やすらぎの湯 ニュー椿
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
高齢者もパタリと姿を消した夜の巣鴨駅から、白山通りを北上して約10分。地元民の人通りすらまばらになったうら寂しい場所にあるここニュー椿は、幹線道路沿いにありながら見落としてしまいそうなほど地味な外観。しかし2階で受付をし、3階へ上がると月曜だというのにそれなりに人で賑わっていて驚く。
身体を洗い、まずは薬湯へ。生姜効果でじんわりと温まる。他にもジェットバス、バイブラバス、露天、水風呂など銭湯としても大充実ではあるが、今回はスルーしてサウナへ。
サウナキーを使ってサウナ室に入るパターンはこれまでに何度も経験してきたが、ニュー椿ではサウナキーを使って扉を開けるとサウナ利用者専用の休憩スペース、水風呂、シャワー、そしてサウナ室が2つと広大な空間が広がっており、なんだかワクワクする。
まずは手前のハーブサウナへ。あっつっっ!!
室温は90度弱とそこまででもないが、椅子や塩が熱い!全身からブワッと汗が噴き出す。途中で塩を追加し、さらに発汗を促す。テレビの音も耳に入らない。
5分程度で一度上がり、シャワーで全身を清めてから水風呂へ。
キンッキン、ではない。温度は20度くらい。しかしながら強水流効果で冷感はしっかりとあり、それでいて温度自体は高くないのでゆっくりと浸かっていられる。
何人か人が入ってきても、豊富な水量のおかげで温度は安定しており、ギリギリぬるくなることがないというバランスが素晴らしい。
2分ほどで水風呂を上がり、完璧に冷めた全身の体重を休憩スペースの椅子に預ける。溶ける、脳みそが溶ける〜〜ッ!!!!
いきなりやってきた久しぶりのガッツリととのう感覚。そのまま上がっても良かったが、まだメインがある。
ロッキーサウナ!あっつううぅい!!!!入った瞬間、超高湿度の熱気が殴るように襲いかかってくる。温度自体は86度くらいと決して高くはないのだが、2〜3分に1回、中央に配置されたサウナストーンに水が供給されるオートロウリュによって、湿度が常時最高レベルに保たれており、体感温度が凄まじい。ロウリュのピッチが早すぎて、もはや水が出てもサウナストーンはジューと音を立てることもない。
部屋全体が暑いが、特に2段目の上部は凶悪で、腕を天井付近に近づけると、やばい空気が滞留しているのに気づく。空気循環がもう少し行われたら、もっと凄いことになるかもしれない。
そして水風呂。相変わらずこの水風呂はやさしく、また2分。そして休憩スペースで10分。この1セットでさらに脳みそがグルグルに大回転し、それを繰り返すうちに、全身の筋肉が弛緩する。
久々に、疲れるくらいサウナを堪能した気がする。また来ます。
男
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