2018.09.01 登録
[ 東京都 ]
10度の水風呂と黒湯にひかれてやって来た。
ひさびさの休日出勤は蒲田だ。しかし蒲田と言えば黒湯が有名な街、仕事後に温泉とサウナがあると考えれば休日出勤も悪くないもんだ。蒲田の数ある温浴施設の中でも水風呂が10度という点に惹かれて「ヌーランドさがみ湯」にした。
……不運。サ室で場所取り・大声おしゃべり奥様がたに遭遇してしまった(3月15日のTONYUさんの書き込みを見るに常連・常習犯かな?)。2段目を場所取りしておられるのだが、3段目にも座りにくくなる絶妙な配置。しかし会話の内容はと言えば、故郷の地震に心を痛めるタイ人のお友だちさんを思いやるトーク……。何故そういう思いやりはあるのに他客への思いやりは持てんのだ……。
思わぬ不運に見舞われたものの、期待していたキンキンの水風呂と黒湯は満足。露天にはととのいイスが1客だけあるのだが、本日は周辺にイヌシデの落花(?)か何かがワンサと散らばっていた。ビジュアルが毛虫っぽいのがちとツライなと思っていたら、従業員さんが「あらあら何これ~」と陽気に言いながら水で流してくれた。動じない鷹揚な雰囲気がナイス。
ドライヤーは普通タイプのものが5分20円、レファのが5分100円(2階には無料で使えるドライヤーもある)。年季の入ったコイン投入マシンに最新のレファがつないであるのはなかなかにシュールであったことよ。
女
100度の威力はダテじゃない。
男女の浴場が入れ替えになったとは聞いていたが、なかなか訪問できずにいたセンチュリオン。かつて男湯だった浴場に入るのは初である。
かつての旧女湯に比べて浴場はコンパクトだが、サ室は広くなった。そして旧女湯と変わらずの、和の風情のあしらいが秀逸。浴場の壁や天井に、扇をイメージした和柄が描かれている。そしてシャワーブースの白いボードにも、まるで影絵を思わせるような淡い色味の文様が……。ド派手であるために好みは別れるだろうが、派手な中にも「調和」が感じられて個人的にはたいへん好みである。
そして特筆すべきはやはり100度のサ室。100度ながら湿度十分で、カラッカラになっていない! 非常に上質な蒸され感。旧女湯ではチョロチョロだったオートロウリュも、だいぶパワフルに掛け水が投入されるようになった。11度キンキンの水風呂に浸かった後のととのいイスも、高めのオットマンが置かれてパワーアップしている……!
かつて3時間1000円であったことを考えると2時間1800円は結構いいお値段になってしまったが、「良コンディションのサ室」を求めるならば全然アリ。サ室100度・水風呂11度のピーキーなチューニングを今後も維持してほしいもんである……。
女
[ 千葉県 ]
あいやシバラク。おもしろカッコイイの湯。
久しぶりに「湯~ねる」に来てみたらば、アニメ『魔神創造伝ワタル』のコラボ企画をやっていた。ワタルか~、懐かしい! いにしえのオタクはみな、アニメーター芦田豊雄の力強い主線の筆致に憧れたもんよ……。最新作放映中なのか、ノーチェックだった。キャラが変わったとはいえ、これだけ続いてるとはたいしたコンテンツだよ……。
がしかし、以前ここでやっていたヤッターマンの企画に比べるとだいぶ縮小版だ。館内の通路にパネル展示があり、変わり湯が「龍神丸の湯」になっている程度。というか、ヤッターマンの時が何気にスゴかったんだな。浴場内の板壁に描きおろしと思われる特大イラストパネルがドーンと掲げてあり、歴代タツノコ作品の展示があり、入り口の暖簾もヤッターマン仕様だったものな……。現在の浴場内の板壁はちょいとシンプルすぎて寂しいので、ずっとヤッターマン仕様でも良かったんじゃないかとちょっと思ってしまう。
まァそれは置いておいてサウナだ。ここはオートロウリュがなかなかにパワフルで、サウナ単体のコンディションは幕張温泉「湯楽の里」以上だと思っている。あと、露天にたくさんあるととのいイスのうち、木製のヤツ(2脚)が座り心地良いんだ。ちょっと座高が低く、背もたれのカーブが心地よくフィットし、ひじ掛けが幅広。他の施設ではあまり見かけない。リクライニングはしないが、オットマンもあってくつろげる……。
サウナ後はリンゴの香りの「龍神丸の湯」でシメ。龍神丸というとどうしても玄田哲章の声が聞こえてしまうな。最新作は杉田智和らしいけど……。
女
[ 東京都 ]
ジェームズ・タレルの空を思い出す。
かつて直島で、芸術家ジェームズ・タレルのプログラムを見たことがある。建物の天井が四角く切り取られていて、そこから見える空模様をただただ眺めるというヤツ。その時は正直わけわからんかった。でもあちこちのサウナに行くようになって、空が四角く切り取られた露天スペースに出会うと、「切り取られた空をぼんやり眺めるのもいいもんだ」と感じるようになったよ。
シャレオツタウン中目黒駅から徒歩3分の立地。コンパクトな街銭湯だが、湯船と洗い場とサウナのレイアウトがすっきりとまとまっていて美しい。小さなサ室は90度で十分な熱さ、しっかり汗をかける良コンディション。そして奥の扉を開くと階段があり、真四角のシンプルな露天スペースが待っている……。
好きだな……。この無駄のない、洗練されたレイアウト。大小の岩が連なる露天風呂たぐいとはまた違った趣がある。ととのいイスに座って見上げると、外壁が結構高いために(真四角ではないが)切り取られた空が見える……。今日はあいにく曇天だったが、ぼんやり眺めていると、徐々に雲の奥行きってものがうっすら見えてくる。湯の流れる心地よい音、ときおり通る電車の音……。さすがシャレオツタウンは街銭湯もひと味違うなァ……。
コンパクトであるために洗い場周辺はあまり余裕がなく、混雑時はちょっと窮屈さを感じるかもしれない。しかし今日は平日とあってかそこまでの混雑でもなく、穏やかなひとときを過ごすことができたよ。
女
[ 東京都 ]
古き良き平成の佇まい、だがしっかり改良されている印象の施設。
東京23区のスーパー銭湯はほぼ行きつくしたつもりだったが、ここは見落としていた。初来訪である。総武線新小岩という立地が、東西線の民にはちょっと行きにくい場所なんでスルーしていたのだろう……。
新小岩というのは多国籍タウンらしく、長い商店街を歩けばアジア食材店やらベトナム料理店やらエスニックなお店多数。古代の湯へは駅前から送迎バスも出てるんだが、街の散策も兼ねてテクテク歩く……。やたら酒類の充実した自販機群、呑兵衛のおっちゃんに向けたらしき味わい豊かな手書きの貼り紙等々、いい感じにディープな下町情緒を味わいつつ……。
到着した「古代の湯」は施設前にデデーンと大きなネオンサイン(いかにも昭和という印象だが、オープンは平成らしい)。この感じだと浴場もだいぶくたびれているかと思いきや、そんなことはなかった。広い! 湯船たくさん! 年季は入っている印象だが、けしてくたびれてはいない……!以前船堀にあった「まねきの湯」に似た印象かと思ったが、まねきの湯よりもっと広い……。
そしてサウナ。高温サウナは最近オートロウリュが設置されたらしくなかなかの体感温度。水風呂も16度で申し分なし(浴槽深め!)。そしてリクライニングチェアのあるととのいスペースが、屋内ながらちょうど光さす良い場所にあり心地よい……。
なんだなんだ、結構な穴場じゃないか。なぜ今までスルーしていたのか。風呂上がりは4階の畳敷き食堂で湯あがりセット(ビール&つまみ)注文。舞台に緞帳が降りていてちょっと懐かしい小学校感があるが、とても清潔感があってくたびれていない。再来訪おおいにアリの施設だった。
女
[ 東京都 ]
テレビなしサウナにリニューアルしたのかと思ったらTV故障中なだけだった。
久しぶりの湯処葛西。ここはサウナブームの隆盛とともに整いイスが増え、整いイスを水で流すための汲み置きバケツ(!)も設置され、シャワーとドライヤーもレファになり……。こまめな改良が見られるのでお気に入りである。
で、本日サ室のテレビが真っ暗だったので「ついに『サ道』求道者向けのTVなしサウナに転向したか⁉」と思いきや、単にテレビが故障してるだけだった。個人的にはTVなしサウナのほうが好きだが、こういう地元民のためのスパ銭はTVありサウナのほうが支持率高いに違いない。ここはきっとTVありサウナでよい施設なのだ。故障が治るまでの数日だけであろう、レアな「TVなしサウナby湯処葛西」を満喫することにした。
……が、なんてこった、残念ながらBGMの趣味が合わない。いつもは「インストゥルメンタルとTV音のチャンポン」なのだが、今日はアップテンポのJ-POPオンリーである。なぜだ。いつものインストゥルメンタルでいいじゃないか……。あの無難なスローテンポのムード音楽と、たまに千住明っぽいオーケストラになるやつでいいじゃないか……。いや別にJ-POPが悪いと言ってるわけじゃない、アップテンポなラブソングばかりなのがくつろげないのだ……。
音楽に目をつぶれば(耳をふさげば?)30分おきのオートロウリュでサ室はあっついし水風呂も十分に冷たく快適なサウナタイムであった。テレビ修理を期に、以前からの課題「サ室内におけるBGMとTV音のチャンポン」も改良されるといいな……(TVがあるならサ室はBGMなしでよいと思う)。
女
[ 東京都 ]
「らーめん再遊記」芹沢ムーブの日。
久々に漫画「らーめん再遊記」を読んでいたらば、主人公のラーメンハゲこと芹沢がものの見事にサウナ愛好家になっていた。
当初「サウナごときで整うことなど何もない気がするが……」等々言っていたくせに、気が付けばロウリュイベントにガッツリ参加し、「自分を陥れたラーメン店店主に3年がかりで復讐し土下座させたときの気持ちよさ」をロウリュの気持ちよさと比較で語るほど熱心なサウナ愛好家に変貌していた……(本人曰く、「ととのう」「サウナー」という呼び方はスノビズムを感じるので気に食わないらしい)。
で、その芹沢が千駄ヶ谷の背脂系ラーメン店「ホープ軒」を訪れるシーンがあり。つい巡礼したくなってしまった。ほんで千駄ヶ谷でサウナといえばTOTOPAだ。芹沢ジャッジではサウナにマインドフルネス等々を求めるスノッブ寄りの施設かもしれないが、自分は気に入っている。
浴場が新しくて清潔。ガッツリ熱いサ室、ガッツリ熱いスチームサウナ、水風呂に温浴の湯船がそろっている。サ室はテレビがなく静かで、音楽の選曲センスも優秀。水滴の音が心地よいストレッチスペースにリラックススペースもあり、デトックスウォーターや上質なアメニティも揃っていて至れり尽くせりだ……。特に、岩盤浴のように寝そべることができるスチームサウナ「すちこ」が他の施設にはない魅力を放っている。そんじょそこらのぬるいスチームサウナではなく、ガツンと熱く汗が出まくる! さすが高価格帯だけのことはある!
しいて言えば、ロッカールームやリラックスルームの音楽に時折激しめのジャズがかかるのを改めたほうがいいかもしれない。せっかくストレッチスペースやスチームサウナで穏やかな環境音楽やリラクゼーション音楽が流れてるのに、外から激しいトランペットの音色が聞こえてきて混ざってしまうのだ……。リラックスルームはもう少し穏やかな音楽のみにしたほうがいいかもしれない。
もちろんサ飯はホープ軒。芹沢流にメタリカのBGMを思い浮かべながらすすり倒す。なるほど背脂がコッテリでうまい、うまいんだが、やはり人気店とあって落ち着けん混雑ぶり。次はもう少しすいてる時間を狙うべきだな……。
女
[ 東京都 ]
まいった……好みだ。好みすぎる。
こんなん絶対また来るに決まってるじゃないか……!!
土日は絶対込んでるだろうと思ってなかなか来れずにいたが
ようやく平日に時間が取れて初来訪。
なんてこった……ここが喧噪の街・渋谷であることを忘れる
上質なチルアウト空間だった……。
板に仕切られた狭い空間で落ち着けるヴィヒタサウナに
ケロサウナなど5つの個性的なサ室が魅力的なのはもちろん、
なんといっても優秀なのは中庭的な外気浴スペース。
階段状の板張りになっており、
平面的ではない「縦」の空間づくりになっている……!
そしてその中庭スペースを
それぞれのサ室から臨むことができる。
テレビのない静かなサ室で、
揺れる緑を眺める穏やかなひととき……。
ジャズでさえもスローテンポに徹したBGMもいい!
まいった。マンガ「サ道」1巻で語られた
静かで穏やかな時の流れる「神聖な空間」が
ほころびなく一貫して形作られているじゃないか……。
……がしかし、この設計思想、まさに「サ道」1巻1話の
「騒がしい客につかまってしまっては台無し」の世界であり、
ニギヤカ集団が来たなら一瞬で破綻するだろう繊細さがある。
絶対に平日に来るべき施設。
次に足を運べるのはいつになることだろうか……。
[ 神奈川県 ]
紅葉! 温泉! サウナ! いやァ……大満足。
時期的にまだ少し早いかと思いきや、露天風呂から見渡すモミジは少しずつ紅葉が始まっている。朝の光を受けてきらめく紅葉と緑のグラデーション……。こんな豊かな自然の中で湯船とサウナを満喫できるとは幸せだ……。露天の景観が和の風情で統一されていて、濃い色をした木造の柱が豊かな緑を際立たせているのも良い……。
食事処で豆乳鍋などいただき。お休み処の畳の上でゴロンと昼寝して。そして再び湯船とサウナ。やはり時間制限のない温浴施設はいい……。ただし、お食事処はだいぶ混雑していて待たされる(席が空いたら携帯電話のSMSで知らせてくれる)ので、電車の時間には余裕を持った方が良さそう。また、サ室の温度はデフォルトが80度なので、がっつり温まるにはロウリュタイムをぜひとも利用したいところ。
女
[ 東京都 ]
おひさし赤富士。
このところ新規開拓で90分制のあわただしいサウナが多かったせいか、急に「フリータイムプランあり」の施設に行きたくなってしまった。で、久々の江戸遊。
サ室はしっかり熱く、水風呂はきっちり冷たく。温浴の湯船も薬湯もあり。ととのいイスも十分な数があり。サウナ後は食事処でビール飲んで、あとはリラックスルームで昼寝……これこれ、これですよ。やっぱどうにも、昨今増えた時間制限アリなサウナは落ち着かない。サウナ後は時間を気にせずグカー寝たい……。
しかし惜しいのは、お食事処に以前あった「湯あがりセット(とくとくセット?)」がなくなってしまったこと。枝豆やらミニ山かけやら、少量のツマミをちょいちょいと食べられてちょうど良かったんだが……今は単品のツマミメニューのみ。やむなく茶豆を頼んだが、ビールのアテが1種のみってのはちょいと寂しいなあ……(かといってツマミ複数頼んだら1人では多すぎる!)。リニューアル初期には、クラフトビールによく合うレバーペーストやオサレポテトサラダなんかもあったんだが。これらもなくなって久しい……。
オサレメニューはあきらめるとしても、「湯あがりセット」は切実に復活希望。
[ 東京都 ]
60度とは思えん熱さ。体感100度ってところか……。
高田馬場で映画『荒野の用心棒』など見る。4K復元版で画面はおもくそ綺麗だったが、クリント・イーストウッドの声が若ぇ! やはり山田康雄の吹き替え版で見たかったかな。高田馬場と言えばリトル・ヤンゴン、ミャンマー料理の店多数ということで通りがかった店にひょいと入る。……日本語対応と書いてあるのにメニューが読めん! 写真を見てヤマカンでパクチー入りミャンマーうどんとミルクティーなどいただく。
で、高田馬場から電車で30分ほど、セーラームーンの聖地こと麻布十番へ移動。「スゴイサウナ」初訪問。浴場はかなりコンパクトだが、水風呂と炭酸泉と薬湯の湯船があり、ラストを温浴で締めたい人間にはありがたい。そして60度ながらかなり熱いというサ室へ……。
おお、これは確かにかなり熱い! 最上段は体感で100度くらいにも感じられるほどの熱さだ。最上段では8分いるのが限度。なんと寝そべり専用のサウナマットもあり、サ室で寝っ転がりながら過ごせるのも嬉しい。ロウリュ時はアンビエントな音楽がかかり、ちょっとした光の演出があるのもチルなムードでよい。
……がしかし、恵比寿のレディアンと同じく「温浴施設としての至らなさ」がちょいちょい感じられる点が惜しい。シャワー・ととのいイス・サ室をつなぐ通路がかなりセマセマで客が多いと行き来がしにくく。サ室と水風呂の間になぜか傾斜があり、すべってコケそうになり……。「センチュリオンホテル&スパ上野駅前」の、無駄がなく洗練された間取りとついつい比較してしまう。あと、コンクリ打ちっぱなしのシックな浴場にケロリン桶は微妙にミスマッチではあるまいか……? ケロリン桶はもっと白くて明るい浴場に合うもんだ……。
2階のくつろぎスペースが期間限定で無料開放。ポカリや健康茶が自由に飲める。しかし90分コースでは慌ただしくてゆっくり過ごす時間は取れなかった。サウナ後にお昼寝タイムを取りたい人間としては、3時間パックが欲しいところ……。
女
[ 千葉県 ]
本当に浦安元町なのかここは。
浦安市には、井之頭五郎が「ここはカリフォルニアか」とつぶやいたリゾートタウン「新町」と、漁師町の面影を残す庶民派タウン「元町」がある。新町と元町とでは街のカラーがくっきり分かれ、賃貸の家賃相場さえ大幅に違うのだ。
……なもんで、浦安駅前(元町)に個室サウナができると聞いたときは「新町の間違いじゃないのか」と耳を疑ったもんだ。しかも庶民派スーパー「西友」の2階。サウナブームもここまで来たか、一種の「靴磨きの少年」現象ではなかろうかと思ったものだ(浦安に住んで長い人間は、岩盤浴ブーム時に岩盤浴サロンが狭い市内に2件もでき、あっという間に消えていったのを覚えている……!)。
で、気にはなりつつもなかなか訪問できなかったのはやはり高価格ゆえ。トライアル割引があるというのでようやく訪れることができた。ととのいルーム90分で3,980円。考えてみれば個室サウナ自体初めてだ、いざ……。
……まいった。ここが浦安元町であることを忘れるラグジュアリー感。内心クオリティを疑っていたことを恥じた。ほうじ茶香る高温のサ室。シックな内装の浴場には、安田侃の彫刻を思わせる柔らかな造形の水風呂。Bluetoothスピーカーがあり、手持ちのスマホを使って好きなBGMを流すことができる……(「サ道」サウンドトラックにした)。
Lafuma社のリクライニングチェアに掛け、サ道のメロディを遠く聞きながら、時計の秒針を眺める整いタイム……。まいった。コンパクトな空間が、本当にサウナのためだけによくまとまっている……。
がしかし、やはりネックは価格と制限時間。90分ではちょっと短くて慌ただしいなァ……。そして初回トライアルが終わると90分6,600円。ううむ……残念だが、浦安元町の民が気軽に利用するにはちょっと高価格帯過ぎる……。浦安新町の、メルセデスベンツカフェのあたりに建っているのが妥当なラグジュアリーサウナではなかろうか。また来たい、また来たい……が、お財布と相談だ。
せっかくなのでジモティとして「サ飯」情報。浦安駅のメトロセンター商店街は再開発を前にシャッター街と化しているが、地元民の愛する店が駅周辺に点在している。故イビチャ・オシム氏が足繁く通ったという街中華「大興」。ととのい整作所の斜め向かい、インドカレーの人気店「スーリア」。今はなき浦安魚市場の場外に今も店を構える(そしてサミットの圧によって入り口がものすごいことになっている)焼肉の名店「大同苑」……。次点で西友スーパー前のラーメン店「たかし屋」、ランチタイムの丼メニューが豊富な街中華「味道」といったところか。
女
[ 東京都 ]
コンパクトだがサウナは強力。
祝日はサウナチャンス。午前中に大手町のボルダリングなど体験してみて、筋肉ヘロヘロになりつつ日本橋浜町「ととけん」へ。日本橋ってのは茅場町・人形町・浜町等々とだいーぶ広いエリアなので、「大手町→日本橋は近かろう」と油断するとだいぶ歩くことになる。大手町から日本橋浜町まで30分くらい歩いたよ……。
うむ、浴場はだいぶコンパクト! 「ドシー恵比寿」を思わせるグレーの内装だが、ドシーのようなディストピア感は控えめ。なんぞマジックで「天国への入り口」だの「部屋熱すぎ」だのと手書きされれている。一種のお茶目なのだろうが、数年後見たときに寒くなってないかちょっと心配ではある。
サ室はしっかり熱く、湿気も強く、温度計は90度を指しているがかなり体感高め。そしてドシーにはない温浴の湯船、キンキンの水風呂がある……! これはありがたい。本当にコンパクトなので混雑時は導線が心配だが(水風呂でかけ湯をする際に確実に通行人にかかるだろう)、サ室の高クオリティを求めるならばアリな施設だと感じた。
[ 東京都 ]
高評価。「計画性ある企画者がぶれることなく初志貫徹で作り上げました」というイメージ。
このところ高価格帯サウナで「これぞ!」というところに出会えずにいたが。久々に価格相応のいいサウナに出会えた。なんというか、「チルアウト全振り!」という設計思想が徹頭徹尾守られていて揺らぎがないのだ。
黒を基調にしたモダンなサ室。セルフロウリュあり。TVなし。BGMは電子ピアノからボサノバ調まで幅広いが、どれもチルアウトに寄った一貫性がある(調べてみたらあのボーカル、やっぱ井上陽水か! こんなアンビエントな曲があるとは知らなかった!)。そして特筆すべきはサ室の色調に合わせた黒のビート板、さらにはそれを間隔開けて吊るせるラック……。この細やかな部分に高い計画性を感じた。なんしろビート版を使っている他施設は「サ室の色味にそぐわない鮮やかな水色の扇形ビート板」多々。それを間隔開けずにラックに置いていることが多く、しばしば水濡れでビタビタになっているからだ……。ここの企画者はそれを明らかに回避している!
浴場は広い温浴の湯船と水風呂があり、白い窓ガラスには外の観葉植物の陰影が映り込んでこれもまた良い風情。露天スペースがないのに開放的な雰囲気を演出している。某所の「森林の景色をずっと映してるでっかいデジタルサイネージ」等々よりずっと安らいだ趣がある。さらに、雨だれの音が心地よい円形のストレッチスペース、岩盤浴に似ているがずっと湿度の高い蒸し湯「すちこ」もある。どれもこれも照明や音楽に統一感があり「チルアウト」に徹している……!
「和風の浴場とログハウス風サ室とネオンサインが混在、ロウリュタイムにカンフー音楽が流れる」なんてチャンポン施設も多々ある中(それはそれで面白いが……)、ここまで一貫してチルアウトな雰囲気作りに徹した施設というのは稀有。結構な高価格帯だが訪れる価値はある施設。しいて言えば、LINE登録必須のめんどい入館システムと、サ室で謎のチクタク音がせわしなく鳴っているのだけは改善してほしいかもしれない……。
女
[ 東京都 ]
浴場・サウナクオリティが高水準で保たれている施設。
リニューアル以降、ととのいイスの数が格段に増え。ととのいイスを水で流すためのバケツも置かれ。スタッフさんがこまめにバケツに水を足したり、浴場入り口のマットを交換したり、忙しく立ち働いている……。サウナ室は30分おきにオートロウリュがあり、しっかり熱く、コンディション上々。
本日は熱波師イベントがあり、15時の回に参加。ここのイベントは過去何回か参加しているが、なぜかアップテンポなJ-POPをバックにアウフグースを行うエンタメ系熱波師さんが多いようだ。今日のBGMは魔女宅にレイアースときた。ご本人の趣味だろうか。
30年前の自分に「未来の日本はアニソンが市民権を獲得し、サウナ専門のエンターテイナーがレイアースOPをバックにタオルぶん回して踊るようになる」と言っても信じないだろうな……。そのうちアイナ・ジ・エンドの歌声をバックにスレッタダンスする熱波師さんも現れるのかもしれない。
女
[ 東京都 ]
隊長! 女湯は水風呂がないでありまーす!!
なんぞ吉田松陰も投獄されたという牢獄跡地至近、市民施設内にある銭湯。受付の方が「女湯のサウナ、熱くないスチームタイプなんですけど」「水風呂もないですけどいいですか」と、正直かつ商売っ気のない受け答えをしていたのが印象的だった。しかしたまにはスチームも良かろう、せっかく来たんだから……と、サウナ料金500円払って入場。
……うん、ややコンパクトであるものの浴場は必要十分。浴槽は白湯とジャグジーのふたつがあってまずまずの広さ。……がしかし、あまり利用者のいないであろうスチームサウナは下水的なニオイが上がっていてちとキビシイ……。ここは温浴で汗を流したい人専用の場所と割り切ったほうがいいかもしれない。15時台には結構にぎわっていて、地元の方々に愛されているだろうことがうかがえる。
風呂上がりに日本橋方面に歩いていくと、風呂上がりのお楽しみがある。アンテナショップの日本酒飲み比べセットだ。福島アンテナショップ「ミデッテ」は日本酒3種500円、つまみ200円とかなりお得。富山アンテナショップ「日本橋とやま館」は日本酒3種700円。滋賀アンテナショップ「ここ滋賀」は日本酒3種880円。赤こんにゃく350円がうまい。
女
[ 新潟県 ]
保養所とは思えんクオリティ。
仕事で初新潟。過去、保養所とかそういう場所でマトモなサウナに出会ったことがなかった。多くはサウナ室なし、あっても水風呂なしとか……。
ところがこの施設は、しっかり熱いサウナ室に水風呂あり! そして人が少なくてサウナ貸切状態! ありがてえ…。「安全のため100度未満に設定しています」と書いてあったが、温度計は思いっきり100度強を指していた(個人的にはありがたいが)。
浴場、サ室ともに清掃が行き届いていてとても清潔。暖色の落ち着いた照明が心地よい。サ室に貼ってある年季の入ったメトスのポスターはよくよく見ると1981年のマルシーがある……のだが、室内はとても40年選手とは思えん綺麗さである。途中で改装などを経たのだろうか。ととのいイスはないが、打たせ湯部分が座れる椅子状になっているのでそこで休める。
保養所のサウナとしてはかなり高得点なのだが、やはり課題は水風呂の温度か。温度計はないが体感18〜20度。おそらく秋冬は水温下がるだろうからこれからがベストシーズンかもしれない。
あと脱衣所の無料マッサージチェアが何気に珍しいモミ感。均一なローリングや叩きではなく、だいぶ緩急のある有機的な(?)揉み方をしてくれる。パナソニックの廃盤製品のようだが、こんなんあったんか。
米どころ酒どころとあって、食事処は日本酒の品揃えが豊富。以前やっていたという飲み比べセットを復活させてくれると嬉しいな…。
女
[ 千葉県 ]
青空が恋しい日の選択肢。
とにかくここは露天風呂スペースの空が広い。ひさしとかそういうモンで覆われておらず、天気のいい日は一面の青空が心地よい……。
ボナサームサウナは湿度が高く感じられ、蒸され感抜群。水風呂はきっちり冷たい15度。ちょいと導線に課題はある(サウナと水風呂の間の通路がひとりずつしか通れない)が、サウナのセッティングに過不足なし。ととのいイスはすべてチェアでフラットなものがないので、露天スペースの中央、寝ころび湯でゴロリ。青空が広く、すぐ近くのつぼ湯に注がれる湯の音も心地よく、爽快……。
サ飯はひと駅となりの西船橋で「杉玉」のランチ寿司。チェーン店だろと正直ナメていたが、なかなかリーズナブルに好みの寿司を出してくれる。日本酒も半合から注文できるもんでつい獺祭なぞ注文してしまった。いい休日だなァ……。
女
[ 千葉県 ]
駅近の間違いないサウナみたび。
先々週行ったばかりなのに再訪したのは、コワーキングスペースがあると知ったからだ。5時間の利用で500円、これは安い! 漫画喫茶の5時間パックとかよりずっとお得じゃないか……。しかも、あまり存在を知られていないのか、スペースの利用者ゼロ! 自分ひとり! これは落ち着いて書き物ができる、と思ったら……。
なんてこった、照明がよろしくない! オレンジ色の間接照明で、書き物をしようとしたらノートに自分の影が思いっきり映り込む! 嗚呼……コワーキングでこれはちょいと厳しい。椅子がオフィス用チェアじゃないのはやむなしとして、照明は改善してもらわないとアナログ作業に著しく不向き。漫画喫茶によくある「デスクワーク用ライト無料貸し出し」を強く望むよ……。
というわけで仕事を早々に放りだして風呂。やはりここのサウナはきっちり熱く、水風呂はきっちり冷たく、京葉線沿線ではかなり上位。あと、飲食スペースは注文してから出てくるまでちょいとかかるが、酒とツマミをちゃんと一緒のタイミングで出してくれるのが地味に嬉しいんだ。豊洲の某温浴施設では先にビールだけ出てきて、ツマミ出てくるまで10分くらい待たされたものなァ……。
8月にはマリーンズコラボがあるそうな。以前やってたヤッターマンのコラボみたいに浴場の内装がマリーンズ仕様になったら面白いと思うが、はたして。
女
[ 東京都 ]
オープンからだいぶ経っての初訪問。
『神田アクアハウス江戸遊』だったころに一度来たことがあるんだ。その後『RAKU SPA 1010 神田』になったことは知っていたが、ずっと訪問できずにいた。大混雑の噂を聞いていたからか、はたまた『江戸遊』時代、ジモティらしき強烈な女ヌシに出会った場所であるせいか……。
館内はリニューアルしてモダンになっていたが、浴場は『江戸遊』時代の名残が感じられた。コンパクトだが必要十分。強烈なヌシに遭遇することもなく快適に過ごせた。がしかし、やはり飲食スペースはかなり混雑していてちょいと落ち着かなかったかな……。有料のリラックススペースが使えるプランを選ぶべきだったかもしれない。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。