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朝日湯源泉ゆいる

温浴施設 - 神奈川県川崎市

keyoflife1976

2024.11.27

8回目の訪問

サウナ：ラブリー中野さんアウフ8分→高温9分→明日香さんアウフ16分→たきぐち。さんアウフ14分→田窪さんアウフ22分
水風呂：ひと潜り ×5
休憩：炭酸泉10分 ×5
合計：5セット

一言：
「ヤマアラシのジレンマ」をご存知だろうか。人間同士の距離が近づき過ぎるとお互いを傷つけ合ってしまうことを恐れて一定以上近づけない心理状態をヤマアラシの棘に喩えた精神心理学の話である。それになぞらえてよいのかわからぬが、「アウフのジレンマ」が存在するのだ。そう、サウナー御同志ならばすぐにピンとくるであろう。

アウフは言うまでもないが、人気施設の人気アウフギーサー、それなのに事前予約や抽選式でそのアウフを受ける方式ではない時、その恩恵を被るためには「早い者勝ち」になるのが残念ながら世の理となっている。人気アウフギーサーだから必ず受けたいけど、上段になったりすると熱さで完走できない。となると、ほどよいポジションを獲得するためにサ室にアウフの時間の5分前、酷い時には10分前にはスタンバイしていなくてはならない。それによって上段ではないとはいえアウフ前に5分以上も蒸される時間がある、これは辛い。熱さを受けたいけどあまり熱すぎても困るので早めに熱いところに突入する、もはやよくわからない状態。

ここ、ゆいるは毎時のアウフがウリだけれどもそのほとんどは予約制ではないので、そうすると上記のような事態が発生する。こことサウナ東京と北欧はまさにそれの頻発地帯。なのだが、今日は全体的に施設が空いていて、ゆったりとアウフを受けることができた。

中野さんは、ゆいる伝統の「扇いでる人が一番しんどそう」の正統な後継者。アロマはピンクグレープフルーツとハニーレモンというドリンク系の香り。途中でいつもの氷投げも発生したけど高温サウナのほうなので最終セットが激熱で途中リタイア。

明日香さんは予約制。初めて受けたけど健康問題で年内でゆいる退職とのこと。元気そうに見えたけど大変なのかな、ぜひ完治復帰してほしいもの。小柄なのにとにかくパワフルにぶん回すスタイル。オープンなんてタオルのほうがデカく見えるけど、途中楽しそうに踊りながらもアチアチ。

たきぐち。さんはオシャレバンドマンセット。ヴィヒタエキスとウィスク使いつつ、アンコールは手拍子しつつタオルでアチアチに。

最後は20時の田窪さん。これまたヴィヒタエキスとウィスクに加えてラベンダーのドライフラワー。芯から温まってフィニッシュ。

平日の昼間っから毎時間いろいろなスタイルのアウフを受けられて一日中いられるこの神施設、そりゃあめちゃくちゃ金使いますよ、ありがとうございました。年内また来られるかな。