johiroshi

2020.09.20

1回目の訪問

それはまるで白銀壮のような、刺すような水風呂だった。

「”まるで”なんて言い方をするのは施設に対して失礼だ」という意見もあるだろう。

ご勘弁を。北国生まれの僕にはその言い方が一番しっくりくる。

”ここ”を選んだのは「森のサウナ」があるからだ。
森のサウナは低温度めだが数分おきのオートロウリュがあり、セルフロウリュも可能だ。

湿度はほどよい。しかし残念ながら、僕の好みではなかった。
当初の方針を切り替え、高音サウナへと帆を向ける。

まるでバーニャのような高音サウナに10分とおられず音を上げ、すぐ隣の水風呂へ。これがよかった。

「こんこんと湧き出る角田山の天然水」

ここ、福寿温泉 じょんのび館の最高の一角。

昨今ブームのサウナをして「”水風呂に入るために”暑いのを耐えているんだ」といった言説を時たま目にする。しかし、僕に言わせれば、それは固定観念を覆すための言説であって、サウナの本質ではない。

サウナとはサウナ室で静かに時を過ごしたり、あるいは人と語り合う時間が第一。絶えるのではなく味わうもの。
そして第二に、水風呂や外気浴を経てクールダウンした後に訪れる至福の時間。それこそが醍醐味である。

……と、敢えて口に出すまでもなくひとり得心していた僕の”固定観念”が、今日崩された。

ここ、じょんのび館の水は「絡みつく」。

サウナを愛する諸氏においては、水風呂に全身ダイブしたい気持ちを抑え、頭皮を水に浸さずに浴する方が多いのではなかろうか。
いわんや、初めて行く施設をや。

手桶で頭から水を浴び、水風呂で身体を冷やし、そして上がった後にもう一度頭を冷やす。
そんなルーティンをこなしているのはきっと僕だけではないはず。

言うまでもないが、角田水の天然水の水風呂はとても冷たい。
水風呂につかる時間はそれだけで至福だ。

しかし、白銀壮、しきじ、ウェルビー(栄)、クアハウス……など日本に並び立つ水風呂を体験してきた僕をして感動させる水風呂はそうそうない。

そんな僕が虚をつかれたのは、これぞ締めとばかりに”水風呂から上がった後”だった。

「……この(角田山の天然)水……あたまに絡むっ!!!」

それは温度によるものなのか、水質によるものなのか、はたまた手桶のかたち故か。

この日の僕は水風呂に入るためにサウナに入っていた。
手桶で天然水を頭から浴びるためにサウナに入っていた。

え、水ってこんなに気持ちよかったっけ???

これは僕の錯覚なのか。夢のなのか。
ぜひ、自分の身で確かめてほしい。

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