湯山荘 阿讃琴南
ホテル・旅館 - 香川県 仲多度郡まんのう町
ホテル・旅館 - 香川県 仲多度郡まんのう町
高松市街から車で1時間、コンビニはおろか自販機すら容易には出会えない山中の幹線道路沿い、占有露天風呂付き客室や飼い犬と共に宿泊可能なヒュッテ等擁する『里山の別荘』それがここ、阿讃琴南。少し遅めの年始休み、夫婦2人で1泊何処かに、という話が出た際ここを推したのは、本館から渡り廊下で繋がった河畔風呂・せせらぎを紹介するサイトに記された「サウナもお愉しみいただけます」の一文が決め手だった。チェックインカウンター横のロビーに置かれたメトス社製の薪ストーブ。否応なく高まる期待。そしてサウニング・オン。サ室はコンパクト、二段の座面の背中越しに設置されている(と思われる)サウナストーブによって温められた室温は80度。高くはないがしっかり汗が出る、これは熱源からの距離がポイントなのか、それとも「背中から熱がくる」という普段のサ活ではあまりないシチュエーションがもたらす効果なのか。座面に大判のサウナマットは敷かれず、入口に用意された一人用サウナマットを持ち込むスタイル。水風呂はなし、冷水シャワーでクーリング。山の中なので水は当然冷たく、水風呂に浸かれない寂しさをかなり緩和してくれる。ここで大きなプロブレム。外気浴スペースが、ない。妻に聴くと「女湯には露天風呂に座れそうな岩(私はいまいちイメージが湧かなかった)があった」ようなのだが。洗い場にひとつだけ別に置かれた椅子、スーパー銭湯でもたまに見かける「洗い場の腰掛けでは洗体が困難な人用の椅子」を露天に持って行き休憩。チェックインして3セット、夕食食べて少し寝てから3セット。基本的に至る所がオシャレというかアーバンというか、大人の余裕・ゆったりした時間が流れる空間。サウナ施設としてではなく「里山の別荘でのんびりして地物の食事で腹一杯になって、尚且つサウナ入れるとか神かよ」という喜び。「1泊2食の値段で由良里の湯なら30回分か」とか考えてはいけない。四季折々、セレブリティ気分を満喫したくなるそんなお宿でした。サウナの「温度と発汗量の比率」という点で言えば、最強レベルです!!
男
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