【閉店】お台場 大江戸温泉物語
温浴施設 - 東京都 江東区
温浴施設 - 東京都 江東区
お江戸に還るんだってね。
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詳しいことはよくわからないが、9月で終わるらしい。
元々は東京都の土地。同館はあくまでも場所を借りているだけ。期限付き契約で、それが今夏まで。延長も更新も出来ないとのこと。
物語の終幕を見届けるため、最後の訪問に。しっかりと大幅割引券は入手済みだ。
前回は食事が残念だった。外れなさそうなメニューを選んだのに、レジャー施設特有のお高め価格で、物足りないお味。
今回は鉄板だろうと思ったチェーン店の油そばを頼んだ。悪くはないのだが、少々期待はずれ。私は別にグルメでもセレブでもないのだけど、もっと高いメニューじゃないとダメなのだろうか。よくあるサ飯の、豚しょうが焼き定食が恋しい。
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今回は足湯ゾーンにも踏み込んでみた。わかりにくい導線を抜けた先には、綺麗な足湯の庭が広がっている。平日の訪問にも関わらずカップルが多い。学生だろうか。
ひとり客の中年男性がいたが、なかなかに浮いている。自分もそうだとは思いたくなかったが、ぐるりと散歩して引き返した。
食レポもカップル観察も、私の役目ではない。浴室へ行こう。
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湯船はシルキーバスと、高台の温泉が好きだ。壁の絵や、ガラスの外の景色を見ながら、ゆったりと温まる。
サウナ室で注目すべきは、メトス-ikiのストーンタワー。隣に席に腰掛けると、かなりの熱さだ。同じ最上段でもここまで熱さが違うのか、と新たな発見だった。
露天風呂で空を見上げると、大きく広がる青色。その端に見切れた大型クレーンが、同館の立地を思い出させてくれる。この違和感ある組み合わせ、嫌いじゃない。
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夕方になり、帰りの送迎バスのため退館。そのタイミングで、これから入館する親子がいた。ちょっと不思議。
バスに揺られて最寄り路線まで行くまでも、今日の余韻に浸れる良い時間。
閉館してもikiのサウナは系列店に移して残して欲しい、という口コミがあった。これには心から同感。
男
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