改良湯
銭湯 - 東京都 渋谷区
銭湯 - 東京都 渋谷区
4/3から営業短縮になる改良湯へ家の風呂の不具合を理由にひっそりと向かった。
3月のかるまるレディースを最後にサウナ自粛の日々となり半月ぶり、サウナは他に人が居なければ入ろうと決めていた。
22:30 チェックイン、閉店まで2時間。時間は十分にある。
浴室にはほんの2〜3人、サウナ利用者1名。
毎日こんななのか、と心配になる。
身を清め、炭酸泉、中温風呂、ジェットをくぐる。
サ室からもう1人の方がシャワーに向かったタイミングでサ室へ。
温度は91℃、あぁこれだ。身体の中に溜まっていたものがゆっくりと溶けていくようだ。
1セット目、
最上段で足を伸ばし、浴室に向けて開かれた窓越しに浴槽の水面のキラメキを眺める。
落とした照明の中でスポットが当たるコバルトブルーの浴槽は本当に美しい。
改良湯のライティングは絶妙だ。天井からのスポット、体面に見える男湯サウナ室上部はブルーライト、随所に間接照明。このライティングだけでも上る。まずは慣らしで8分。
シャワーを浴びて水風呂へ。
もう1人の方とは時間差でこちらも貸切り。
キリッと14.5℃、うぅわぁ、これこれ。手足を伸ばして脱力、浴槽のヘリに頭を乗せての浮遊感。
気持ちいいっ、、、。うっかり声が出てしまった。基本空いている時しか来ないから浴槽のへりで水面のユラギを見ながらChillout。
2セット目からは10分。ストーブに背中を向けて窓際にYOGAのスカ・アーサナで。上段は奥行きがあるので角度を変えて座れるのも魅力的。
改良湯のペンキ絵は若手のグラフィティーユニットが手掛けた渋谷の街だという。男女の湯をまたいで描かれた横長のこの絵をサウナの中から眺めるのがまたいい。
3セット目はオーソドックスにストーブに向かって。ポールセンかと見紛うサ室の間接照明も程よい明るさで心をととのいへ導いてくれる。
昔ながらの昭和を感じさせる銭湯も大好きだが、ここは別のカテゴリー。デザイナーズ銭湯っていう言い方はどうかなとは思うけど「今」の時代の銭湯。
どうかこの局面を乗り切って欲しい。
頑張れ改良湯!!時間を選んでまた来ます。
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