Hiroshi Kitamura

2023.09.10

2回目の訪問

カプセルホテルに一泊しサウナを堪能。
横浜を観光し、着いたのは20時頃だったので、21時のアウフグースは受けたいと思いいざ入館。
事前に大学時代の先輩から「セルフロウリュができるサウナできてるよ!」と聞いていたのでまずはそのサウナへ。
使われている木が清潔で香りも漂い、心地良く耳から脳へと通るサウンドで迎えてくれた。座ってみると段差の角は美しい柔らかな曲線を描きストレスフリー。10分毎にセルフロウリュをするシステムで、まだ8分くらいは残っているように見えた10分計の砂時計がある近くへ腰掛けた。
耳から鼻から肌からサウナの恩恵を浴び、それに呼応するように汗がどんどん流れる。もう少しなら入っていられるかもというところで時計の小さな砂たちはひっそりと下へ集合。いよいよロウリュ。更なる恩恵が蒸気に乗ってサウナ室を巡り全身を包んでくれた。

熱々に沸き上がった身体は水風呂で落ち着きを取り戻し、昨日の不満を少し許せる気がした。

次はアウフグース。最後の熱波まで浴びたいと思い、水通しをしてから入室。このとき、サウナ1セットで身体が目覚め、目を剥くような気分。まずはカモミールの香りが丁寧なタオル捌きでサウナ室内を巡る。鼻から脳が歓喜をあげる。歓喜に浸っているところにまだまだここからと身体を鼓舞するような熱波が襲来。そしてカモミールの次はセージの香り。恥ずかしながらこの2つの香りの違いをもう思い出せないが、脳から鼻が歓喜したことは覚えている。この辺からただただ「熱い!」という気持ちで脳が支配されていた。しかし、前に味わった「ととのう」を覚えているから入っていられる。これをある人は「解脱る」という。
解脱へ通ずる道へと見事に案内してくれたアウフギーサーへ感謝の拍手をさせていただき水風呂へ。

身体の内側から冷気を感じ、この冷気と共に魂が抜けるように様々な感情から解放され「無」に近い状態へと昇華した。

気付いたらカプセルホテルですっかりぐっすり眠り朝となり、朝ウナへ。
昨日はととのいたい気持ち一心でサウナへ入室したが、朝は何者にも道を譲る優しい気持ちで入室。
ここのサウナの素晴らしい点はいくつもあるけど、朝の陽が差し込むサウナ室からまだ目覚めきっていない横浜の街と遠くに見える青空が、これから先に希望があるように感じさせてくれて、嫌な仕事ももう少し頑張ろうという気持ちにしてくれます。それがいくつもある素晴らしい点のうちの1つです。

本当に素晴らしい場所です。
また来ます!

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