2020.01.03 登録
[ 東京都 ]
例によって平日に有給をとり、今回は15時から21時までの6時間滞在。
前回訪問時が薪サウナオープン直前だったため、薪サウナも含めた「かるまる・完全体」を堪能するのは今回が初。平日の薪サウナは19:00〜稼働のため、夕方にケロ→岩→蒸し×2、夜に薪→ケロ→薪の合計7セットを堪能。
相変わらず、かるまるのケロサウナは素晴らしい。コロナ対策でサウナ室内の人数制限、会話厳禁とされたのもより質の高いサウナ体験という面では功を奏している。ケロ10分→サンダートルネード30秒→やすらぎ2分→外気浴5〜10分のコンボは正にオールスターという感じで、都内サウナでこれを超えるセットはないと思う。
岩サウナはアウフグースありきみたいなところがあり、また定期的な強制換気のためあまり温度が上がらず、やや消化不良。
蒸しサウナは利用者増加のためか前回訪問時のような入った瞬間逃げ出したくなる超熱気はなかったものの、10分も入っていればしっかり蒸されて肌は真っ赤になる。
そして初体験の薪サウナ。これは本当に衝撃的だった。中は真っ暗で、少しカラッとしていて、煤の匂いが立ち込めていて都会を忘れる。また足元、ちょうどイチモツが映り込まないくらいの高さまで鏡が設置されていて、入り口付近にある薪ストーブの中で火がパチパチと音を立てながら燃え盛る様子も眺めることができ、視覚、聴覚、嗅覚、そして触覚の全てでサウナを楽しめる。こんな施設、都内では他にないだろう。薪→アクリルアヴァント→外気浴の動線も最高で、これと10階ジャグジーだけで余裕で1500円以上の価値がある。
というわけで、今回はサウナ飯も食べたし大大大満足。
ところで、かるまるに平日昼間から行くことの何が良いかというと、
①空いてる
②明るい空を眺めながら外気浴できる
③外気浴してても下の階の焼肉屋の匂いがほとんどこない
主にこの3点が満足度をより高いものにしてくれるからだ。ただ薪も楽しんでほしいので、できれば夜までいてほしい。5時間、6時間過ごす価値は充分にある。総合力では安定の都内No.1施設。
男
[ 東京都 ]
高齢者もパタリと姿を消した夜の巣鴨駅から、白山通りを北上して約10分。地元民の人通りすらまばらになったうら寂しい場所にあるここニュー椿は、幹線道路沿いにありながら見落としてしまいそうなほど地味な外観。しかし2階で受付をし、3階へ上がると月曜だというのにそれなりに人で賑わっていて驚く。
身体を洗い、まずは薬湯へ。生姜効果でじんわりと温まる。他にもジェットバス、バイブラバス、露天、水風呂など銭湯としても大充実ではあるが、今回はスルーしてサウナへ。
サウナキーを使ってサウナ室に入るパターンはこれまでに何度も経験してきたが、ニュー椿ではサウナキーを使って扉を開けるとサウナ利用者専用の休憩スペース、水風呂、シャワー、そしてサウナ室が2つと広大な空間が広がっており、なんだかワクワクする。
まずは手前のハーブサウナへ。あっつっっ!!
室温は90度弱とそこまででもないが、椅子や塩が熱い!全身からブワッと汗が噴き出す。途中で塩を追加し、さらに発汗を促す。テレビの音も耳に入らない。
5分程度で一度上がり、シャワーで全身を清めてから水風呂へ。
キンッキン、ではない。温度は20度くらい。しかしながら強水流効果で冷感はしっかりとあり、それでいて温度自体は高くないのでゆっくりと浸かっていられる。
何人か人が入ってきても、豊富な水量のおかげで温度は安定しており、ギリギリぬるくなることがないというバランスが素晴らしい。
2分ほどで水風呂を上がり、完璧に冷めた全身の体重を休憩スペースの椅子に預ける。溶ける、脳みそが溶ける〜〜ッ!!!!
いきなりやってきた久しぶりのガッツリととのう感覚。そのまま上がっても良かったが、まだメインがある。
ロッキーサウナ!あっつううぅい!!!!入った瞬間、超高湿度の熱気が殴るように襲いかかってくる。温度自体は86度くらいと決して高くはないのだが、2〜3分に1回、中央に配置されたサウナストーンに水が供給されるオートロウリュによって、湿度が常時最高レベルに保たれており、体感温度が凄まじい。ロウリュのピッチが早すぎて、もはや水が出てもサウナストーンはジューと音を立てることもない。
部屋全体が暑いが、特に2段目の上部は凶悪で、腕を天井付近に近づけると、やばい空気が滞留しているのに気づく。空気循環がもう少し行われたら、もっと凄いことになるかもしれない。
そして水風呂。相変わらずこの水風呂はやさしく、また2分。そして休憩スペースで10分。この1セットでさらに脳みそがグルグルに大回転し、それを繰り返すうちに、全身の筋肉が弛緩する。
久々に、疲れるくらいサウナを堪能した気がする。また来ます。
男
[ 東京都 ]
3ヶ月ぶりの本格的なサウナは、近いけれど普段あまり行くことのない大塚へ。
1階は大塚記念湯という銭湯だが、2階のサウナはサウナニュー大塚と、同じ受付を通るのにフロアごとに施設名が変わるという世にも珍しいスタイル。当然ながら別料金。不思議なシステムに戸惑っていると、愛想のいい受付のおばさんが丁寧に説明してくれた。
施設はいかにも古い昭和のサウナといった趣だが、非常に丁寧にメンテナンスされているのだろう、ロッカーも、トイレも、浴室も、休憩室も、嫌な感じの汚れが全くない。そして脱衣場の天井や、浴場のタイルには洋風アンティークなタイルが敷き詰められ、浴場の壁には裸婦像。これらが強く主張するわけでもなくさりげなく空間に調和していて、好感が持てる。
さて、肝心のサウナ。
土壁で覆われた広い空間。遠赤外線のストーブ。サウナの説明が書かれた壁の鉄板は、よく読んでみると誤植が。室温は、私が入ったときは104度くらい。湿度は低く、遠赤外線効果でじんわりと温まる。人も少なく、都心のサウナでは珍しくのんびりと時間が流れる。テレビがないのも時間の遅さを後押しするようだ。息苦しさゼロ。ずっといたいくらい。常連らしき人は皆、脱衣場横の本棚から取り出した漫画を読みふけっていた。壁にはデカデカと「本・雑誌持ち込み禁止」の張り紙。これはこれで「大塚」っぽくて嫌いじゃない。
水風呂は、表示19度。でも、確実にそれよりは冷たい。底からの水流効果だろうか?16〜17度くらいといったところ。水量十分。
そして休憩は外気浴スペースへ。床が軋むのが気になるが、真新しいととのい椅子が4つほど置かれている。腰掛けて目を閉じていると、時折、建物のすぐ裏手にある都電荒川線が走り抜ける小気味良い音が響く。ぬるい夏の夜風が顔に吹き付け、体から熱を奪う。ああ、最高。
古い良さを残しつつも、電子マネーに対応しているなど、丁度良いバランスで新しさも取り入れている。これだけのクオリティの施設が、山手線の内側で、たった1000円で維持されているというのは、ちょっとした事件だと思う。今後も長く続いてほしい。
男
[ 熊本県 ]
遂に来てしまいました西の聖地・湯らっくす。
東の聖地・しきじがシンプルで無骨な昭和サウナなのとは対照的に、こちらはサウナ3種類、温泉、外気浴、そして食事も超本格的で休憩室も大充実のワンダーランド!
1時間ごとに行われる本格サウナのアウフグースはギッチギチの大混雑だったが、しっかり熱く大大大満足。熱波師福永さんのタオル捌きがうねうねしてすごかった…。
スチームサウナでは塩を全身に塗り込んでいたら蒸気が一気に噴いてきて目がやられた。代わりに肌がすべすべに!(ちなみに顔には泥パックもある)
そしてメディテーションサウナ。特徴は
①岩サウナ
②うっすらとヒーリング音楽が聴こえるが、ストーブの音などもなく限りなく無音に近い空間
③真っ暗
④セルフロウリュができる
の4つ。特に②と④が大きく、文字通り瞑想できる空間で、かつしっかり熱い。歴代で行ってきたサウナ室で、ここが1番好きかもしれない。
また、水風呂も最高。上から降り注ぐMADMAXの滝のすごさはもちろん、171cmの深部の冷たさがえぐい。
最後に外気を浴びながら明日で休んだあと、ぬるめの露天風呂で半身浴。
ここは間違いなく、誰が来ても100%満足できる、そんなクオリティ。都民には遠かったけれど、必ずまた来ます。
[ 東京都 ]
銭湯・サウナ・温泉のお風呂文化大好き青年にとって、3拍子揃ったここますの湯はいつか行ってみたい場所の1つだった。遂に念願が叶った……!
リニューアルしてまもないため、施設は派手な装飾こそないながら非常に綺麗。
全体に雰囲気が明るい内装とは対照的に黒い泉質の黒湯温泉と、ぬるめの炭酸泉。お湯だけでも圧倒的なクオリティだけれど、これに無料のサウナが加わるのだから驚きだ。
サウナ室は表示104度だが、少し乾いており体感はそうでもない。中身はオーソドックスなボナサウナという感じで、テレビ等はなく、10分の砂時計が2つ置かれているだけの無音の空間。それでも照明が明るいおかげか、不思議と無骨な感じはしない。
そしてここの名物。黒湯(冷泉)掛け流しの壺水風呂!水温は17〜18度のはずだが、水質がやわらかく、水風呂が苦手な人でもこれなら入れると思う。
都心から見るとやや郊外にあり、また東急池上線沿線ということで、行きづらいのが難点。ただ、ここは駅から近いし、もし沿線に住むことがあったら、確実にヘビーローテーションすると思う。
男
[ 東京都 ]
リニューアル後、初めてのニューウイング。ただ「テルマーレ改」以外、大きな変更は見られない。
新キャストを確認する前に、まずはレギュラーメンバーからということで、ボナサウナへ。
熱い、、、熱すぎるッ!!!
最上段は言うに及ばず、2段目でもハンパじゃない。時々噴き出すオートロウリュの蒸気で、常時湿度高めに保たれており、汗がブワッと出る。
そして2周目からテルマーレ改へ。
ぴったんこカンカンが流れていて、広く、明るく、少し騒がしめだったボナサウナとは一転、狭く、暗く、有線放送が流れていて、温度も低め。時計がないので時間は流れてくる音楽の一曲あたりの時間から推測するしかないわけだが、なんとなく、ボナサウナとテルマーレとでは流れる時間の速さが違う気がする。セルフロウリュで充満するアロマ水のスーッとした香りもよく、リラックス効果抜群。これは良い!
また、ここの最大の特徴でもある巨大水風呂は健在。ダイバーよろしくドボンと背中から沈み、潜る。うわっ、冷たい!
しばらくサウナに行けていなかったからなのかもしれないが、16度という温度以上にしっかり冷やしてくれた印象。
自宅から遠いのが難点ではあるものの、毎度安定して、非常に満足度が高い施設である。また行きたい。行きます。
男
[ 東京都 ]
ここは銭湯としてなら個人的都内No.1を争う施設。とにかく安い、綺麗、お湯の種類が多い!
サウナ室は表示86度だったが換気が良すぎるため実際は70度台だと思われる。しかし余計な音がないのでじっくりじんわり温まり、心地が良い。また、サウナマットが置かれているというのも嬉しい。
水風呂は20度だが体感はもう少し冷たいか?程々のひんやり感でじっくり浸かれる。
銭湯なのに露天があるので、休憩も外で。半年前にはなかったととのい椅子が置かれている。露天風呂の寝湯でぷかぷか浮かびながら休むのも至高だが、ととのい椅子に腰掛け、寒の戻りで首筋を通過する冷気にじっくり冷やされるのもこれはこれで良い。
しかしこれだけ素晴らしい施設でも、新型コロナの影響なのか人は少なかった。空いているのは嬉しいが、早く客が戻ってほしいとも思う、もどかしさ。
男
[ 東京都 ]
ここは静かな時間帯にのんびり楽しみたいので、必ず平日に有給を取って行くと決めている特別な施設。今日も少し短めではあったが4時間超の滞在。
なかなか休みが取れなかったため開店直後以来約2ヶ月ぶりの訪問になったが、この2ヶ月でいろんなものがマイナーチェンジされていた。
まず1セット目はケロ。個人的に都内ナンバー1のサウナ室。温度は96度とアツアツで、セルフロウリュのアロマ水は少しだけ1回の放出量が増えたかな?ハッカ系の良い〜香り。
水風呂はサンダートルネード。ついに念願のシングルサンダー!ぐぉぉぉ、と呻き声が漏れる。リクライニングに寝転び、1セット目から脳味噌大回転。
2セット目は蒸しサウナ、の予定だったが、
しきじの薬草サウナと同等以上の超強力蒸気で、わずか2分で退却。この時間では芯まで加熱されなかったため岩サウナに入り直すも、自律神経がイカれてしまったのでここも3分と耐えられず、退却。やすらぎと岩風呂でリセットし、今度こそはとケロサウナで3セット目からのアクリルアヴァント→外気浴のコンボで再び昇天。
1度風呂から上がり、ライブラリースペースで休んだ後、21時のアウフグースで1セット。かなり熱くてリタイアしたが、ヴィヒタの香りが心地よく、大満足。
かるまるはサウナや水風呂、そしてお湯の種類の豊富さばかりがフォーカスされがちだが、こまめに補充されるタオルや飲料水、そして前回訪問時より明らかに増えたPOPや張り紙の数々。どこのフロアにもスタッフが立っていて、本当にしっかり人的コストをかけて丁寧に店舗運営されているのが伝わってくる。
明日からはいよいよ薪サウナがスタートし、かるまるの全貌がついに披露される。これで一旦の完成、となるのかもしれないが、今後も泥臭く、人の手を使って日々改善、日々進化が続く施設であってほしいと願うのみである。
男
[ 東京都 ]
今日は1日中凍えるように寒くて、外出先で絶対今日はサウナ行くぞと心に決めていたのに、時間的な問題で家へ帰ることになり、それでも諦めきれずに来たぜ松の湯。終電なんか、一切気にしなくて良いところにホームサウナがあることに、圧倒的感謝!!!!
22時過ぎの入店にもかかわらず、9つしかないサウナロッカーの過半数が埋まるという異例の混雑だったが、無事サウナには待つことなく入れた。
身体の芯から冷え切っていたため、深部体温が上がるまでに少し時間を要したものの、4セットこなしてきっちりポカポカ。
自販機のポカリを飲み干して、帰路につく。凍えるような寒さも、外気浴と思えば、案外悪くない。
男
[ 東京都 ]
高田馬場と中野から1駅の好立地にあって、混雑で有名な東西線でもっとも利用者の少ない駅、落合。
小滝橋側出口を降りて徒歩3分、周りにセブンイレブン以外ろくな灯りが見えない閑静な住宅街の中に、この松本湯はある。外見は至って普通の銭湯。なんというか、昭和感満載。
しかし、ここはその辺の寂れた街銭湯とは、一味も二味も違う。
まずなによりも、広い!!!!
番台前の休憩所も、脱衣場も、浴場も全てが都心の銭湯の規模ではない。
洗い場の数も多い。備長炭風呂は深さも広さもあり、ジェットバスは種類も数も豊富。
そしてサウナ。10人くらいは入れる銭湯サウナとしてはかなり大きめの規模。しっかり熱めの96度で、程よい湿気が心地よい。サウナ室内にはジャズが流れ、ゆったりと瞑想することができる。また、サウナマットが常設されているのもありがたい。
続いて水風呂。サウナ室とは対照的にコンパクトサイズで、表示温度は16度。しかし狭い浴槽内を水流がうねうねしており、体感は14度くらい。
最後に休憩。銭湯サウナとしては破格の、ととのい椅子が4つ。これは嬉しい!
近年オープンしたサウナ専用施設と比べると、ここはいかにも古くて、野暮ったい印象。だが古さを感じさせない清潔感や、サウナ〜水風呂〜休憩までの動線など、随所に店主の銭湯に対する愛情が感じられる。また脱衣所にはアンケートも置かれているなど、よりこの施設を良いものにしていこうという気概も見える。初訪問にして、大好きな施設になった。
カップルで来るような場所ではないが、おじさんばかりが集まる場末感もない。あえて言えば、「家族で行きたい場所」かも。今の家からは電車で1駅と近いので、引っ越さない限り、たまに行って応援し続けたいと思う。
男
[ 東京都 ]
休日出勤帰りに改良湯へ。ビジネスパーソンの多いエリアなので平日は混んでいるが、日曜なら空いているかと思ったら入って早々5人ほどのサウナ入室待ち行列ができているのを見てガッカリ。家族連れもおり、むしろ多いくらい。とにかく、「銭湯」としてはありえないほどの人だかり。ちなみに、私が出るときには男湯の入場制限がかかっていた。いや本当に、いつでも混んでる…。
しかし、青色の間接照明などを駆使して薄暗い浴場、対照的に暗闇に浮かび上がるように光る浴槽。中には炭酸泉と中温風呂の2種類のお湯。何より、どの部分を見渡しても細部までメンテナンスされていて綺麗。まるでチームラボの施設にでも来たようなアトラクション感は、そりゃ休日も混むわけだなと納得せざるを得ない。
そして肝心のサウナ。室内は102度と高温で、サウナストーブの目の前や上段は特に熱い。間接照明のみで照らされる、浴場よりもさらに1トーン暗い空間に、細身の男性8人がギッチギチに詰め込まれているにもかかわらず、不思議と暑苦しさは感じない(暑いけど)。間接照明だけでなく、小さめの音量で流れる洋楽が、お洒落さを増幅させている。
10分ほどでサウナ室を出て、水風呂へ直行。温度は17度だが、冷感しっかり。そして何より水質がやわらかい……!包み込まれるような感覚に恍惚しながら2分。
ととのい椅子が少ないため当然難民となり、やむなく近くの風呂椅子に座って目を閉じたのだが、自分でも驚くほどあっという間に、宇宙へ……。
混雑による不便さは多少感じるものの、それを上回る暴力的な満足感。これで銭湯+サウナが820円なのだから、銭湯サウナとしては決して小さくないキャパを大幅にオーバーしてしまう今の状況も仕方ないのかなぁ、と許せてしまう。
ちなみに今日はロッテとのタイアップで「くーりっし湯」というイベント風呂をやっており(中温風呂がみかん風呂だった)、20時からクーリッシュを無料配布していた。こういうマーケティングの「場」として銭湯サウナを活用する新しい試みが「渋谷」で行われているということも、なんだかこの土地の勢いを象徴しているようだなと感じる。
男
[ 東京都 ]
我が愛してやまないマイホームサウナ。ここが今の自宅から徒歩圏内であることがとても嬉しい。
中身は至って普通の古い銭湯サウナという感じで、銭湯だけなら種類も広さも本当に平凡。
他の銭湯と少し違うところとしては、早稲田大学とほぼ隣り合っているため、昭和な銭湯でありながら利用客は大学生が多く、特に夜は若者の声で賑やかなことくらい。
しかし、サウナはちょっと勝手が違う。
専用の鍵を使って入ると、こじんまりとしたサウナ室の中はムワッと暑い。温度計を見ると84度とそれほどでもないが、湿度のせいか明らかにそれよりも体感温度が高い。5分もいると、腕につけているサウナ鍵が火傷するレベルに熱くなっている。
そして中には5分の砂時計が2つと10分の砂時計が1つあるだけという無骨すぎる空間。隣り合う浴場の誰かが身体を洗う音、大学生たちの会話が中身が聞き取れないレベルでうっすらと聴こえてくるくらいで、このくらいの騒音ならばむしろASMRだなという感じ。ゆっくりストレッチをしながら入っていると、筋肉だけでなく心まで緩んでいく感じがする。
サウナから出るとすぐ右手に水風呂がある。15度。キンキンというほどではないが、サウナとの温度差も味方してか、しっかり冷たい。バイブラなどがあるわけではないため、ほんのりと温度の羽衣に包まれ、いつまでも浸かっていたい安心感。
そして風呂椅子を片手に洗い場の端に移動。壁にもたれかかり、ゆっくり休む。ああ、幸せ……。
早稲田大学からは近いため利用客は多いものの、駅からも遠いし、サウナーが訪れるにはやや不便な場所にある。しかしこの無骨だが腕は確かなサウナの味を、もっと多くの人に知ってほしいなぁと、ホームサウナーの1人として思う。
男
[ 東京都 ]
池尻大橋に程近いオシャレ銭湯サウナ。まず玄関の赤い暖簾がおしゃれで、中も中華レトロ風の装飾、暖色系の照明。ギターやサックスなどのインストゥルメンタル音楽が流れ、何よりも綺麗。銭湯ではなく、カフェにでもきたような雰囲気。
#サウナ
訪問時は97〜98度くらい。湿度も高く、銭湯サウナにしてはなかなかに強力。特にヒーター前が熱い。脱衣所で聴いたインストゥルメンタルが流れ、リラックスへと誘う。
#水風呂
水風呂は小さいながら14度、しかもバイブラがあるため体感は10度くらいとかなり冷たい。思わず「おっ…」と声が出る。
#休憩スペース
浴室内にととのい椅子2つ、脱衣所に1つ。脱衣所にととのい椅子があるのは改良湯と同スタイルだが、浴室内にもある分まだこちらの方がとりやすい。小さく流れる音楽と、扇風機の風。ああ、キマる。
#お風呂
風呂はジェットバスと薬湯の2種類。やや熱め設定なので交互浴でも十分楽しめる。ちなみに薬湯はnano湯とこれも一風変わっておしゃれ。
#総評
個人的に好きな改良湯、梅の湯、万年湯などの都内の綺麗目サウナのいいとこ取りしたようなクオリティで、個人的銭湯サウナランキングでは完全優勝。これでランステにも使えるなど、本気で池尻大橋に引っ越そうか迷うレベル。
男
[ 東京都 ]
週初めに会社の人と一緒にサ活。おそらく自宅近所にあるサウナ施設の中ではもっとも有名かつ巨大な施設だが、その価格帯ゆえに1人で行く気にはなかなかなれず、今回が初めての訪問。
#サウナ
高温サウナで3セットのみ。体調不良だったからなのか、高温サウナデーだったからなのか、やたらと熱く感じた。サ室内は、オートロウリュで程よく湿度も高く、広くて快適。
#水風呂
唐辛子水風呂、なるものをやっていたが、正直普通の水風呂との違いは感じなかった。唐辛子が古かったのか?
しかし表示16度よりも冷たく感じる水風呂は深くて水量も多く、ある程度人数が入っても水温が変わらないというのは本当に素晴らしい。
#休憩スペース
こんな新宿という大都会にあって外気浴ができるだけでも超優秀だが、寝転がり風呂が休憩スペースとしては至高。身体の半分を外気に晒しながらプカプカ浮かべる。また、露天風呂になっている温泉「神代の湯」もとても気持ちいい。
浴室の外に出て、地下へ行くと無数のリクライニングチェアが並んだ休憩スペースがあるが、ここがまた程よく暗くて、ヒーリング音楽も相まってよく眠れる。おじさんのいびきの音だけが余計だが。
#総括
全体的に綺麗で広くて施設も充実していて、高いけれど高いなりの付加価値は生み出せている優良施設だと思った。1人ではなかなか行きづらいが、これだけ綺麗ならカップルで来るのも良いのだろうと思う。
男
[ 東京都 ]
赤羽でハーフマラソンに参加し、脚ボロボロの状態で到着。ザ・昭和のサウナという古い建物だが、更衣室は結構綺麗。最近は都心の人気サウナともなるとどこも土日の昼間から入場制限になるようになってしまったが、ここは空いている。また値段も90分1,100円と安いのもありがたい。
まず体を洗い、炭酸カルシウム泉に浸かる。適度に熱く、全身を血が駆け巡る感じ。疲労がドッと抜けていく。とてもよい。
#サウナ
サウナは2種類。98度の高温サウナと、70度くらいの遠赤外線サウナ。どちらもカラッとしている。遠赤外線サウナは15分くらい入っていたが、自分の入っていた時間には他に誰もいなかったので、全身をくまなくストレッチしてホットヨガ状態だった。高温サウナはそんな小細工をしなくてもかなり強力。2段目に行くと耳がジリジリと焼かれるような熱さを感じる。ただ湿度は低いので、暑さのわりには結構長く入れる。
#水風呂
水風呂は水温13度くらい。ただジェット水流がすごいので体感はもっと冷たい。かるまるのサンダートルネードに近い印象。そしてこの水温もさることながら、この水風呂最大の良さは、その深さ。立て膝でほぼ肩まで浸かれるくらい深い。冷たい水流もあり、高温サウナに熱された身体が効率よく冷える。
#休憩スペース
ととのい椅子などなかったので、仕方なく浴室の洗い場の風呂椅子に座り、休む。空いているので、洗い場を陣取って休んでいても、特に文句を言われることはない。
#その他
こぢんまりとしてはいるが総じてレベルも高くかつ空いているため、少し郊外にあっても行く価値は十分にあると思う。ちなみにコスモプラザは赤羽の飲み屋街「1番街」の中にあるため、お店を出たら各所で昼間から飲んでいる人の声が聞こえる。次来たときは、1番街でサ飯にするのもいいかな。
男
[ 愛知県 ]
正月サウナ遠征の最後はやっぱりここで。栄店は昨年5月にも来ているので2回目。
そういえば前に偶々自分の目の前でサウナに入っていたサウナ王が「ウェルビーは毎年進化している」と話していたのを聞いたのだが、本当に半年前とは違っていた。
#サウナ
広い高温サウナと、こじんまりとした森のサウナ。今回は高温サウナ3回、森のサウナ1回でフィニッシュ。
森のサウナの素晴らしさは他の方の投稿に任せるとして、個人的に驚いたのは高温サウナの変化について。
まず入室した途端、思ったのが「あれ、なんか暗い?」。おそらくだが、半年前より照明が暗くなっている。森のサウナの暗さが好きな人間としては、結構嬉しい。
次に驚いたのが、ロウリュの変化。今回は19時と20時のストレッチロウリュを受けたが、これは最初に簡単なストレッチをしてから、サウナストーンにアロマ水を注いで室内を蒸気で満たした後に正面3回、背面3回をタオルで扇ぐというのが基本メニューのよう。ただ、熱波師にアレンジが一任されているのか、各回でストレッチのメニューも違えば、アロマ水の掛ける量も違う、おかわりの有無も違うなど、かなり自由な印象。19時の回はとにかく掛ける水の量が尋常じゃなく、桶に入りきらないアロマ水を別の容器に入れて持ってきて継ぎ足したりしていて、久々に「痛い」アウフグースを体験。逆に20時の回は2回掛けて空気を循環、また掛けて循環というオーソドックスなスタイルで、ゆっくりと体感温度が上がる。それぞれ良さがある。
#水風呂
15度の深い水風呂と、4度のアイスサウナ、そして冷凍室。全てが良い。アイスサウナは初訪問の際、20秒もたずに脚ガクガクになった個人的トラウマの水風呂だったが、日々の鍛錬(?)の賜物か、今回は1分近く入ることができた。どうやらしっかりサウナで身体を温めれば、案外いけるらしい。
#休憩スペース
外気浴がない代わりに、ラップランドの休憩スペースは、ヴィヒタの香りと、鳥のさえずりの音、そして指向性スピーカーで頭部にだけ響くゴォーという音で、全身リラックスできる。最高。
#その他
今回は食事処で夕食も食べた。ロウリュまでの20分くらいの時間だったが、注文した台湾ラーメンをすぐに提供してくれて本当にありがたい。食べてる間はそれほど辛いと思わなかったが、直後のロウリュの際、口の周りがヒリヒリして熱かった。
#ダメ出し
今回、高温サウナの足湯のパネルが外れていたり、森のサウナも含むラップランドエリアの床がぬるぬるして滑りやすくなっていたり、メンテナンスにやや不備があったのが残念。大好きな施設なので、スタッフの皆様には安全第一でお願いしたい。
男
[ 愛知県 ]
会社の中部支社にいるサ活仲間から「名古屋にくるなら少し遠いけど絶対イーグルは行ったほうが良い」と再三推されたので、訪問。名鉄知立駅から徒歩約10分、コインロッカー難民がキャリーケースを押して行くには少し遠かったが、なにせ施設が大きく、遠くからでもわかるので、迷いようがない。
#サウナ
サウナ室は90度弱で、湿度まあまあ。1分くらいで身体が汗に覆われる。3段目まであり、30人くらい入れる巨大サウナ室だが、土曜の昼間ということもあって平時は3〜4人が常駐という程度でガラガラ。と思ったら、16時のスーパーロウリュの時間には結構いっぱいになった。
今日のスーパーロウリュはミモザのアロマ水。熱波師のかわいさんが1回、2回とサウナストーンに水を掛けて温度を上げていく。その後、空気を循環させるためにまずタオルで扇ぐのだが、そのときのパァンという音が素晴らしい。期待に胸が膨らむ。一通り蒸気をサウナ室全体に広げた後、いよいよ大団扇で扇ぐ、のだが、人が多いせいもあってか少し弱かった。あのタオルでやって欲しかったなぁ。これを3セット繰り返す。ちなみに自分は2段目にいたが、3段目の人達は早々に退却していったので、結構熱いのかもしれない。2段目でも充分汗が噴き出る。満足。
#水風呂
ここの名物はなんといっても2種類の水風呂だろう。水風呂同士は隣り合っていて、1つはなんと7.7度(自分が入ったときは7.5度だった)、もう1つは17.5度。シングルの方はとにかく深いのも特徴で、ドボンと潜れる。個人的には、シングルの方で30秒、17.5度の方で1分浸かり、文字通り手足ふにゃふにゃになってから外気浴に直行するのが最高だった。
#休憩スペース
休憩スペースも多く、ととのい椅子が外にも中にもある。数もたくさんあるので、都内では最近ありがちな椅子難民になることもなく、快適に休める。外気浴スペースでは、時折通過する名鉄電車の音と風の音しか聞こえない。郊外ならではの静けさだなぁと思う。
#その他
館内がとにかく広い。値段を考えても、サクッとサウナに入って帰るというよりは、長時間滞在するのが良いのだろう。
食事処は、値段も手頃で、自分は中華飯を食べたが、味も量もいい感じ。悪い意味で名古屋感を感じる味の濃さ、などは一切なかった。
休憩ルームのリクライニングチェアは一体いくつあるのだろうというくらい数が多く、所々から爆睡しているおじさんのいびきが聞こえる。漫画も種類が豊富。食後に毛布を被って寝そべっていたら、自然と落ちてしまった。今度行くときは、5〜6時間滞在コースかな。
男
[ 岐阜県 ]
2020年初サウナは祖父母の家の近所にある大垣サウナで。こんないいサウナがこんな近場にあるなんて、もっと早く知りたかった。
#サウナ
サウナ室はカラッと110度。そもそもの利用者が少ないため待つことはないが、2段目など結構熱いので比較的回転も早い。テレビがついている。ロウリュはできないが、この熱さなら個人的には充分。ジメッとしたのが好きな人にはやや物足りないかも。
あとサウナではサウナパンツが使い放題なので、衛生面が気になる人も安心して使えるのは嬉しい。ちなみにタオルも使い放題。
#水風呂
水風呂はスペックを見ると14度らしいが、温度計がないので実際のところはよくわからない。ただ入ってみた感じ結構冷たい。14度は妥当かも。こちらも同時に5人以上は入れそうだが、人が少ないので基本的に広々使える。温度も一定。
ここの水風呂で特に目を瞠るのが、その水量。常になみなみで、注ぎ口から流れ込む水量も多いため溜めきれずに水が床へ漏れ出している。人が入ると洗い場まで冷たい水が流れこむ。さすがは水郷・大垣。
#休憩スペース
浴室内にととのい椅子はないので、休憩は浴槽のへりか、2階の休憩室ですることになる。浴室が狭い反面、休憩室は広い。ざっとみたところ、30人くらいは座れそう。ちなみに全館喫煙可というのは今どきかなり珍しい。私は非喫煙者なのであまり煙は得意ではないものの、それほど煙たくなかったので特に気にならなかった。