喜楽湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
閉店2時間前、平日18時は案外空いている。
入店と同時に出迎えるシューズロッカーは木札方式。番台のお父さんは常連でなくとも笑顔でお出迎えしてくれる。支払いを済ませて脱衣所へ入ると、ステン札のロッカー。ちなみにロッカーは全て無料。
脱衣を済ませて浴室へ入ると、洗い場は固定式シャワーとレバー式の昭和感。当然だが洗剤とタオル類は持参が必要(もちろん番台で買える)。
洗体を済ませて地下へ下ると、すぐに水風呂があり、奥の扉に高温サウナが待っている。小さめなビート板マットが外に置いてあるのでマイマットが無い人はコレの使用必須。なぜなら室内にはタオルが敷いていないから。銭湯のサウナなのでタオル無しなどあるあるだが、銭湯のサウナとは思えない高温の室内で木のベンチなので、マットが無いとケツが熱い。タオルが無い分、湿度感が無く汗臭さも少ない快適で強烈なドライサウナを体感できる。ストーブにはサウナストーンがゴロゴロ置かれて熱を放っている。
平日の人が少ない時間帯はサウナ好きの若者がサウナハットを被って楽しんでいるので、銭湯サウナあるあるのハットを被ると常連の爺様たちに奇異の目で見られて浮く…ということもなく、自分スタイルで楽しめる。平日の夕方は客のマナーも良く、主浴槽も水風呂も洗体後や汗を流してから入る人が大半でキレイに保たれている。
ここのサウナは入るなり汗がにじみ、毎度他のサウナよりも数分早く出る事になる。水風呂はぬる過ぎず冷た過ぎないので、長めに入っていられる。外気浴はできず水風呂周辺に椅子もスペースも無いので、サウナ好きは水風呂の縁に腰掛けて休憩するスタイル。水飲み場も1階なので水などは持ち込むと良い。個人的には2セットで充分ととのう気持ちの良いサウナ。
ちなみに、浴室は銭湯とは思えない充実のラインナップで主浴槽が薬湯と電気風呂、隣にジェットバス。別室の人工ラドン湯に加えて、地下ほどではないが1階にもサウナあり。その代わり、主浴槽はけっこう狭め。サウナだけでも良いのに銭湯としての質も高く、代替わりしてでも永く続けてほしい銭湯。
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