伝七

2023.01.28

11回目の訪問

極寒サ活。
今週は寒かったね!
いくら寒さに慣れている盛岡市民とはいえ、連日真冬日(一日中気温が氷点下)で、まいってしまう。
今日も最低気温が氷点下9℃。
だからサ活がないと生きていけません笑。
てなわけで、ホームの開運の湯へ。

まだ夜が明けない朝6時30分。
さすがにスタートメンバーはいつもより少なかった。
もちろん一番湯ゲット。
炭酸湯でウォーミングアップしていると、大学生くらいの若者2人が慣れてない様子で入ってきた。
息子たちと同じくらいの年頃だろうか。
すぐにおしゃべりを始める。

何で若い人は黙って入れないのかと思う。
自分は独りで静かに楽しみたい派だ。
自分が若い頃ならイライラして注意していたかもしれないが、最近はそれも自己ルールの押し付けと考えるようになった。
余程のマナー無視の人には注意もするが、風呂の楽しみ方は人それぞれ。自由でいい。
むしろ朝風呂に一緒に来る友人がいるなんてなかなか無いかもしれない。
若いときは無茶苦茶やっていい。
失敗してもいいと思う。
失敗する行動すらしない若い人も多いのではないかと、新人社員を見て思うときがある。
そんなことを考えながら3セットをこなす。
1セット、2セットともサ室に独りになる瞬間があって2度ともローリュして室内のエネルギーを増幅させた。
本日はオレンジのアロマだ。

3セット目に、例の若者2人が入ってきた。
自分の横に座り、なにやらゴニョゴニョ話している。
どうやらローリュをやってみたいが、サ室に陣取る自分も含めたおじさんたちの雰囲気に負けて出来ないでいるようだ。

ストーブ横には、セルフローリュのルールが書いてあり、2人はそれを読んでゴニョゴニョしていたのだ。
片眼で2人をチラリ見ながら「若者よ、勇気を持て」とココロの中で応援した。
するとようやく1人が立ち上がり
「ローリュしてもいいですか」
と小さな声でサ室の面々に問いかけた。

「どうぞ」「はい」「お願いします」

おじさんたちが同時に応える。

勇気のご褒美。

若者はヒシャクを持ち、バケツから水を組み上げるとストーンの前側から恐る恐るひと廻しした。
おいおい。ストーブの奥から廻さないとヤケドするぜ、と思ったが、若者は満足そうにもとの位置に戻ってしまった。
どうせなら2、3度やれば良いのにと思いつつ、遠慮がちな若者のローリュにココロで拍手を送りつつ、ジワジワと熱くなる蒸気を身体に取り入れた。

なんだかこのローリュが大人サウナーへの儀式にも感じられて、クスッと笑いながらサ室を出た。
若者たちよ、良いサウナーになるのだな。

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2023.01.29 06:41
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サウナ施設が末長く存続出来るように、ニューカマーさんに対して暖かい目で接してあげることが必要だと自分も思います😌
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