウナ：10分 × 5
水風呂：1分 × 4
休憩：10分 × 4
合計：5セット

一言：ここに来るときは対馬の焼き塩持参してます。
汗だくになり、水風呂のわき水飲むのだけれど、水分過多とからだが認識してしまい尿として出ていってしまうので。塩分をとりつつ湧き水をのみます！
それくらいびしょ濡れの汗だくなのです。
いつも通りの暖かな接客。
たくさん車は駐車していて滞在客は多いはずなのに、サウナ→水風呂→湯船→休憩室→食堂と、それぞれが好きなルートでループしてるので、
いつも大体貸切状態が何度か経験できます。

いつも通りの冷たいくせにすごく優しい水風呂。しかし、まろやかだからずっと入っていられるように感じるけれど、オーバーフローで水流があるので羽衣なんかすぐに持ってかれます。なので　つんでれつんな水風呂なのです。

あいかわらずしょうが焼き定食うまい。なんだか、らっきょうが食べたくなったので食べていたらからだがほっする旨みでした。
なんでも体内の余分な塩分なんかを排出するシステムをらっきょうは内蔵してるらしいです。
すてき。

サウナのあとのらっきょう、お試しください。

大垣サウナからめちゃちかい。

サウナ：５分 × 10
水風呂：ありません
休憩：5分 × 9
大休憩：１５分×３

合計：3セット

蒸し　休憩　蒸し　休憩　蒸し
大休憩(爆睡)

蒸し　休憩　蒸し　休憩　蒸し
大休憩

蒸し　休憩　蒸し　休憩　蒸し
大休憩

貸し切りでした。
薬草の香りの蒸気のなかにすっぽりとはいります。

水風呂はないです。

暗闇のなか、蒸気にくるまれて自分の汗が滴る音、呼吸のおと。
自分がどこで何をしてるのかまったくわからなくなる空間です。

自分的には大休憩がとてつもなくリラックスできました。
いつのまにか眠っていて、おかみさんがもうふをかけてくれていました。

大垣はいいひとおおい。
いい場所多い。

絶対一度は経験してほしい場所。
またいきます。

サウナ：12分 × 4
水風呂：1分 × 4
休憩：5分 × 3
合計：4セット

一言：テレビなしサウナなのでみなさん目をつぶってメディテーション。岩盤浴ができるのであまりサウナに力を入れていないのかサウナと水風呂は小さめ。
露天風呂広いので、ととのい場所多数。椅子などはなく、岩やテラスやベンチなどでご自由にどうぞ。
あくまで温泉と岩盤浴に力を入れている施設なんですが、もう少し暖かくなれば武芸川の山々を見ながらのととのいが期待できそうなとてもよい環境でした！

サウナ：10分 × 5
水風呂：1分 × 7
休憩：8分 × 4
合計：3セット

一言：まずそもそもが大垣が好きで、なおかつ大垣の湧き水を汲みに行ったりしていた大垣の湧き水好きな身で、なおかつサウナが好きであるわけです。
そりゃもう大垣サウナを知ったときはそりゃもうぞくぞくわくわくしておった次第でして。
2020年初サウナは大垣サウナとなった訳でございます。

噂にたがわぬマイルドでソフトな接客で入店二秒で好感度はぶちあげ。
わくわくしながらサウナパンツバージンを奪われ、噂の水風呂をしばし眺めました。

お客さんたちの質が良いのか、
結構な混み具合だったのにも関わらず静かにゆったりとできました。
なるほど、我らサウナ人　なのか。
と、合点。サウナによっては、ただ不快な思いをするだけのサウナもありますからね。

飲める水風呂ということで、噴き出して流れてくる水を手ですくい飲みましたが、いくらでもがぶがぶのめる口当たり。新鮮で清潔なおいしい水。ついさっき神様がつくりだしたお水です、みたいな雰囲気です。
なんだただの極楽か、と思いました。混雑していたのに、
何度か貸し切り状態を体験して、水風呂の縁に座ってひとりでにやついていました。
なんだただの極楽か、と思いました。大垣サウナの為だけに大垣に転居するというのもまったくアリだなと水風呂に浸かりながら真顔で考えておりました。
途中で大垣サウナ館内着を着て、
特製ころうどんと馬刺を食べました。少し濃い味付けが心地よく、ただの極楽でした。
帰りの車のなかでひたすらにととのい、菩薩のような顔で家路に着きました。
翌日に会社の女子に、
「なんか今日顔が違う！眼がキラキラしてる！」と言われました。
大垣サウナの効能です。
回数券買います。
大垣すみたい。