2019.12.01 登録
[ 大分県 ]
不摂生な身体に霊泉を浴びせるべく、やってきました寒の地獄旅館。
スタッフの方から丁寧に作法を習い、いざ入泉。
さすがは13〜14℃の霊泉。1セット目は入るなりキンッキンの冷たさをダイレクトに感じる。教わった脇に手を当てて胸をひき締めることでなんとか耐える。
すると説明の通り2分程で身体が慣れてくるから不思議。1セット目は3分程で退出、暖房室へ。
暖房室は昔ながらのストーブが鎮座。ここで霊泉成分を熱で炙り込むことで効果が高まるそう。
2セット目は6分程、3セット目は12分程入ってみる。やはり初めは冷たいが、慣れてくると霊泉の気持ち良さを感じられる程余裕が出てくる。
肌触りの良い泉質、硫黄の香り、霊泉成分で変色した鮮やかな緑の石…歴史ある神聖な空間の全てが愛おしく感じてくる。
霊泉→暖房室→天然水飲用と繰り返し、程よい寒気を感じながら退館。素晴らしき霊泉に深く感謝。
今回の3セットでガタガタする程の震えは出なかったので、今度はもっと長時間入ってみたいと思う。
ちなみに、サウナに慣れている方は、先に暖房室でストーブに暖まってから霊泉に入るのもアリらしい。(それはもはやサウナじゃ)
[ 熊本県 ]
現地には15時頃着いたものの、ここまで来て朽ち果てた雰囲気に慄く。俺は本当に今から1人でここに入ろうとしているのか。
正直、人とコミュニケーションが得意とは言えない他所者が地元感溢れる場所にふらっと入っていいのか。
呼吸を整えるため一旦退避。ひとまず他のサ活を見て冷静さを取り戻す。サウナに行くだけなのに何を怖気付いてるんだ。調べると16時から営業との事なので時間にあわせてイン。
ちょうど受付に大将がいらっしゃった。
挨拶しひとりである旨を伝え1500円支払い入館。「大将」と聞くと強面なイメージあるが、想像の50倍は優しい雰囲気のお方だ。
中に入ると休憩所で既に4人程寛いでいる。お客なのかご近所さんなのか、もはやどっちでも良い。
素早く脱衣し浴室へ。貸切だ。浴室は温浴槽、水風呂があり、一番大きな浴槽は休止中。
早速、身を清めるにもカランが出ず焦る。場所を奥のカランに変え、水が出たのでお湯が出るのを待つ。備え付けのシャンプー、石鹸を有難く使わせていただく。
いよいよサ室へ。15名は入れる遠赤サウナで温度は105℃を指していた。2段目隅には噂のじゃがいも発見🥔✨
10分程入っても、温度のわりに全く苦しくならない。気持ちよく発汗できる、昭和スタイルだけど優しさがあるサ室である。
水風呂は蛇口から新鮮な注水あり。入るなり、これぞ地下水という柔らかさを全身で受け止めることができる。本当に気持ちが良い。
ふと目をやるとカニのような亡骸が溺れていたので隅にやって成仏させていると、どこからか大将が現れる。水風呂の水は飲めるという事で、蛇口から飲んでみる。確かにまろやかで美味い。
ととのい椅子は無いので浴槽の縁に腰掛け、リラックス。ふぅ〜。なんだかんだ、来てよかった。
再びサ室に入り、裸一貫、己と向き合う。ノスタルジックな電球が自分だけを照らす。タイムスリップした空間で、まだまだ頑張らなきゃと思わせてくれる。
合計3セットをサクッとこなして着替える。すると再び大将登場。30数年やっているがコロナでかなり打撃を受けているとのこと…来る時の商店街の街並みを見て色々と勘付いてはいたが、いざ生の声を聞くと切ない。
そして帰り際、入口では常連様が床で酒盛りをしている笑
店長の子分と名乗る方から黒霧で乾杯しないかと誘われたが、先があるため丁重にお断りし帰路に着いた。
初見の他所者に酒を呑み交わそうと誘ってもらえるなんてこの町はなんて懐が深いんだ!
貴重な体験をありがとうございました。
[ 長崎県 ]
はるばる行ってきましたよ、ベストパワーランド。
日曜日は送迎バスが出ているとの事で、
長崎市内の指定された場所へ向かい、10時10分にバスに乗り込む。同乗者は女性1名、約40分揺られる。
終盤の険しい道を登り、着くなりオーナーファミリーが親切にお出迎え。せっかくの遠征なので漢方コース3,700円?3,800円?をチョイス。
受付、漢方、石釜にスタッフが付いており、皆親切に複雑な利用ルールを教えてくれる。
脱衣、内風呂の順に進み、これからのセッティングに備える。
石釜に入る際には必ずノックが必要なので、面接を思い出し丁寧にノック。中からどうぞ、の声が聞こえてイン。
麻袋を被せられ蓑虫スタイルになり、スタッフから案内された場所へ向かいうつ伏せになる。
初回のセットは火からやや遠い壁側。
100℃を超の熱は耐えられないほどではないが、麻袋を被せられた混乱とそもそもうつ伏せが苦手な図体のため、ベスポジを探るのに苦心。
そうこうしてるうちに呼吸も苦しくなってきたので、麻袋から顔だけ出してみる。
なんということでしょう。火が、生火がバチバチ言っている。これが、いのちを感じるサウナだ。
10分経ちスタッフの合図で慎重に退出。
煤だらけになった身体を温シャワーで落とし休憩。
水風呂は3セット入るまでお預けルールの為、台数豊富なデッキベンチで横になる。
石釜効果か、10分経っても汗は全然引かない。
興奮のあまり意識が及ばすベンチでフル○ンで横たわっていたら、スタッフに追加バスタオルをスローインされた。失礼失礼。
同様に2セット目をこなした後に漢方ルームへ。
今度は黒いマントを羽織り尻穴から漢方で30分強、蒸される。
確かに今まで鍛えていない汗腺からも汗が出てくるスゴイ。
最終セットは石釜の火の一番近く。慣れてきたのか、今までの2セットと比べて苦しく無い気がする。
なにより、焚き火を見ていると飽きない。
苦しくなってきたころ合図があり、終了。
ふんだんに水シャワーを浴び、体感25℃くらいの水風呂へ。ぬるいが気持ちいい。そのまま、休憩ルームに戻る。
見事に寝落ちで、ととのった。
充分に休憩をして、館内外を探検。使っていない大広間、謎の置物の数々、立派な厨房、朽ち果てるまで使われたタオル類…いろいろな謎が浮かぶが、考えるのをやめた。とにかく、いまを感じよう。
帰りは14時発で長崎市内まで送迎していただいた。
尋常じゃない汗を出してデトックスし、またひとつ新しい世界を知ることができた。
[ 福岡県 ]
サウナ:8分 × 1
テントサウナ:7分 × 3
合計:4セット
LINEお友達クーポンでテントサウナ体験クーポンが来てたのを思い出し、初のテントサウナを体験するためにレッツラゴー。
一応電話で問い合わせてみたところ、貸出の岩盤浴着を着て入るので何も持参物は必要なく、予約受付もしてないので、譲り合って使ってくださいとのこと。
そんなわけでまず入館、洗体、通常サウナ、水風呂、休憩。これだけでも気持ち良い〜。
前来た時より休憩用白イス増えてるしイイネ。
そして岩盤浴着に着替え、いざ屋上へ。
屋上にはイケてるテントサウナ、インフィニティチェアや白イスが鎮座。
早速テントのあつあつジッパーを下げてイン。
室内は丸太風椅子が3つあるが、広いスペースではないので2人くらいで入るのが無難。
おぉ、、、90℃くらいの熱がダイレクトに伝わってくる。ストーブの薪とアロマとほのかに白樺の良い香りが鼻を刺激する。
丸太風椅子に腰掛け、セルフロウリュ。勢いよくジュワッ〜。グレート。
ものの5分もしないうちに腕や手に大粒の汗をかいている。体感6〜7分で外に出て水シャワーを岩盤浴着の上から浴びる。
そのままインフィニティチェアへ吸い込まれる。
さわやかな海風を感じながら、ととのう。
その後スタッフさんが薪メンテナンスに入るとテントサウナはパワーアップ。ロウリュで体感110℃くらいまで上がる感じ、これまたたまらないチューニング。
結局テントサウナを3セット堪能したあと休憩室で爆睡してしまった。
水シャワーをすると岩盤浴着が濡れてしまうのが難点だが、気持ちよくテントサウナデビューが出来た。感謝感謝。
[ 福岡県 ]
サウナ:8分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:5分 × 3
合計:3セット
行ってきましたよ、夏季限定の畑冷泉館。
隣の水神社へお参りしてからいざ入館。
奇数日は男性ミスト女性ドライサウナと、暗示のように覚えドライサウナを狙っていたけれど、
今日奇数日だと受付後に思い出す。まあ良い、ドライサウナは来年の楽しみにしよう。
浴室はちょっとした銭湯サイズでコンパクト。
入って手前の空間がミストサウナと冷泉、奥の空間が洗い場。
まずは洗い場の水シャワーで全身を清める。洗い場でもお湯が出ないので最初は冷っとするが、不思議なことにすぐに慣れてくる。
ミストサウナは不定期でスチームが噴霧される。少し時間が開くこともあるが3回連続で出ることも笑
スチームが出ると充分な熱さで発汗。10分弱で退出し、いざ冷泉へ。
やはりメインは5人以上入れる広めの冷泉。
すぐに身体になじみ、柔らかい水質が包み込む。気持ち良い。
いままで訪れた水質が良い水風呂とはまた違う気持ちよさがある。体感は18℃くらい、温泉成分なのか、ずっと入っていられる感覚。
周りのおじいちゃんもつい長い時間入っていた。
3セット満喫後、水神社の横で100円を寄付し、水汲み場の水を堪能。
あぁ〜。美味い。最高。
お盆が過ぎ、気温も落ち着いてきたが、まさに夏を感じられる思い出になった。
それにしても、ずっと冷泉と水シャワーなのに全然寒気を感じず、むしろ身体が暖まっている感覚を今も得ている。冷泉、不思議だ。
この素晴らしい水をまた来年も感じられるよう一年がんばろう。