2018.09.01 登録
[ 千葉県 ]
今が見ごろのバラ園を散策してからサウナ。あとヤッターマン。
「湯〜ねる」がある新習志野駅はディズニーランドの舞浜駅からわずか5駅なのだが、あまり用事がなくて今回初訪問。駅を出てすぐ、広い青空の下にミスターマックスショッピングセンターの平たい建物がドカーンと。湯〜ねるはこの建物の2階にあるわけだが、せっかくなので新習志野の街を散策することにする。
調べてみたら、駅から30分ほど歩いた場所にバラ園があるという。てくてく歩みを進めてみると、やがて眼前に広大な干潟が! なんでもラムサール条約に登録されて保全された場所なんだそうな。バードウォッチングらしき人々もいて、緑道もあり爽やか。到着したバラ園はまさしく見ごろで、噴水の周囲に色とりどりのバラが連なる。いやァ……バラ園を散策してからサウナ入って露天風呂満喫だなんて素敵すぎる休日コースじゃござんせんか。(朝の筋トレ後に往復1時間はちょっとこたえたが……)
新習志野駅に戻り、「湯〜ねる」入館。なんとタツノコプロのコラボイベント中で、入り口からしていきなり「ヤッターマン」のガンちゃんとアイちゃんが。女湯ののれんもアイちゃんで、浴場にもヤッターマンの特大パネルが。気合い入ってんな。ドロンジョ様のみタオル1枚姿のお色気担当であった。ブラックジャックとのお見合いはその後どうなった。
浴場はかなりコンパクトな作りだが、炭酸泉にイベント湯にジャグジーと定番をおさえてある。露天は小さいながら源泉掛け流しもあり、空が広く風が心地よい。サウナ室も90度台で十分な熱さがあり、水風呂はなんと12度! これはありがたい……。狭めなので導線は必ずしも良くないが、必要なものは十分に詰まっている印象。
廊下にはタツノコプロの代表作の展示があった。宇宙エースやタイムボカンがあるのは当然として、テッカマンがないのに「アニメンタリー決断」があるのは渋いな。今はこういう展示で気になった作品をサクッとサブスクで見れちゃったりするんだろうから良い時代だ……。
女
[ 千葉県 ]
ミステリーサークル至近の湯。
ふなっしーの故郷・船橋市にはミステリーサークルがある。地図で見ると思いっきり正円の区画があり、その中に団地と公園がある。一度行ってみたかったので散策がてらサウナ新規開拓。
なんでこんなミステリーサークルができたのかというと、かつて海軍の無線基地があったのだそうな。かの有名な「ニイタカヤマノボレ」の暗号もここから発せられたという。今は無線塔は解体され、公園の中心に記念碑が残るのみである。
うん……いいね、こういう主要駅から離れたエリアを散策がてらサウナ開拓というのは。地域に暮らす人々の生活感があり旅情を誘う。東京からそう遠くない場所だが、ビニールハウスや畑が意外と多く、野菜の直売所なんかもある。ふなっしーの故郷は結構な農業の街なのだと感じさせてくれる。ミステリーサークルの近くにはUFOを思わせる高架水槽もあり、のどかな団地や畑の光景と奇妙な調和を見せている。
ミステリーサークルを散策したところでお土産に直売所の野菜を買い、それから「湯楽の里」へ。比較的コンパクトな作りだが露天に寝湯や壷湯があり、内湯にもジャグジーや電気風呂などがひと通りそろっている。ドライサウナは電気式の手前にストーンを置いたオートロウリュタイプで、やや温度は低めだが体感温度はなかなか。
同じ船橋市の「法典の湯」とよく似ているが、法典の湯のほうが少し広め。しかし湯楽の里はオートロウリュがあるのでイーブンか。どちらも地域密着系で良い感じの温泉施設であると思う。
[ 千葉県 ]
チーバくんの鼻の下あたりにあるニンジャスレイヤーの湯。
珍しく平日が休みになったので、噂のスパメッツァへ。流山市がチーバくんの鼻の下あたりだと今更知った。都内からでも1時間かからないじゃないか、意外と近いな。
噂通りサウナのクオリティは最高。サ室入り口が二重扉! セルフロウリュサウナは心地よいヴィヒタの香り! オートロウリュありの広々としたドラゴンサウナ! それぞれのサ室の脇に個別の水風呂があり、外気浴スペースにはととのいベッドがズラリ。しかもベッドの脇には逐一、座った後を流すためのシャワーヘッドが備え付けられている…「分かっている」感がスゴイ。
しかし一方で、おおいに印象的だったのは浴場の照明や設計のカオスぶり。灯籠が周囲に連なる和の木造屋根の露天風呂の向こうに茶色いログハウス風のサウナ室があり、ド派手なオレンジ色の「SAUNA」のネオンサインが。露天スペースの足元照明はブルーで、湯船は七色に変化する……。和と! 洋と! ネオンサイン! 七色照明! さらにドラゴンロウリュ開催時は「燃えよドラゴン」のテーマ曲が……。これどういうテーマで浴場プロデュースされとるんぞなもし。ある意味ニンジャスレイヤー的カオスな魅力さえ醸し出している……。また、浴場全体を通してとにかく「活字」が多い。やたらめったら注意書きと能書きが多く、そのフォントが統一されていないことでさらにカオス感倍増。極太明朝でデデーンと書かれサウナ室に掲げられた「サ黙」の文字はある種の美学を感じるが、内湯の中央に掲げられた炭酸泉の能書は字がちっさすぎて文章冗長で誰も読まんと思うぞ。
しかしそれらのカオスぶりを差し引いてもあまりあるサウナ室のクオリティ。そして安い! お食事どころもおつまみセットやハーフサイズメニューが揃っていて「分かっている」! 風呂入ってレモンサワーとおつまみセットとハーフサイズ冷麺頼んでソフトクリームまで食って3000円ポッキリとか実際安い! これは絶対また足を運んでしまうだろうな……。休日はきっと大混雑だろう、平日の夜に行くべき施設(ネオンサインのカオス感が夜にこそ際立つ)。
[ 千葉県 ]
このところ新規開拓に忙しかったので久々のホーム。
ここの洗い場はシャンプー・コンディショナー・
ボディソープのレパートリーがちょいちょい変わり、
今日はDHCのハーバルなのが置いてあるのを始めて見た。
あとシャワーヘッドが一部ミラブル。
以前は露天スペースにリクライニングチェアだったのが
現在はベンチになり、かわりに外気浴室にコールマンチェアが2台。
ここの露天スペースでツバメの鳴き声を聞くと
「またこの季節が来たか」とほほえましい気分になる。
毎年必ず露天スペースの天井へりにツバメが巣を作るので
スタッフさんが落下防止板を取り付けたようなのだが……
ツバメのほうはといえばおかまいなしに
落下防止板のないところに新しい巣を作っている……。
ケロサウナはやや温度低めだが安定のクオリティで汗がよく出る。
そしていつの間にかトントゥ型サウナストーンが
ちょこんと載って微笑んでいる。かわいい。
[ 東京都 ]
一座建立のサ室。
まいったな……メチャクチャ好みだよ……。
先週、恵比寿の某高価格帯サウナに行ってちょいとがっかりしたばかりだというのに。懲りずに高価格帯サウナに手を出してしまった。オープン間もないらしく、玄関口には祝い花のスタンドがズラリ。
オープン間もないなら、さぞかし混雑しているだろうと思いきや……何たることか。客が自分ひとりしかいない。浴場に足を踏み入れると、タイル貼りの静謐な空間。入り口は爽やかなライトブルーの光に満ちているが、通路を進むと徐々に光の具合が変化する……! コンパクトなフロアに温浴、水風呂、サウナ室がキチッキチッと無駄なく収まり、それでいて、この目を飽きさせない空間づくりの妙味はなんだ⁉
思えば、先週訪れた某サウナのがっかり感は「空間づくり」にもあった。サウナ室や水風呂のクオリティは高いのに、それらをだだっ広いフロアに「ただ置いただけ」なのだ。せっかく雰囲気の良い環境映像を流しているのに、脇にキャバクラっぽいポスターを貼って雰囲気をだいなしにしていたり。照明の色味といい、くつろげる空間づくりに乏しかった……。
そこんところ、この「コリドーの湯」は一貫した思想とでもいうべきものが感じられ、良質な茶室に招かれたかのような充足感がある。薄明りの水風呂を出た先の外気浴室はパッと白く明るく、心地よいととのいタイムが訪れる……。
しかしこの感動、やはり「人が少ない時限定」かもしれない。じきにおしゃべりなグループのお客様がやってきて騒がしくなり、静謐の印象は薄らいでしまった。あと、低温サウナのほうは若干下水っぽいニオイが上がってきているので改善が待たれる。
コンパクトな浴場でジャグジーなどのアトラクションバスは一切ないので、そういうのを好む向きには値段高めに感じられるかもしれない。しかし空間に惚れるタイプのサウナーにはかなりオススメ。人が少なそうなタイミングを狙って出かけてほしい。
女
[ 東京都 ]
【靴を脱ぐタイミングで靴下を脱いだほうがいい】
シャレオツタウン恵比寿でサウナ新規開拓。靴を脱いでロッカールームに入ってみたらば、OH! なぜか足もとがビショ濡れで靴下が濡れてしまった。濡れてることがわかりにくい色味の床で気付かなかった。
思いがけないアクシデントで注意散漫になっていたのか、なんと「水着を着るのを忘れる」という大ポカをやらかした。全裸入場。シャワーブースで体を洗ってからようやく気付いてあわててロッカールームに戻り水着着用。フウ。
サウナ室は90度と80度があり、なかなかの体感温度。騒がしいテレビではなく、クラゲの泳ぐリラクゼーション画面と音楽。水風呂も17度と13度があり、13度のほうはキンキン! サウナ室と水風呂のクオリティは高く、ありがたい、ありがたいのだが……。何というか、そこここに「温浴施設としての細かな至らない部分」が感じられ、どうにもくつろぎにくい。
例えばかけ湯。スーパー銭湯なら手桶を置くスペースがちゃんとあるだろう。しかしここにはない。せまい縁に落っこちないように置かなくてはならない。
例えば整いスペース。専用席をとらなかったので整いスペースは背もたれのないベンチなのだが、「水場で使われることを想定していない風ベンチ」なのだ……。スーパー銭湯の整いイスやベンチは水がはける作りになっていたり、傾けて水を落とせたりするものが大半だと思うのだが、ここのベンチはどうにもそういう作りでなく、ベチャッとした座り心地なのだ。
そして最大の問題点は「水着着用施設なのに水着を脱いでしぼる十分なスペースがないところ」。なるほど、ロッカールームの床が濡れていた理由がわかったよ……。みなさんロッカールームで脱ぎ着するからビチャビチャになりがちなんだね⁉ そして清掃追い付いていないんだね⁉
というわけで、新規来訪の方には「靴を脱いだ時点で靴下も脱ぐこと」を強くお勧めしたい。さもないと、帰り際に「ダイソンの高級ドライヤーで靴下を乾かす」というなんぞさもしいシチュエーションを演じることになる……。今後の改善が期待される施設。
女
[ 東京都 ]
「シン・仮面ライダー」を見に池袋へ。
前評判はだいぶ不穏だったが、言うほどガッカリ映画でもなくまあまあ楽しめたぞ。もうちょっとテレレレンテレレレン迫るーショッカーなケレン炸裂シーンの尺が長くても良かったけれども。
そして映画館を出てみたらば。アニメイト池袋がででーんとでっかいビルになってリニューアルオープンしていた。世の中分からんモンだなァ……。我々の学生時代、オタクってものはもっと日陰で被差別民族だったというのに。アニメイトなんざうらぶれたビルの一角にあったのに。若い女子が島本和彦絵のアニメ店長ショッパーを持って大通りを闊歩する時代が来るとはなァ……。
ニュータイプオタクが市民権を得た街で、逆にケツの座りの悪い思いをしているオールドタイプオタクはサウナに避難だ。タイムズスパレスタ。女湯には低温スチームサウナしかないというので長らく敬遠していたが、ついに高温フィンランドサウナができたらしい。
うむ、新しいサウナは良い! こじんまりしているが、テレビがない静謐の空間。2段しかないがオートロウリュがあり、ロウリュ後はなかなかの体感温度。水風呂も16度台と申し分なし。露天ではなぜか映画「グランドフィナーレ」を放映しており、かのベルサイユ宮殿サウナ「クアパレス」を彷彿とさせる。グランドフィナーレ、こんな凝った構図バリバリの映画だったのか、知らんかった。
しかし、休日料金3850円という価格に見合っているかと言うと若干の「?」がつく。高価格帯に見合う浴場の風情や、湯船のバリエーションが弱い。天井も壁も平凡な板張りでちょいと退屈だ。都内の高価格帯サウナならば3つのサウナ室を備えた「スパラクーア」、タイルの赤富士が目を引く「両国湯屋江戸遊」に軍配かな……。
アメニティの良い点はシャンプーの種類が豊富であること。洗い場一列ごとに異なる種類のものが置かれている。これは全部試したくなるな……。
女
[ 東京都 ]
スマホ忘れた。
……ので、ニューオープン施設の開拓は無理だってことで「なごみの湯」。3回目かな? 訪れてみたらフロントが大行列! なんじゃらほい何かあったんかい! しかし女子はスムーズに入れてよかった。結構混雑していたけれど。
この施設はリニューアルしてから本当によくなった。黒を基調にしたシックな浴場、ヴィヒタの連なるドライサウナ。そしてスチームサウナのスチーム強度がだいぶ上がった気がする! ローズウッドのいい香り! ドライサウナがマイルドなのでむしろスチームサウナのほうが熱いぐらいだ。
外気浴スペースへはちょっと導線が悪いが気になるほどじゃない。フルフラットのサマーベッド?みたいなのが増えてて、これもまた快適。木の天井と観葉植物を眺めながらととのう……。
しかし黙浴については皆さん気が緩んできているのか、エンドレストーク女子複数名に遭遇。嗚呼、サウナ室は静かであってほしい……。
[ 東京都 ]
なぜ毎度学習しないんだろう……。
こういう立地の施設は土日混雑するということを!
コミケ終わったことだしそう混んでなかろうと油断して足を運んだら
有明ガーデン周辺は謎の群衆で大混雑。
ジオン軍の話が聞こえてきたので
コロニー落としでもあるのかと思いきや
どうもラブライブのイベントがあったようだ。
サウナ室は比較的新しいらしく、木の香りがして快適。
温度低めだがオートロウリュがあって体感温度はなかなかのもの。
露天部分にはリクライニングチェア5台あり、大きめでくつろげる。
水風呂は15℃とかなり低め設定。
シトラスの良い香りがするシャンプー&リンス、
ドライヤーだけでなくヘアアイロンまであるドレッサー、
乙女チックなリラックスルームなどなど
女性向けのホスピタリティはだいぶ充実している。
しかしトータルで見てやはり休日3200円はお高め。
東京ベイエリアにはケロサウナの舞浜ユーラシア(休日2610円)、
海一望の幕張温泉湯楽の里(休日1300円)があることを考えると……。
行くなら平日に限るな。
この施設とは関係ないが、最近アエナなるディスカウントチェーンで
大手メーカーのシャンプーの1回パックが20~30円と爆安で売っている。
ボタニストとかメジャーどころがあまりに安く売ってて心配になるが
ジム通い&サウナ巡り人間にはありがたいのでまとめ買いしている……。
女
[ 東京都 ]
「俺は得体の知れない奇妙な満足感を味わっていた…」
何ということだ。前評判を聞かずに行ってよかった。
手ぶらサウナ料金、1400円で少々高めだと思いつつ入ってみた。浴場は家族連れで賑わいを見せており、やや騒がしい昭和の街銭湯の雰囲気だった……が。フック型のキーでサウナコーナーの扉を開いてみたら別世界だった。
てっきり扉を開けたら即サウナ室だと思っていたのだ。しかし扉の先はサウナ専用エリアであり、広い! ドライサウナと塩サウナ、水風呂、休憩スペースが揃い……そして、客が、いない!
何ということだ。サウナ利用者自分だけか、この空間ひとりじめか! 正月明けの夜とはいえ、こんな幸運があっていいのか。浴場は混雑しているのに、その喧騒を隔てて静謐の世界(サウナ室にはテレビがあるが)。昭和ストロングでアツアツのサウナ室、己のためだけに沸き立つ水風呂ジャグジー、給水器のキンキンに冷えた水、ガラ空きの整いイス…。いい…。ひとりで、静かで、豊かで……。
昨日、広々とした露天とケロサウナを誇るホーム(舞浜ユーラシア)に行ったばかりだというのに。まったく別種の、孤独という豊かさを堪能してしまった。こんな幸運はそうそうないことだろう……。
女
[ 千葉県 ]
2023年初サウナはホーム。
いつもながら、露天スペースが解放感あって気持ちいいのだ。ひのき風呂の湯温がちょっと上がっててウレシイ。
むむ、ケロサウナの扉の立て付けが悪くなっている。しばしば開け放たれてしまい、気づいた人が閉じるムーブ発生。そのせいもあってか、マイルドなサウナ室が今日は一層温度低めに感じられた。
あと露天に続く通路のひとつが一時的に?閉鎖されている。だいぶ迂回しないと休憩スペースにたどり着けず、水風呂→外気浴の導線がちょっとよろしくない。
でも過去の経験からして、ユーラシアのそういうちょっとした欠陥(経年劣化によるもの?)は少し待てば治る。次回訪れる際にはきっと良くなってるはず……。
[ 千葉県 ]
また来てしまいまった。
このところ東京のサウナ新規開拓に勤しんでいたので
ホームにやってくるのは久々。
ケロサウナは相変わらずの良コンディションで落ち着く。
サウナイキタイを振り返ってみたら、初訪問は4年前だった。
あのころはカルダリウム・ラコニウムの入り口が半透明扉だった。
ケロサウナのサウナマットはタオルタイプのものであった
(今はビニールタイプ)。
ケロサウナの座面はもっとゴツゴツした木でできていた。
真っ平な座面に切り替わって何年経つだろう。
当初は味気なく感じられた真っ平な座面も、
だんだん年季が入ってきて馴染んできた。
長いこと通っているといろいろな変化に気が付く。
露天スペースの丸くくりぬかれた天井から
空模様を眺めるのは相変わらず心地いいんだ……。
[ 東京都 ]
アットホーム系デザイナーズ銭湯。
この前行ってきた渋谷のデザイナーズ銭湯「改良湯」とはまただいぶ趣が違う。オフホワイトの優しい明るさだ。浴場は穏やかな白と、木目と、レンガと…。
そんでサウナ室はストロング110度! ガッツリ熱い!! コンパクトな作りだが、テレビもなく落ち着ける空間。街銭湯でこのクオリティは優秀すぎる。熱めの黒湯の湯船もいい……。
やはり惜しむらくは水風呂。黒湯のかけ流し水風呂という贅沢さだが、円形で1人用。利用者たちが虎視眈々としたまなざしを向け、ある種の緊張感が発生している。さながら通勤電車の空き席を狙うがごとくに……。ある人は黒湯の湯船から水風呂を眺め、またある人はシャワーブースから水風呂をチラ見し……。
しかしそれを差し引いても優秀な街銭湯であることは間違いない。風呂上がりに休憩スペースでアイス(40円!)食べてソファ席でマンガ読むとか最高。いいなあ、地元の人…。
女
[ 神奈川県 ]
なんぞ近隣でイベントでもありましたか。
15時ごろ到着したら入場待ち大行列ですよ! 30分は待った!!
サウナも大混雑なんではないかと心配した。
でもサウナはだいぶ広い作りだったのでホッ。
水風呂の温度は15℃ぐらい?かなりキンキン!
ととのいイスもベッドもそこそこ数があってGOOD。
眺めが良いという屋上足湯に行く時間はなかった。
もうちょい時間ある時にゆっくり来たい……。
[ 東京都 ]
盛岡ゆっこと同じ「景観への気配り」を感じた。
洗面器や椅子が、薄暗くムーディーな浴場の色味に調和したクリアーブルーなのだな…。盛岡ゆっこもそうだったよ、浴場の色味に合わせてあった。こういうところ、さすがは人気のデザイナーズ銭湯といったところか。この空間に真っ黄色のケロリン桶は合わないもんな…(ケロリン桶は白く明るい浴場で映えるもんだ)。
で、小物置き場も盛岡ゆっこと同じく「利用者の小物がタイル張りの棚の内側にしまわれることで、浴場の景観を壊さない仕様」になってんのな。ところが! 思いっきり「外側(上)」に麦茶のでっかいペットボトルを置く利用者様がたがいて、残念ながらそのへんの景観は守られていなかった。このへんは誤算であったことだろう…。街銭湯だと、どうしてもそのへんはね…。
次回新たに銭湯を手掛ける際は、是非とも「景観を壊す部分にペットボトルが置きにくくなる工夫」に挑戦してほしいと思うよ。棚の上面をちょっと斜めにカットするとかでも。
[ 千葉県 ]
また来てしまいまった。
浦安はかつて漁師の街であり。
漁師が汗を流すための銭湯がたくさんあったという。
しかし先日、ついに浦安最後の銭湯
「松の湯」が長期休業。
実に100年の歴史を持つ銭湯だったという。
浦安から銭湯の灯が消えてしまった。
魚市場も閉業し、浦安の漁師町の面影は急速に消えつつある。
街銭湯の衰退に思いを馳せつつ
ホームサウナの舞浜ユーラシアへ。
ユーラシアもなんだかんだで開業から16年、
だいぶ年季が入ってきたのを感じる。
しかし長年訪れていると、
たびたび改修が行われていることに気付く。
シミの目立つ天井は真っ白に塗りなおされ、
スチームサウナの半透明の扉は強固なアルミ扉に変わり、
ケロサウナの板は平らなものに貼り直され……。
外気浴スペースに新たに設置された
インフィニティチェアでくつろぎながら
施設のこまめなメンテナンスぶりに感謝した。
この施設が、長く地域の憩いの場として続くようにと願った。
女
[ 千葉県 ]
ふなっしーの街でととのう。
ここはなんといっても外気浴の心地よさが半端ない。
露天スペースの青空が広く、さえぎるものがない。
天気のいい日はついここに来たくなってしまう。
水風呂は14度。以前からこんな冷たかったっけ?
だいぶ冷たくなった気がするんだが、どうだろう。
船橋法典は東京駅から1時間圏内なのに
のどかで散策が心地よい街だ
(競馬開催時は大混雑かもしれないが…)。
歩いているとそこここで梨畑を見かける。ミステリーサークルもある。
もう少し先、8~9月ごろになったら
ふなっしーブランドの梨を土産に買って帰ることもできるんだろう……。
[ 千葉県 ]
100度なんですよ最近。ありがたいことに。
以前は90度前後だったのに、最近100度キープ。最上段は結構ストロングな熱さで8分が限界。長らく故障中だった脱衣場のマッサージチェアも新調されました。都内某所の激熱サウナに行かなくっても、このくらいの熱さで十分満足できマッスル。水風呂ないのは残念だけど、衛生的、衛生的、衛生的! 衛生的というのは何物にも代えがたい……! 掃除してくれてるスタッフさんありがとう……!!
以前、都内の某サウナの不衛生さにトラウマを植え付けられ、以来衛生的なサウナには自然と感謝の念を抱くようになってしまった。その某サウナ、いよいよ本気でヤバいことになってきたようで、サウナイキタイレビューがすごいことになっている。あんまりネガティブなレビューが増えるのもどうかとは思うが、苦言を漏らさずにはいられないくらいの状況だってことだろう。改善されるといいスね、望み薄だけど……。
女
[ 千葉県 ]
ギンギラギンにさりげなく。
クアパレス初訪問。住宅街の中に突如現れるベルサイユ宮殿、噂には聞いていたが壮観……。絢爛豪華な彫像にソファにシャンデリア、その非日常あふれる空間を、ジモティらしき皆様が街銭湯としてさりげなく利用している様は、なるほど唯一無二。
浴場も謎な作りをしていて味わい深い。湯船に細く奥まってダンジョンめいた部分があり、その行き止まりにはお湯の十字放射(?)ノズルが。その他にもジャグジーや薬湯など充実している。
中温サウナで放映していた映画が『マジック・ロード 空飛ぶ仔馬と天空の花嫁』……というファンタジー映画だった。ご都合主義的な展開もあったが、なかなか飽きさせず見せるではないですか。なんだかんだで全部見ちゃったよ。日本では単館上映のマイナー作のようだが、どういう風にセレクトしてんだろう……。
中温サウナでも上段は十分に温まり、しかも浴場や脱衣所にもモニタがあるのでサウナセッションしながら映画一本見れてしまう。ベルサイユ宮殿でマイナー映画見ながらととのう。なかなかに稀有な体験でありましたことよ。
[ 東京都 ]
無数のスヌーピーに見つめられてととのう。
今日はサウナ行く予定じゃなかったんだ。門仲で点心ランチ食って散策して帰るつもりだったんだ。しかし偶然通りがかって「サウナ」の文字が目に留まり、汗を洗い流したい誘惑に負けてIN。
年季の入った街銭湯ながら浴場は明るくて解放感がある。サウナ室は6名くらいが限度の小さなものだがコンディション良好。しかし……特筆すべきはやはりととのいスペース。無数のスヌーピーらしき人形が天井にぎっちりと備え付けられ、外気浴客を見下ろしている……!!
そして内心恐れおののいたのは入浴客の沈黙。サウナでも、湯船でも、ととのいスペースでも! 誰一人言葉を発しない! 他施設では「黙浴」の貼り紙があってもしゃべくる人間が必ずいたものだが。なぜかここでは一切の私語がない……!!
マナーの良いお客が多いのは嬉しいことだ、嬉しいことだが……無数のスヌーピーに見つめられ、チョロチョロと流れる水音だけが聞こえ一切の声がしない場での外気浴というのは、なんぞ異世界に迷い込んだかのような、「世にも奇妙な物語」の主人公になったかのような……。
きっと訪問時に無口なお客が多かっただけなんだろうけれども。思いがけず異世界トリップの扉を開けてしまった。なかなかクセになりそうな独特の魅力を放つ街銭湯である……。