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pon-moyuk

2023.03.06

45回目の訪問

脱衣所への暖簾をくぐった辺りで漂ってきた薬湯の匂い。珍しい。今日のバイブラはバスフレンドのふくじゅこう。トウキとセンキュウだ。
浴室に入った途端にふわぁっと立ち込める身体に良さそうな香り。
あつ湯→水風呂で良いだけほかほかに出来上がってから半露天に移動した時の栄湯さんや鶴の湯さんの薬湯→水風呂→エンドレスコースを思い出す。
今は亡き励明薬湯とか。

身体を洗ってすぐバイブラへ。
背中をほぐしながらぼんやり考える。
あれなあ、業務用を買えば銭湯に備え付けられている看板と差し替えプレートも付属で買えるんだよなあ。
5kgで税抜き¥6900。
止めとこう。家中が薬湯の匂いに包まれてしまう。



いつもより長くバイブラに浸かって内湯でぬくぬくしていたら、ちょうどカランに来たヒロテテさんと遭遇する。
私は先に露天へ。

F式→水浴び→水風呂→立ち休み
F式→水浴び→水風呂→立ち休み
F式→水浴び→水風呂→ベンチで座り休み

ベンチからF式へ。
身体の輪郭がどんどん曖昧になっていく。
ドライサウナから戻ってきたヒロテテさんとぽつぽつ話をしながら蒸される。

F式→水浴び→水風呂→露天で腰湯
F式→水浴び→水風呂から出たくない

時間的にもう1セット行けそうかなというヒロテテさんに手を振っておやすみなさい。一足お先に。
薬湯→内湯で温まってから脱衣所へ。



閉店間際の時間帯。
休憩所は随分混雑している。
メッツ強炭酸を手に車へ。

丸い月がくっきり浮かんでいる。
夜の闇は薄ら明るい藍色。街の灯りと月光で星はまばらだけれど綺麗な夜だった。

今日も良いサウナをありがとう。
漢方薬湯の日にまた当たると良いなあ。

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  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 13℃
31

pon-moyuk

2023.03.05

16回目の訪問

栄湯

[ 北海道 ]

野良サウナって何?と検索を掛けてロバート秋山が出てきた瞬間、これは腹筋が行方不明になる奴だと悟る。
夜中に布団の中で大笑いしている人間に驚いた犬が飛び起きて、尻尾を激しく振りながら飛び乗って来るぐらい笑った。

ところで、熱い→冷たい→気持ちいい!がサウナの根本だというのなら、栄湯さんはもはや銭湯を通り越してサウナそのものなのでは。
冗談はともかく。
熱い湯に冷え冷えの水風呂、ほのかに良い匂いのする清潔なサウナ、と三拍子揃った大好きな銭湯です。



引戸を引いて浴室に入った瞬間、もわぁっ……むわあっとした良い蒸気とぬくもりに包まれる。
栄湯さんの場合、既にこの段階でありがたくなってしまう。

今夜は絶対にお湯が熱い日だと期待に胸を踊らせながら身体を洗う。
こういう日はいつもよりきつめにごしごしと身体を洗ってしまう。肌に悪いんじゃないのかと思いはするけれど、よりあつ湯の刺激が来るような気がするのでついついやってしまう。

今夜は……ジェットの勝ち。
足を入れてそっと歩きだす。ビリビリと軽い痛みが走る。45℃越えてる、嬉しいなあ、と顔をしかめながら身体を沈めていく。ジェットの圧で余計に熱く感じる。
身体が湯温に馴染んできた頃には汗が滲んでいる。

ジェット→水浴び→水風呂
ジェット→水浴び→水風呂
薬湯(よもぎ)→ジェット→水浴び→水風呂
ジェット→水浴び→水風呂で半笑い

ふわふわしながら半露天へ。
椅子に座り、四角く切り取られた空に浮かぶ月を眺めているだけで幸せが込み上げてくる。

サウナ→水浴び→水風呂
サウナ→頭から水浴び→本籍地:水風呂
漢方薬湯→ジェット→水浴び

全身サーモンピンクに仕上がって脱衣所へ。アセロラドリンクを飲みながら窓全開で帰宅。
春が近い。まだ寒さはあるけれど風が柔らかい。



ところで登山もサウナの条件を備えているのでは。
真夏の快晴時に、山頂でザックを降ろして背中の汗を取った後、涼しい風に吹かれながらレッドブルを一気に飲み干すの、この為に生きてる!ってぐらいの快感が押し寄せてくるので。
砂糖入りのコーラでもいいです。

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  • サウナ温度 83℃
  • 水風呂温度 12℃
19

pon-moyuk

2023.03.04

44回目の訪問

何か妙に関節がぞわぞわする、でも風邪……じゃないな、単に先日の長距離運転の疲れで身体が固まってるだけだなと一人納得して、葛根湯を飲んでから大喜湯へ。



カランはそんなに混んでいない。
土曜にしては空いてるのかなと思ったら、露天が混雑している夜だった。

F式→水浴び→水風呂→F式→水浴び→水風呂からのベンチ休み
F式→水浴び→水風呂→ベンチ休み
ドライサウナ→水浴び→水風呂→ベンチ休み
長めのF式→水浴び→水風呂から出とうない→ベンチ→露天で腰湯

身体がどんどんほぐれていく。
ようやく空いてきた露天でぼんやりと風に吹かれていると、明日も頑張ろうという気持ちになってくる。

最後はドブンと肩まで浸かってしっかり温め直してから脱衣所へ。



冷えない内に素早く着込んで帰宅。
さっぱりふわふわの良い夜でした。疲れはどこかに飛んで行った模様。

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  • サウナ温度 110℃,85℃
  • 水風呂温度 12℃
14

pon-moyuk

2023.03.03

1回目の訪問

グリーン温泉

[ 北海道 ]

塘路湖の朝は野鳥の楽園。クマゲラかコアカゲラが木を叩く音、カラ類がツリリリと鳴き交わす声。
鳥を探しながら-14℃の早朝散歩で線路沿いをわしわし歩いた後、暖かいストーブで足をあぶりながら朝食を頂いてGEEKを後に。

道の駅摩周の足湯でぬくぬく→硫黄山→浜小清水のモンベルショップ→斜里のグリーン温泉へ。

グリーン温泉。
SUNSETさんの投稿を読んで行ってみたくなった銭湯料金で入れる温泉。溢れ出るモール泉、溢れ出る昭和の香り。
ここでゆっくりしたら以久科原生花園で流氷と知床連峰から斜里岳に続く山並みを眺めるんだ。



14:00頃。
湯代を払って薄暗く広々としたロビーへ。
ピンク色のドアを開けて女湯へ。
荒い息を吐きながら着替えをしているおかあさんと目があったので、挨拶をするとこんにちはと笑い返してくれる。

荒い息。
お湯やサウナが良い感じに熱かったのか。
もしくはおかあさんに何か疾患があるのか。
出来れば前者であって欲しい。
後者だったら無理をしないで身体を労って欲しい。

脱衣籠に衣服を入れて、昔ながらの大きな鉄製の体重計に乗る。微妙に増えてるな……摩周のこぐま最中食べるんじゃなかったかな。
それを見てまだ荒い息を吐きながらソファーベンチに腰掛けていたおかあさんが「あやあ、まだ体重計乗ってなかったわあ」と言う。
私も増えてたらおっかないねえと言うので、体重計を譲って後ろから覗き込む。

「あやあ、増えてたわ!」

二人で顔を見合わせて笑ってから、私は浴室へ。



カランは混雑していたけれど、先にいた常連さんたちはそれとなく場所を開けてくれた。
身体を洗い、黒々としたモール泉に浸かる。43~44℃ぐらいの良いお湯。
さっきのおかあさんの荒い息はきっと前者だ。そう願いたい。

温泉→水風呂→温泉→水風呂……を繰り返す。温冷交替浴でキマッてしまうタイプの良い銭湯だった。水風呂の鉄臭い匂いにうっとりしながらふわっとしたところでサウナ室へ。

三畳程の小さなサウナは中々の湿度と熱さ。入ってすぐの所にタオルが積み重ねてあり、それをマイマットにするスタイル。

2セット入って、長めの水風呂。
その後のモール泉に足を浸しながらの内気浴でふわっふわのゆらゆらに。

今度、斜里岳下山後の温泉どこにしようか迷ったらここにしよう。
また来たい温泉でした。



煙草ご自由にの文化ってまだ生きてるんだなあ。ちょっとしたタイムスリップ体験でした。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 14℃
28

pon-moyuk

2023.03.02

2回目の訪問

前回、日帰りで利用させて貰った時の嬉しさが忘れられずに、帰宅してすぐに宿泊予約を取る。
夜のサウナから釧網線を見たかったのと、夜空の星を見たかったので。



雪のサルボ展望台の辺りを登って降りて。
鹿の群れにキューイ!と声を掛けたり、ゴジュウカラたちが木から木へ移るのを見たり。

17:50~19:50。
受付を済ませてのんびりしてから二階で支度を済ませてサウナ小屋へ。
利用者は私一人で殆ど貸し切り。昼間の抜けるような解放感とはまた違う。
アロマキャンドルの灯り。
燃えるストーブの火。
そして塘路駅が薄闇の中にぼうっと浮かんでいる。
贅沢だ。やっぱり来て良かった。

薪がはぜる音に耳を澄ませる。
かすかな煙の匂い。シトラスの匂い。時折ごうっと風が鳴る。

外気温-4℃。風が強いけれどしっかり温められているからちっとも寒さを感じない。
風を浴びるだけで最高に気持ちが良い。
桶の縁が凍りついた水風呂にそっと足を入れる。ビリッと痺れる事30秒。身体が麻痺するまで肩まで浸かり、すぐに身体を拭き上げる。
ぞくぞくするような熱の塊が身体の内側から膨れ上がってくる。
良い水風呂……!
3.4℃でした。

ありがとう摩周湖。

風が強かったからか雲も流れてくれて、星空も見える。
サウナ小屋の上に掛かったオリオンが少しずつ動いて行くのを眺める。
闇の中を走っていく一輌編成のディーゼルが茅沼方面のカーブに消えていく。



サウナ後に二階で風呂を張ってくれていたのが嬉しい。LIXILのジェット風呂で温まってから宿の夕食。
ワカサギのマリネが美味しかった。家で作ってみよう、親に食べさせたい。
日帰りで行ってみないかいと親を誘ったら「サウナだけでそんなにするのか、高いな!」と言っていたけれど、来たら絶対に喜んでくれるんじゃないか。



良い時間でした。
嘘みたいに良い夜でした。

深夜三時頃に目を覚まして見た満天の星空。ちょうど雌阿寒岳方面にギラギラと掛かった北斗七星。アイヌの見立てだと寝そべる熊だとか、尻尾の長い熊だとか、勿論、柄杓に見立てたものもある。
寝そべるカムイ(熊)は好きだな。もしかしたらのびのび外気浴中なのかもしれない。

星を辿りながら喫煙スペースで零下の風を受け、生きていて良かったなあとしみじみする。
しみじみした分、しばらく節約しないといけない。

また来ます。
良いサウナを心からありがとう。
道東で暮らしていて良かったと心底思いました。

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共用

  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 3.4℃
27

pon-moyuk

2023.03.01

43回目の訪問

水曜サ活

雪が降り出しそうな夜空を眺めながら大喜湯へ。
また少しだけ春が遠ざかってしまった。薄手のダウン&ニット帽からマウンテンパーカー&登山帽に衣替えしたのはちょっと気が早かったか。
とはいえ、そこまで寒くもないのでそのままで良いかとハンドルを握る。



身体を洗ってから内湯→露天。
風は昨夜に比べればひんやりしている。

F式→水浴び→水風呂→座り休み
F式→水浴び→頭から水→ふわふわ露天の縁で座り休み
F式→水浴び→水風呂→露天で腰湯

自分からゆっくりとした鼓動が、ど、ど、ど、とリズミカルに聞こえてくる。
お湯が優しくゆらゆらと揺れる。
見えない星空の事を考える。
ヒロテテさんが北斗七星見えたよって前に投稿してたっけ。

北斗七星の柄杓の持ち手を下に辿っていくと乙女座のスピカがあるんだけれど、あの柔らかい白い星はサウナーなら大きなラドルを手にしてロウリュする人に見立てても良いかもしれない。
今夜曇っているのはロウリュ直後だからだったりしてと想像する。ちょっと楽しい。

F式→水浴び→水風呂→ベンチで座り休み

目を開けたらヒロテテさん。
挨拶して私はF式へ。ヒロテテさんはドライサウナへ。
しばらくしてF式に来たヒロテテさんのロウリュを喰らって下段に降りる。
熱々になった所にとどめのロウリュだ!

F式→水浴び→ゆらゆらの水風呂→内湯の隅でふわふわのゆらゆら

良い蒸気をありがとう。
キマリ方がジェットコースターみたいだった。
ふわふわご機嫌で脱衣所へ。



サウナ後の鋭敏になった頬に当たる湿った細かい雪。厳寒の頃に比べればまだ雪も優しげな冷たさで気持ちが良い。
ミルージュを飲みながら窓全開で帰宅。

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 14℃
33

pon-moyuk

2023.02.28

42回目の訪問

最近、夜は少しだけ時間をずらして遅くに大喜湯へ行く事にしている。なんだかF式が混み合っている時にかち合う事が多くなってきたので。
今の私のささやかな願いは、混雑時のダイナミックビート板場所取りがなくなると良いなあという事です。特に上段。頼む。本当に頼む。持って出て下さいよう。

今夜はアロマロウリュの日なのでやっぱりいつもより混むかなと思い、風呂の前にイオンで買い出しに。



遅めに入ってゆっくり身体を洗い、内湯→バイブラも長めにと時間を遅らせたものの、サウナ周辺はそこそこ混んでいる。
今日のアロマはオレンジ。扉の向こうから甘く重たげな柑橘香が漂ってくる。

F式→水浴び→水風呂→座り休み
F式→水浴び→水風呂→座り休みでキマる
F式→水浴び→13度の水風呂に包まれて出たくなくなった人の出来上がり

露天に移動して腰湯体勢。オンコの影から半月を眺めてゆらゆら。
肌を撫でる風が気持ちいい。柔らかく涼しい風なんて久し振りかもしれない。

皮膚の上でパチパチと炭酸水の泡が弾けていくような。
じんじんと身体の芯からぬくみが沸き上がってくる。

しばらくゆらゆらふわふわしてからF式へ戻ると丁度ロウリュ中。
さっと上段に腰を降ろして、ロウリュの人を見るとヒロテテさんだった。
ロウリュ先生見っけ!

二言三言、言葉を交わして目を閉じる。
静かに息を鼻から吸って喉から吐く。甘い匂いに包まれて穏やかに蒸される。

F式(ロウリュ先生による嬉しいロウリュあり)→水浴び→さっと水風呂

ヒロテテさんにおやすみなさいを伝えて内湯へ。



フロントでわやさんや熱波以来の人の顔を見て挨拶。お疲れさま、おやすみなさい。

今日は暖かかった。
本当に春みたいだった。

早く本当の春が来るのが待ち遠しい。
今夜も良いお湯、良いサウナでした。そしてほかほか嬉しい気持ちになる見知った姿。

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 13℃
31

pon-moyuk

2023.02.27

41回目の訪問

明日から一気にプラス気温になって暖かくなるようで、夜の空気も何となくぬるんできたように思える。
普段より少し遅い時間に大喜湯へ。F式がそれほど混雑しない時間帯に巧く当たるかなと期待して。



内湯→バイブラ→内湯からの露天。
暖かい夜。全身を包むそよ風も幾分か優しい。

F式→水浴び→水風呂→立ち休み
F式→水浴び→水風呂→座り休み
F式→水浴び→水風呂→ドライサウナ→水浴び→露天で寝ころぶ

身体の水滴を拭って人のいない露天の縁で仰向けに寝そべる。
まだ遠い春の気配を感じる。ちっとも寒くない。じんじんと内側から温かくなる感覚を目を閉じて味わう。
寒の戻りでまたぐっと寒くなるだろうし、あと一度はドカ雪が来そうだけれど、着実に春は近付いて来ている。

雪解け頃に思いを馳せながらふわふわゆらゆら。
今年の春もばっけ味噌を付けたふきのとうの天婦羅を食べたいな、とか、いつもの穴場で顔を覗かせているアイヌネギの事を思い浮かべる。

F式→水浴び→ありがとう水風呂

ここでヒロテテさんと遭遇。
F式に戻り、知床の話を聞かせて貰う。
サウナマットが撤去される時間帯に入るのは初めてかもしれない。

F式→水浴び→さっと水風呂→ヒロテテさんにおやすみなさいを言って脱衣所へ

脱衣所でじんわりと気持ちよさが込み上げてくる。冷えない内に着込んでロビーへ。



フロントでわやさんと少し話して帰宅。
わやさんの顔を見て、故障中の男性F式サウナの事をふと思い出す。
いつも一生懸命に店を回してくれる人たちがいるから、来る人みんな良い汗がかけて温まれるんだ。

今夜も良いサウナをありがとう。

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  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 13℃
35

pon-moyuk

2023.02.26

40回目の訪問

外気温-7℃の夜。ちらちら細かい粉雪も舞っている。
底冷えのする寒さの中、いつもより少し遅めに大喜湯へ。



21:00頃。
身体を洗って熱湯シャワー→内湯→バイブラ(発汗湯)
発汗湯の薄い橙色に浸かりながら身体をほぐす。熱々シャワー&長めの内湯からバイブラに入ると全く熱さが来ない。ぬるくて気持ちいい。

露天に移動して再びお湯に浸かってからサウナへ。

F式→水浴び→水風呂→ベンチでキンキンの風を受けながら座り休み
F式→水浴び→水風呂→座り休み
F式→水浴び→水風呂→露天で寝湯→腰湯

閑散とした露天で髪の毛がバリバリに凍るまでゆらゆらする。寝湯の間に干しておいたタオルもカチカチに。
風が強い。下半身は暖かいまま上半身は寒風吹きすさぶ冬の外気に晒される。グルーヴ感がある。

真冬……最高!

F式に戻り、冷えきった身体を熱が喰い荒らして膨れ上がるような気持ちよさに包まれる。

F式→水浴び→ただいま水風呂→立ち休み
F式→水浴び→水風呂に入らないつもりだったのに吸い込まれる。12℃でした。

再び露天でゆらゆらした後、内湯に戻り、しっかり温めなおしてから脱衣所へ。



帰り際、フロントにいたわやさんと話しつつ、先日GEEKで買ったTシャツを見せびらかして「もう着てるー!」と笑われる。
オーバーサイズで凄く着心地が良いし、背中にはサウナで蒸されてる丹頂や熊や鹿もいるんだよ。サウナ帰りにとても良いシャツ。

今夜も良いサウナをありがとう。

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  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 12℃
34

pon-moyuk

2023.02.24

39回目の訪問

チェックイン

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  • サウナ温度 110℃,85℃
  • 水風呂温度 14℃

pon-moyuk

2023.02.24

1回目の訪問

サウナ飯

塘路湖に行こう。

思い立ったら即予約。
Geekには一度も行った事がなかったけど、釧路から40分、鶴居に行くのとさほど変わらない。事によったらサウナの人になった後、トンボ帰りで出勤する事も可能じゃないか。

日帰り、10:00~12:00。



外気温2℃
快晴。

9:30到着。
運動をさせるべく連れてきた犬も一緒。犬には車で待っていて貰うつもりだったのですが、ととのいスペースに入らないようにすれば繋いでも構わないですよとスタッフの方からありがたい申し出。

ありがとうございます。迷惑になるようならすぐ戻します。

釧路からなんですよ、と話していたら、今日なら大喜湯の常連さんが相席になりますね、と聞かされる。
知ってる顔だったらマジで笑いますね、とラウンジをうろうろしていると、二人連れが玄関に。

「偶然!!」

まさかリアルで「偶然」とは。
ヒロテテさんとムサレンジャーさんだ。
三人揃ってびっくりする。本当の本当に偶然で嬉しくなる。



シャワー棟に案内され支度をする。
チェアーが並べられたととのいスペースの傍らに繋いだ犬が「お前嘘だろ」みたいな顔でこっちを見ている。
また後でねと告げ、人はサウナ室へ。

薪ストーブに積み上げられたストーン。
スタッフさんが説明をしながらロウリュしてくれた途端、石が鳴く良い音と共に柑橘の香りがばっと弾ける。
アロマはシトラス。

東京から宿泊で訪れたお兄さんも入れて総勢四名。

窓は一面の銀世界。
ヒロテテさんが阿寒岳が見えるねという。
解放感が凄まじい。良いのか、こんな贅沢な空間。
温度は90℃からスタートして最終的に110℃。ひりつく感じはなく、丸くて柔らかくてぶわっと熱い良い蒸気に包まれながら蒸しあげられるような気持ち良さ。

湯気を上げながら巨大桶に張られた水風呂へ。
ビリっと痺れが走るが冷たさはあまり感じない。7~8℃?
水温計測。
5℃でした。
薪ストーブのおかげで芯から温められたんだ、なんて素敵な水風呂。
信じがたいものを見るような目で私を見る犬が度々吠えるので、申し訳なくなり車で待たせる。

サウナ→水浴び→水風呂→チェアーを繰り返して6セットぐらい。
サウナで汗を流し、摩周湖の伏流水を飲む。水分を総入れ替えして身体の八割が西別川になる。

抜けるような青空。
吹き抜けていくしんとした風。
この思い出だけで生きて行ける。



帰宅後、すぐに次の予約を入れました。
今度は宿泊……夜の部で。
最高の一日をありがとう。

ボブズバーガー

ハンバーガーセット、コンポタ

犬には蒸した鹿肉。人は楽しいハンバーガー。

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  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 5℃
28

pon-moyuk

2023.02.23

38回目の訪問

チェックイン

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  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 12℃

pon-moyuk

2023.02.23

15回目の訪問

栄湯

[ 北海道 ]

出勤前のお楽しみ。
そう、栄湯さんで。



12:00。
身体を洗って湯槽に手を入れる。
ん?
今日は薬湯(ワイン風呂)の勝ち。
というか主浴槽がぬるい。ぬるいと言ってもあくまで栄湯さん基準なのでぬるい訳ではないけれど、期待していた身体にはちょっとだけ優し過ぎたかもしれない。

主浴槽42~3℃
薬湯44℃
水風呂11℃

物足りないような、もっといたぶられたいような、ぐにゃぐにゃにして欲しかったような。そんな少しばかり複雑な気持ちで主浴槽へ。
強力ジェットで背中をほぐしている内にそんな気持ちもほぐれていく。ただただありがたくなっていく。

ジェット→水浴び→水風呂
薬湯→水浴び→水風呂
薬湯→水浴び→水風呂
薬湯→水浴び→水風呂……好き!

ややふわっとしたところでサウナ室へ。

柔らかな熱風。
程よい湿度
清潔な匂いのする室内。
ごうっと鳴るストーブの音。

幸せだなあと思いながらストーブ前上段へ。
下段の隅でのびのび寝そべって、気持ち良さそうにくつろいでいる婦人がいる。
空いてるしなあ、今辺りはそういう時間帯なんだろうと思いながら、私も静かに蒸される。

サウナ→水浴び→水風呂
サウナ→薬湯→水浴び→水風呂の生き物が一匹出来上がり

露天に移って漢方薬湯でゆらゆら。
空はすっきり晴れ渡り、優しい風が肌を撫でていく。



レモンスカッシュを飲みながら勤務先へ。
頭がすっきりすると午後からも色々捗る。
良いお湯、良いサウナ。

次はもうちょっとだけ熱々だったら良いな。もうちょっとだけ……!

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  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 11℃
20

pon-moyuk

2023.02.22

5回目の訪問

水曜サ活

チェックイン

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  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 17℃

pon-moyuk

2023.02.21

8回目の訪問

前日に降ったふかふかの雪が中庭に積もっているのを期待して鶴居まで車を走らせる。天気は上々、気温は-14℃。



20:00過ぎ。
この時間帯は結構な確率で貸切状態になる。誰もいない浴室。カランの湯を熱くして身体を洗う。そういえば赤いベレーのボディーソープとシャンプーも、つい最近ここと同じものに変えられていたっけ。

ゆっくりと内湯に浸かる。
目を閉じて頭を湯槽の縁に乗せて身体の力を抜く。ゆらゆらと湯に身体を浮かべる。

温まったところで露天へ。
水風呂の温度は……10℃を切るぐらい。
良い。とても良い。わくわくしてきた。

期待通りに積もった雪を横目にバレルサウナへ。
限界までサウナ→水浴び→水風呂

水風呂から上がってすぐにサウナへ。
サウナ→雪に倒れ込む→水風呂

ふかふかの雪に全身を包まれる。綿雪が優しく湯気を上げる身体を受け止めてくれる。当たり前だけど、数秒後には全身に痛みが。
急いで雪を払い落とし乾いたタオルで身体を拭き上げたところでふと思いつく。

「今、水風呂に入ったらとても気持ちいいのでは?」

雪山で矛盾脱衣に陥っている人のような考えだけど、理論上は間違っていない、皮膚表面が冷えているだけで深部体温が下がっている訳じゃない、0℃から10℃への移動だ、逆にぬくい筈……!

結論:冷え冷えビリビリの筈の水風呂がふわっと柔らかく私を包んでくれました。とても優しい10℃の水風呂。次第にじんじんと冷たさが浸透していく感覚も堪らない。

米原万里のエッセイで-50近くのシベリア内陸部から-30ぐらいのモスクワに帰ってきたら、とても暖かく感じた、という話を読んだ事を思い出した。
間違いない。本当だった。

再びサウナへ。
冷えた身体が温まっていく。輪郭を失いそうになるぐらい気持ちが良い。
白樺の匂い。
熱の匂い。

ふわふわでサウナから出て外気浴→内湯→熱湯シャワー。



ポカリを飲みながら帰宅。
灯りの少ない郊外の道は星空が綺麗。
展望台の手前のパーキングで湯冷めしない程度に空を見ていました。

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 10℃
20

pon-moyuk

2023.02.20

37回目の訪問

雪かきでぎしぎしいう身体を癒す為に大喜湯へ。思いっきり強めのジェットを当てたいかなとも思ったけれど、昨夜のアロマの残り香を感じたかったので。

ここで唐突な私的釧路銭湯ジェット評。
暴力的な所を選出。

幸楽湯 エステ風呂の暴力的な圧で身体のコリなどどこかに行ってしまう。
星の湯 湯の熱さとジェットの強さがちょうど良い
ふみぞの湯 内湯のジェットの強さは乳首が行方不明になる。露天の寝湯といい、身体に当てる部位を選べるところといい、バリエーションが豊富

栄湯 熱々フィーバータイム時にジェットを丹田から鼠径部に当てると「おあああ」ってなる。身体のコリがどこかに飛ぶというより意識が飛ぶ。ありがとう栄湯さん



20:00過ぎ。
カランで身体をゆっくり洗う。
バイブラ(なでしこ)で回転しながらコリをほぐす。
昨夜の混雑が嘘みたいだ。
いつもより少し空いているかなというぐらいの穏やかな夜だった。
祭りの後の静けさのよう。

しっかり温まってから露天に移り、そのままサウナ室へ。

F式→水浴び→水風呂→立ち休み
F式→水浴び→水風呂→ベンチで座り休み

サウナ室内にうっすらと柑橘香が漂っているように思う。深く息を吸い込んで目を閉じる。
休憩中、庭木に積もった柔らかな雪を掬って握り固めて小さな雪玉を作り、頸動脈の辺りにそっと当てる。
すうっと溶けていくこおり雪の冷たさがじんわり染みる。

F式→水浴び→ゆらゆらの水風呂→露天の隅へ

子供がバケツを持ち込んで雪遊びをしている。子供がはしゃいでいる声を聞きながらゆらゆらするのは最高に気持ちがいい。
ゆったりした気分になる。
ウサギみたいな耳のついた雪だるまを横目にくつろぐ。冷たい風が頬を撫でていく。

限界まで冷えたところでサウナ室へ。

F式→水浴び→内湯→脱衣所へ

冷えきった身体が熱で喰われてぶわぁと膨らむ気持ちよさを思いっきり味わう。



メッツ強炭酸を飲みながらロビーでちょっと一休み。
雪のサウナは本当に素敵だ。
良い夜でした。

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  • サウナ温度 115℃
  • 水風呂温度 14℃
21

pon-moyuk

2023.02.19

36回目の訪問

大喜湯熱波の日。
粉雪がちらつき出している。明日は大雪になるようで気温はそこまで低くない。-2度と暖かい。

19:00回に間に合わないかなと思いながら脱衣所に滑り込む。ちょうど風呂から上がった知人と出くわして世間話になり、時間を過ぎてしまったので20:00回から参加しようと決めて急いでカランへ。



20:00。
アイリさん、アロマはベルガモット。
ベルガモットの甘過ぎない匂いが柔らかく撹拌されて気持ちが良い。
熱波前に2セット入っていたので、より良い感じに熱が身体に染み込んで行く。

水風呂は12度を切るか切らないか。
一瞬びりっとするものの、それもすぐにゆらゆらとした水の膜に包まれる心地よさに変わっていく。
他人の水羽衣を壊さないようにそっと水風呂に入るのはマナーだと思うんですが、私は割と羽衣を破られて「冷たい!痛い!気持ちいい!!」ってなるの割と嫌いでなかったりします。

露天で温まってからジェラートを食べにロビーへ。
大喜湯男性陣、ヒロテテさん、上がってきたサウNaokoさん。皆楽しそうにしている。昨夜の名残のambitiousグッズがあちらこちらに。

ミルクとほうじ茶をダブルで頼み、ついでにおまけでパッションフルーツソーダを頼む。
お祭りの時に調子に乗って財布の紐が緩むタイプの人間です。さっぱりしていて美味しかった。



21:00。
くまこさん。アロマはメイチャン。
レモンバームやレモングラスに似ていてすっきりと爽やかな香り。
何の植物だろうと帰宅してから調べたら、アオモジの果実から抽出した香りだそう。
水風呂からふんわりと香っても合いそうな涼しげな匂いでした。

くまこさんの厚みのある風を受けて蒸し上がった身体を水風呂に。ついでに頭も水風呂へ。
最高に気持ちがいい。
耳に入った水が出なくなり、やや悶絶する。

露天で粉雪を受けながら寝湯。
この一瞬なくしてなんのこの世の命か。身体も心も洗い流されてゆらゆらとする。



玄関口で一服していたヒロテテさんの車に移動して少しお喋り。

今日も良い夜でした。

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 12℃
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pon-moyuk

2023.02.18

35回目の訪問

札幌からambitiousさんが大喜湯熱波イベントに。
15:00回と16:00回に参加。



15:00
サウナに入るタイミングが早かった。
1セットやってから熱波を受ける感じで……と思っていたら出るタイミングを逃す。開始直前にこのままだと不味いなと思い、慌てて水を被りに行く。
ざっと汗と熱を流して満席のサウナ室へ。

アロマはストロベリー。
熟れた苺の甘い匂いが熱い蒸気になってサウナ室一杯に満ちていく。撹拌される熱気を吸い込みながら、フルーツ系も良いなあとうっとり。
自分ではあまり選ばない香りだから新鮮でもあった。

おかわりの後、下段にいたサウNaokoさんに挨拶をして、急ぎ水風呂へ。
水を浴びる。柔らかくて気持ちいい。冷たさを殆ど感じないまま、包まれるように水風呂の中へ。
次第に冷たさがじわじわ伝わってくる。

露天の柵に掴まってぐらんぐらんで立ち休み。空が青くて最高。
最高過ぎてあろうことか熱波師さんの名前まで忘れる。とても綺麗なお姉さんだったことしか覚えていない駄目な人の出来上がり。
良い風をありがとう。本当にありがとう。

露天に浸かってからロビーのソファーでアクエリアス。

16:00
再びF式へ。
今度は少し空いている。
露天で温まってからタイミングを見計らってサウナ室へ。
暫くしてヒロテテさんが入ってくる。
今から?と訊ねたら、さっきまでGEEKに行っていたのだそう。はしごサウナにも程がある。アクティブで良いなあと何だかこっちまで嬉しくなる。

アロマは桃。
アロマのおかげで熱波師さんの名前を忘れずに帰る事が出来ました。Momokaさんだから桃にしたのだそう。
ふんわりと甘酸っぱい香り。
下段に足を掛けて至近距離でタオルを捌いてくれる。ふわふわのまま、手を上げておかわり。

水風呂が最高に最高に気持ちがいい。
人の少なくなった露天の隅で、木乃伊のように胸で腕を組んでややしばらく寝湯の人に。

サウナでキマると空の青さのグラデーションがいつもより解像度が高くなるのは何でなんだろう、空に限った事じゃないけれど、感覚が研ぎ澄まされてすっきりとクリアになる感じがたまらない。

すっきりふわふわのまま脱衣所へ。



混雑するロビーでヒロテテさんに声を掛けられる。やっぱりキャスケットの大柄な男性、わやさんだったんですね。
明日の熱波イベントに大手を振って参加する為、二言三言交わした後に皆より一足お先に帰宅。
実は風呂屋に行くと言わないで家を出て来ていたのでした。

こっそりサウナでしたが、良いサウナでした。

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pon-moyuk

2023.02.17

34回目の訪問

チェックイン

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  • サウナ温度 105℃
  • 水風呂温度 14℃

pon-moyuk

2023.02.16

7回目の訪問

鹿に気を配りながら鶴居まで夜のドライブ。外気温は二桁。また冷え込みが厳しくなってきた。

雲は殆どない。満天の星空。煌々と鋭く光るオリオン。その左下にシリウス。
アイヌ語ではシリウスが青く輝くのを氷柱の雫に見立ててルプンペノチウと呼んだそう。他にも幾つか呼び名はあるけれど私はこの見立てが特別に好き。如何にも冬の星らしい見立てで。

春は恋しいけれど冬が去ってしまうのも少し寂しいような気もする。
突き刺すような氷点下での外気浴も露天に配置されて冷えきった水風呂も、冬ならではの楽しみだから。



19:30過ぎ。
貸し切り状態でちょっと嬉しくなる。
さっと身体と髪を洗う。カランの湯は熱々MAXで。
内湯も露天も41℃とそこまで熱い湯ではないので、シャワーの時に刺激が欲しくてカランの温度を上げてしまう。

誰もいない広々とした内湯で身体を伸ばす。少し長めに温まる。

ガラス戸を引いて露天に出ると、気持ちいいぐらい冷たい外気がすっと肌を撫でていく。キリッとしていて清潔というか潔癖というか。冬の空気はそんなところが良い。

サウナ室へ。
まずは一杯ロウリュ。少し間隔を置いて二杯目のロウリュ。
一気に上がる蒸気と熱気で耳が焼けるように熱くなる。タオルで顔を押さえながら体育座り。
立ち込める木の薫りに包まれて、毛穴と一緒に心も緩んで開放されたような気分。

良い匂いだなあ。
良い熱さだなあ。

しっかり蒸されてから水風呂へ。
10℃でした。冷え冷え。

サウナ→水浴び→水風呂→立ち休み
サウナ→雪に寝転ぶ→身体を拭いてサウナへ→水浴び→水風呂
サウナ→雪で身体を拭う→再びサウナへ→水浴び→チェアーに寝転ぶ→魂が抜けてしまった人の出来上がり

この辺りから人が入り始めたので、後少しだけ楽しんで帰ろうと、再びサウナへ。

サウナ→雪で身体を拭う→立ち休み
サウナ→サウナ室入り口のベンチスペースで身体を丸めて外気浴→内湯

先日の風邪の名残で気管支と肺の辺りにかすかに残っていた喘鳴も、すっかり影を潜めてくれたよう。
身体を冷やさぬ内に脱衣所へ。



ロビーの暖炉の炎を見てポカリを少し飲んでから帰路へ。
ダウンのポケットにはオロナミン。
混ぜないで別々に飲んで胃の中でオロポにする算段。湯上がりの炭酸はやっぱり強めが欲しい。

帰り道も鹿に気を配りながら。
今夜は一頭も見掛けず。
鹿の代わりに星空を眺める。バンディリア旅行団を流しつつ。ハルディンホテルでも良かったかも。

今夜も良い夜でした。

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  • サウナ温度 97℃
  • 水風呂温度 10℃
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