タカラ湯
銭湯 - 東京都 足立区
銭湯 - 東京都 足立区
「セルフロウリュができる銭湯がある」とは聞いていたけれど、
サウナイキタイには「女湯・セルフロウリュ・東京」で検索しても出てこない……(※昨日編集しました)
泉興産さんはあるって言ってたけど、サウナーのみなさんが見逃すなんてある? 半信半疑で向かいました。
(過去のサ活をよく読んで桶やストーンなど、みなさんのご指南による賜物だとわかったのはこの後のこと)
外観、昔ながらの銭湯。
広い脱衣所には外から見るための小さな庭。天井の高い浴室、壁にはナカジマ富士山。
16時半。ご常連のお邪魔をしないように、と隅っこのカランを使おうとしたら
「あなたそっち寒いから隣いらっしゃいよ」とおばあちゃんに声をかけられる。
気恥ずかしくも「じゃあ失礼します」と腰かけると、「お背中流してあげるわ」と、有無を言わさず背中をゴシゴシ。
なんか小さい頃おばあちゃんに背中洗ってもらったのを思い出すなあ……。
ノスタルジーに浸りつつも、いざサウナ。
サウナ室の外にmisaのロゴ、そしてフィンランドの国旗。泉興産だ!
外に蛇口とmisaの桶とラドルがあったので、水を溜めて入室。
麦飯石の乗ったストーブがぽつんと置かれているだけの、2〜3人向けの家庭用サイズのサウナ。
室温70度。そうそう、このまだ息苦しくも暑くもないこの空気。
説明、12分計、TV、音楽、一切なし。
フィンランドか。
ラドルで2杯水をかける。
ザ、ザンッ。ジュワーーーー。
この音。そしてこの降ってくる蒸気。
フィンランドだ……。
水風呂はないので、シャワーか、洗面器に水を溜めてザバッとクールダウン。
カランの椅子で、富士山みながらぼんやり。または脱衣所で猫を見ながらぼんやり。
片目を失明している老猫の名前はボビー。人がいるところがすきなんだって。
「体を拭いて出てください」「ドライヤー持ち込み禁止」などの注意書きも一切ない。
常連さんがみんなマナーを守って使っている、愛され銭湯なんだろうな。
無粋な注意書きがなくてもみんなで教え合うんだろう。
私も常連のおばちゃんに、セルフロウリュの仕方を教えてみた。
水を2杯くらいかけて、10秒待って、蒸気が降りてくるのを楽しんで。
水風呂はないから、洗面器で水をかけて冷やすの。心臓から遠いところから順番にね、無理しないでね。
縁側でラムネ飲んで涼んだ。季節外れの風鈴の音がよかった。
水風呂が登場する夏は、ますますいいだろうな。
珍しく女湯がメインの、セルフロウリュし放題サウナ。しかも銭湯。
探し求めていた楽園はここだった。
女
良いサ活ですね☺️ 最近知りましたが、女湯メインとはなんともレア。アクセスも男湯の曜日も難易度高めですが、ぜひ行ってみたいものです…!
水曜日男性がサウナ側になる時行きたいと思ってて。めちゃくちゃ臨場感あるコメントで擬似体験できました!お気に入りさせてください☺︎
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