千代乃湯
銭湯 - 東京都 三鷹市
銭湯 - 東京都 三鷹市
この日は小望月。
外の休憩所で浴し、ふと上を見上げ煌々と光るお月様を見つけた時の感慨たるや、筆舌に尽くし難い。整った身体が立ち昇る湯気と共に、宇宙空間へと解き放たれて行くようであった。
それにしてもここのサウナは熱い。
おそらく人を燻製にしたいのだと思う。5分経つと肩から上がジリジリと焼け出し、熱いというよりもはや痛い。痛くて居れない。途中一度視界が完全にシャットアウトして記憶がぶっ飛び、何故己はここにいるのか、自らの存在理由を再思案し直し、なんとか自我を取り戻すに至った。
事程左様に、サウナは身体を癒すために入浴するものである。決して無理をしてはいけない。
これはサウナ室に掛けてあったサウナ利用の際の注意に書かれていたことである。
浴室のそこかしこに注意書きだらけの銭湯だったが、それだけ歴史の深さを感じさせる。味のある良い所だ。御馳走様。
内風呂3分→コンフォートサウナ上段12分→水風呂2分→外気浴5分
→上段10分→水2分→外気5分
→上段8分→水1分→外気5分
→以後[ 上段8分→水1分→外気3分 ] ×4セット
→内風呂3分→内風呂2分
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら