ほえほえ

2024.10.20

1回目の訪問

本当に浦安元町なのかここは。

浦安市には、井之頭五郎が「ここはカリフォルニアか」とつぶやいたリゾートタウン「新町」と、漁師町の面影を残す庶民派タウン「元町」がある。新町と元町とでは街のカラーがくっきり分かれ、賃貸の家賃相場さえ大幅に違うのだ。

……なもんで、浦安駅前(元町)に個室サウナができると聞いたときは「新町の間違いじゃないのか」と耳を疑ったもんだ。しかも庶民派スーパー「西友」の2階。サウナブームもここまで来たか、一種の「靴磨きの少年」現象ではなかろうかと思ったものだ(浦安に住んで長い人間は、岩盤浴ブーム時に岩盤浴サロンが狭い市内に2件もでき、あっという間に消えていったのを覚えている……!)。

で、気にはなりつつもなかなか訪問できなかったのはやはり高価格ゆえ。トライアル割引があるというのでようやく訪れることができた。ととのいルーム90分で3,980円。考えてみれば個室サウナ自体初めてだ、いざ……。

……まいった。ここが浦安元町であることを忘れるラグジュアリー感。内心クオリティを疑っていたことを恥じた。ほうじ茶香る高温のサ室。シックな内装の浴場には、安田侃の彫刻を思わせる柔らかな造形の水風呂。Bluetoothスピーカーがあり、手持ちのスマホを使って好きなBGMを流すことができる……(「サ道」サウンドトラックにした)。

Lafuma社のリクライニングチェアに掛け、サ道のメロディを遠く聞きながら、時計の秒針を眺める整いタイム……。まいった。コンパクトな空間が、本当にサウナのためだけによくまとまっている……。

がしかし、やはりネックは価格と制限時間。90分ではちょっと短くて慌ただしいなァ……。そして初回トライアルが終わると90分6,600円。ううむ……残念だが、浦安元町の民が気軽に利用するにはちょっと高価格帯過ぎる……。浦安新町の、メルセデスベンツカフェのあたりに建っているのが妥当なラグジュアリーサウナではなかろうか。また来たい、また来たい……が、お財布と相談だ。

せっかくなのでジモティとして「サ飯」情報。浦安駅のメトロセンター商店街は再開発を前にシャッター街と化しているが、地元民の愛する店が駅周辺に点在している。故イビチャ・オシム氏が足繁く通ったという街中華「大興」。ととのい整作所の斜め向かい、インドカレーの人気店「スーリア」。今はなき浦安魚市場の場外に今も店を構える(そしてサミットの圧によって入り口がものすごいことになっている)焼肉の名店「大同苑」……。次点で西友スーパー前のラーメン店「たかし屋」、ランチタイムの丼メニューが豊富な街中華「味道」といったところか。

  • サウナ温度 95℃
  • 水風呂温度 14℃
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