喜盛の湯
温浴施設 - 岩手県 盛岡市
温浴施設 - 岩手県 盛岡市
サウナ(オートロウリュウ):12分 × 3
水風呂:1分〜2分 × 3
休憩:10分程度 × 3
合計:3セット
合間と3セット後に種々の湯船を楽しみつつ、
毎時00分のオートロウリュウに時間を合わせて、
高濃度炭酸泉→ロウリュウサウナ→15度前後の水風呂
→休憩(外気浴・炭酸泉寝湯・座り湯・不感の湯・内湯の椅子で休憩・他)と、
いつものレギュラーメニューをこなす🤗
個人的に寒いのも雨も強風も苦手だが、
こと温浴施設の入浴中においてはそれもまた良いコンディションとなることがある。
温浴で熱った身体や露天の透明な屋根、水面を雨粒が打つ雨の外気浴が好きだ。
雨晴海岸の気嵐のように、水面から躍り立つ視界を真っ白にするほどの湯気が好きだ。
強風に煽られ、炭酸泉寝湯の頭上の屋根に溜まった雨水が軒から堰を切ったように滑り落ちる。
雨天の雲の切れ間に見える青い天井。流れの速い雲。
見知らぬオッサンが美泡の壺(壺湯)でぐったりして恍惚の表情を浮かべている。
雨が降りつつも突如現れる大きな晴れ間にはなぜか感動すら覚える。
郷愁を感じながら、大学卒業後の6年を過ごした盛岡を間もなく去る。
それも手伝ってか、温浴でリラックスして些細なことがとても仰々しく感じられ、懐が広くなり特定の対象がわからない感謝の念すら感じ得た。
なんだか時が止まったような、忙しなく何かに追われている日常を忘れ解放され、ただ事象を興味深く楽しく観察しているような気分になった。
タイムトラベルの能力はもっていないが、映画「アバウトタイム」で語られた、毎日を最後の日だと思って過ごすことで、今を精一杯生きて素晴らしい日々を噛みしめよう、という格言が少し理解できるような気がする。
※以下、なぜか大好き映画アバウトタイムのネタバレを含みます。
主人公の家系の男系には、タイムトラベルの能力がある。
劇中終盤、余命短い父は主人公に幸せになる秘訣があると打ち明ける。
秘訣のパート1は「人と同じように1日ずつ普通に生活する」こと、
パート2は「毎日を同じようにもう一回繰り返す」こと、
そうすることで緊張や不安で気づかなかった人生のすばらしさに気づくことができる。
しかし、主人公が行き着いた秘訣は ベクトルこそ同じだが父とは少し異なっていた。
すばらしい人生にするため、あえてタイムトラベルをせず毎日を最後の日だと思って過ごすというもの。
たぶん今だけ☻
後日素面(今はサウナ酔)で忙しない日常に置かれた状態でこの乱文サ活をみて、
なに言ってんだこいつと思うであろー。
あー気持ちよかった!!
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