地図からサウナが探せる！

金城温泉元湯

銭湯 - 石川県金沢市

りゅーえの

2021.10.21

1回目の訪問

初・金城温泉元湯🧖‍♂️

スパ・アルプスから神戸サウナまで移動する道中、北陸サウナに全然立ち寄らないのももったいないので、金沢で途中下車して金城温泉元湯を訪問しました！
金沢駅東口11番バス乗り場から56系統に乗って40分ほど、総合スポーツセンター前バス停から徒歩数分で金城温泉元湯に到着です！

靴箱の近くに券売機があったのでチケットを買おうと思ったら、サウナーの方はフロントへと記載があったので、フロントでサウナ600円とタオルを購入して入館しました。サウナ利用者には番号付きリストバンドとバスタオルが手渡されます。どうやらこれを下に敷いてサウナに入るようです。

脱衣所のロッカーに荷物を押し込んで浴室に入ると、浴室は源泉掛け流しの黒湯ばかりという贅沢仕様に加え、奥の壁には紅葉の兼六園を描いたモザイクタイルがあり、視覚的にも楽しめます(女性側は春の金沢城なのだそう)。更に2階には露天風呂まであり、ぬる湯をゆっくり堪能できます。

浴室に入ってふと右を見るとサウナ室の入口を発見したのですが、その両脇にフックが並んでいます。なんと、サウナ利用者に手渡されたバスタオルを掛けておくためのフックが用意されていたのです。しかもフックには番号が振られていて、リストバンドの番号のフックにバスタオルを掛けることで、他の人との取り違えを防ぐような配慮までなされています。慌ててロッカーに押し込んだバスタオルを取りに戻りました。

これはサウナ好きな人が運営しているな、と期待が高まる中、身体を清めて予熱を済ませ、サウナ室へ。入ってみるとほんのり良い香りが漂っていることに気が付きます。不思議な形をしたサウナ室を見回すと、壁に吊るされたヴィヒタが！香りの正体はこれでしょうか。温度は高くてもカラカラ感はなく、深呼吸して香りを楽しんでいるうちに汗が吹きだしてきます。これはよいサウナ…！テレビショッピングを見ながらもう一汗かいたところで水風呂に移ります。

ちょうど良いところに設置されているぬるめの掛け湯で汗を流したら、井戸水を使った水風呂に沈みます。水温は16℃と書かれていますが、体感的にはもう少し長く入れたような気がします。スパ・アルプスでも少し思いましたが、もしかしたら水質が良いと冷たさを感じにくいのでしょうか？
1分ほど浸かったら椅子に腰掛けます。銭湯なのに内湯に4脚、露天に2脚(うち1脚はインフィニティチェア)という贅沢な環境です。しかも腰掛け湯まであり、足湯に浸かりながら休憩することまでできるとは！お湯も水もサウナも休憩も、銭湯とは思えない環境が整えられています。

金沢駅から近くはないですが、訪問する価値がある名銭湯です！