2022.09.18 登録
[ 北海道 ]
5・20s・5の2セット
間に3・20s・2の温冷交代浴
寿し処山昇。
漁村の狭い道路を通っていくと見えてくる。
今は昆布漁の時期らしい。生活かかってるから、そりゃそっち中心になりますわね。
で、ひろめ荘のフロントさんに言われる。「やってないとこもあるかも知れませんので……」
こわごわ開店時間待つ。アッ、女将さんらしき人出て来た……のれん掛けたっ、今だッ!
……なんか、大将の話聞いてたら、山昇さんは、あんま漁に関係なく営業してそうな感じ。
か、肩透かしかいな(・。・)
ガゴメ昆布のとろみついたタレかけるばらちらし、びっくりするほど美味かった。
なめりーさんありがとう!
でもカウンター座っちゃったからか、めちゃめちゃ大将に話しかけられる。
大将の背後にはテレビ。ちゃんとニュースを見てる人、って感じだ。
「自動運転、恐くて乗られないよ」
いんや~、はよ実現してほしっすよ。ここ来るの2、3時間掛かりましたから。ちかれた。
「あンの議員なら次は受からんベサね。これ(天狗)なんだ、役人さん百回だか出張さして。あっちのも」
ま~、畑で取れるみたい次々ね~。
「150円の円安て、うちらの時代360円だもん、そりゃ……海外行かれないの。そっから見たら半分だ」
さすがに笑う。
人の話を聞くのは好きなのでうんうんうなずくのだけど、なんか聞いてると、いつしか大将の言う「我々の世代」に俺まで含んでそうなニュアンス。いやさすがに大将、歳まで一緒に食ったおぼえない!
で、焼き肉屋のガムみたいなノリでおしゃぶり昆布をもらう。いちいち美味いなぁ……。
口の中で昆布だしを取りながら、岬のホテル恵風に13時着。
寄りたい酒蔵が……15時半まで。あれ、なんやら雲行きが……。
早歩きにて洗体。内湯はこちらも源泉かけ流しで、炭酸ナントカ泉と、ナトリュウム塩泉、だったかな。さらにジャグジー、露天は炭酸ナントカと泡風呂。
ナトリュウム泉が、あっっつい!
たぶん46℃くらい……いやもしかして、濃くて刺激が強いからそう感じたのか。
はたまたひろめ荘の濃い硫黄成分と、皮膚で化学変化でもしたのか(危)
温泉のハシゴは程々に……。
サ室。セルフロウリュじゃ~ん!
あつ湯を頑張ったせいでそうそうも居られない……。
おいおい、セトリの組みが、雑になっとるぞ!
途中、せっかくあつ湯があるので、なんやら、行き着きし方々の間でにわかに流行る温冷交代浴を試す。
う~ん、いや~……節操がねえからこれもいいような気ぃしてくる(笑)
こだわりを捨てるのと節操ないのじゃ水仙と葱じゃん。ダメだこりゃ。
次行ってみよ~。
[ 北海道 ]
8・35s・5の2セット
立って半畳寝て一畳、なんて生活に憧れたりする。
外向けの袈裟・衣に鉢一つ、写経の筆に硯に墨に、文机があって寝床の畳がある。それだけ。
つつましやかに、静かに暮らして往生したい。
ジョジョで言えば、吉良とプッチ神父を足して2で割った感じ。一気に不穏だなおいゴゴゴ。
しっかし、わかった。わかったよ。寝て一畳、すんごい贅沢だ。車中泊で身体ばっきばきだもん。
身体を伸ばして寝られるって素敵だ。狭いとこに押し込む拷問が存在する理由が、よくわかった。
屈葬のごとく身を折って、毛布かぶって眠る。
朝日とともに覚醒。5時!
鹿部の海。いいね。漁師さんお仕事中。
歌碑立ってる。60過ぎの母ちゃんハワイ行かすんだって、とてもいい歌詞だ。北の荒海の情景に突然現れる常夏の島が燦然と輝いて見える。
解剖台における洋傘とミシンの素晴らしい出会い、なんてシュールさとは違う。が、考えてみたら、今現在の身の丈でない憧れというのは、大なり小なりシュールを内包するのかもしれない。
たまに文系ぽいこと言うでしょ。ただ昔の歌がなってる奇人ではない。
いやね、ひろめ荘、すんごいよ。
源泉かけ流し。内湯は重曹泉。露天は硫黄泉、温度違いの浴槽2つ。
でこの露天が、濃い~のよ。10段階で8くらい濃い。顔こすったらうっすら目に染みる濃さだ。
ばっきばきの身体にじんと沁みいる。
サ室、ストーブはメトスのロウリュ不可タイプのヤツ。90℃。
最初乾いてるかと思いきや、いい湿度で汗だく。
水風呂は、たぶん16℃後半かな。途中宿のお姉さんが水差してくれたので、15℃くらいになる。
外、風強い。雲切れて、晴れているけどちょい寒い。
露天のぬるめに浸かればおけ。アァァ、とこの世の終わりみたいなため息出る。いやもういっそ、ここに果つとも本望てな心持ちだったよ。
きれいで、明るくて、それでいて新しすぎない。
最近は新しいとこにもちょくちょくサ活に繰り出してるけど、なんだ、新しすぎると長居しても緊張が抜けないことあるでしょ。
少なくともおいら個人、すぐ借りてきた猫になるたちだから、そういうとこあんのよ。
ここはなんだか、ちゃんときれいな上で、田舎らしいのんびりさが残ってて、田園感があって、心が安らぐというか、その……、難しいな。
ともかくとってもお気に召したから、また来たいと思った次第。
車中泊は……しばらくはヤだけどそのうちね。
近隣のお店のランチと込みで1200円。さてさて、目当ての店はやってるかな。
今時期はコンブ漁と重なって、定休のとこもあるそうな。
あ、ヒロメってコンブの古語なん。ワカメ、ヒロメ、そういうことなん。
[ 北海道 ]
外サウナ 3(水風呂・休憩なし)
内サウナ 5・20s・2
またシフトで2連休もらっちって、仕事終わりサ旅に繰り出す。
目指すはハセスト5月限定の焼鳥弁当。やってると聞いてから、食べたくてしょうがなかったんだ。
いつも誰かに連れてきてもらって、今度こそ函館遠征ソロデビュー。
大沼から鹿部・茅部と半島をぐりんと回るコースで攻め入る。
八雲を通り過ぎた辺り、バックミラー越し美川憲一のスパンコールみたい黄金色の夕焼け。
前方の風景が全て赤紫なので、あ、どっかにラスボス降臨したんだ、世界終わるんだ! と悟る。
やり残したことか……。
ない……!
なさ過ぎて愕然とする。
執着なんかやめときなはれとお釈迦さんも言ってるから、ヨシ!
CDは相変わらずイジェクトできない。もうジムノペディええて~。
ま~たオーディオ代理を勤めなきゃならんか、仕方がない……。
しょ~ねんの~、よおに~、ほ・ほ・えんで~。
おおぢゅ~わっちゅわなだげ~えん。
あれ、なんかこのオーディオ針飛んでね? なんだっけなんだっけ、と考えてみても思い浮かぶのはマーティン横の姉ちゃんの顔だけ。
てかここのサ活にこれ書くのベタすぎてヒドいよねとばかりちゃっぷ林館に到着。
21時閉館のところ、ほぼ20時に。
そして近くのラキピで晩飯の予定。そっちは21時半閉店。
やっべえ!
急いで洗体、きびきび浴場を見回す。
全体が、広い。
内湯は中温に熱すぎない高温、かな。泡風呂もある。サウナと水風呂確認。
露天も広い。てかこれ通路用マットの外、アスファルトだな。ぬるめの浴槽と、屋根付きが一つ。サウナと水風呂確認。
ほ~、内外2つ! また来てゆっくりしないとな。
とりあえず今日は様子見にしておく。
外サウナ。出ましたオリンピア。
表示は90℃だけど、外が小雨降りで冷えてるからか、閉館間際で電源落としたのだか、なんか、ぬるい。
テレビで交流戦、マウンドには有原。ああ、日ハム今日は阪神とだよな、と思ったら巨人相手。えっ、有原いつの間にソフバンやんけ! 程度にはやきうに疎い。
3分で出て、外の水風呂から水を汲んで、頭からザバーっと行水。これでは足りぬぞと内サウナ。
こっちは日によって、午後から開ける、等あるらしい。開けて真正面に鎮座するストーブ、メーカーわからず。少なくとも石積めるタイプ。
2段の座面が両翼に展開。20人くらい入れそう。段の幅も広いネ。
グイグイ押してくるような熱さ、とてもよい湿度。久々、横綱相撲なヤツだ……。
いい汗をかく。水風呂が少しぬるいけども、ならばまったり入ればいいんだ。
ササッとラキピで食い、なんやかんやと鹿部の道の駅に辿り着く。
今日はここが、キャンプ地となる。
[ 北海道 ]
7・20s・6
12・40s・10の2セット
苫小牧の安い床屋さん、狙ってたところ、駐車場がないようなので順番を替える。
まずはサウナ。次に登別か伊達のプラージュに行く。これでよいな!
というわけで、リニューアルしてから来たくて仕方なかった虎杖浜温泉ホテルに到着。
全っ然違う!!
「リフォーム」ではなく、文字通りの「リニューアル」。ベツモノになってる!
以前は、
・ととのいスペースがないから露天の岩に座ったり
・奥にプールあったので、水着の人が浮き輪抱えて浴場横切ったり
・いかにも「懐かしい」感じの休憩所兼食堂があったり。
総じて、言っちまえば古い佇まいだったんだ。
それがロビーに始まり、休憩所から脱衣場から、全部が全部明るくて新しい。
リクライニングシート(TV付き)の休憩所まであるし! ロッカー開けたら新築物件の匂いするし!!
そりゃ、なんてことだ、なんてことだ……って口ついて出ちまいますわな。
洗体。初っぱな床屋に行くつもりだったから無精ひげ。
月曜10時で既に3人が露天のととのい椅子に寝てる。
オートロウリュは30分おき。時計を見る。10:25、やっ、ヤべぇぇ! 慌てて洗体終わらして湯通しもせんとサ室へ。
ストーブ横長。オートの吹き出し口は二つ。アッ、スプリンクラーの数は確認しなかった。
12、3人くらい入れるかなくらいの広さで、2段。テレビ付き。キャイーンの天野くんが、ウドちゃんの話をしている。ウドちゃんの愛がこわい。
始まるオートロウリュ。これは……程よいタイプだな。痛熱いまでいかない、マイルドロウリュだ。
まったり座るタイプかな、と見せかけて中々いい汗が出る。
水風呂は16℃くらい? こちらはじっくりタイプだな。
ちょうど空いたととのい椅子に飛び込む。ちょうど日が差してるところへ。
うーん……、ヤべぇな! ここ。控えめに言って最高だ。
ちょっと日焼けするかな、くらいの陽光に、5月の風が心地よい。
軽ととのい後、湯船に浸かる。そうそう、この辺、確かアロヨもそうだったけど、とろみのある温泉だった。
銭湯に始まり、ファミリー定番の施設を経て、ここに来る。
意図せず昭和・平成・今と年代順に巡ってきたみたいだったけど、どこもよかったな。
登別プラー……あ、ここプラー"ナ"なのね。無事髪切る。
狙いの台湾料理昇龍は定休。近くの餃子坊に行く。
ウトウト、誰もいない道で若干危うい場面もありつつ(汗)家に着き、ぐっすり眠る。
[ 北海道 ]
5・20s・8
8・2・5の2セット
うーん、いいドライ加減だ……。
ジリジリと、表面を焦がすような熱さ……仕上がってるね。クルマの中が。
外は五月の風が吹く。
サウナ後にラーメン食って海見たり、図書館&サンガーデン(植物園)をうろうろしたのがよくなかったんだか、疲れて気の利いた言葉も出て来ない。
ひと言。とてもよかった!
水風呂で話しかけてくれたサウナーさんもいらしたし。
口ベタでその節は申し訳なかったです💧
昨日の漫才の録画観て寝る。
ザ・パンチ、すこ。
せっかくの二連休。
明日は髪の毛切ってから、海岸線沿いにニセコに帰るつもり。
苫小牧から海岸線沿い、白老、虎杖浜……もう、おわかりですね(ニッコリ)
[ 北海道 ]
5分を1セット(空腹に負けて)
おふくろを訪ねに苫小牧へ。
ナビくんまたへそ曲げてCD吐き出してくれない。この前ディーラーさん寄ったとき相談するの忘れてた。
エリック・サティの辛気くさいピアノ。自車の音でちーっとも聞こえやしないんだ。
でも楽しい。おいら、サウナは当然好きだけど、そこに向かって運転するのも好きなんだ。
土曜の夕方、支笏湖周りは全然クルマがいなくて「あずまし」すぎる。
気分でもない音楽の上に聞こえもしない。それなら自分がカーオーディオになることだ。気持ちよく鼻歌を歌いはじめる。
you lonely thunder ハァァ 突然すぎーたあ⤴
よーろれーさんだー 別れのことーばあ⤴
わ、すれ、なぁぁいぃぃあんなたぁがぁぁあ、
のこして、い
あっ、もう着いたの、さいですか。
通り道近くの公園湯に来る。
なんか、とてもよい面構えだ。俺よりよほど年上の老舗に言うこっちゃないけども。
靴脱ぐ、休憩スペースコンパクト。
いやぁぁぁ、おふくろ晩飯こさえて待ってるんだよなぁ! 風呂上がりここでアイス食って長居してえ!
銀貨5枚を銅貨1枚に換金する。
ともかく銭湯は、常連さんに粗相があっちゃならねえ。とばかり洗体。
俺の他にはお爺さんばかり、三、四人ほど。会話はない。
湯船が面白い。
お湯が茶色いシリカの主浴槽、炭酸風呂(日替わりで水素風呂)、すんげー泡立ってるジェットバスは緑色のお湯で、今日は二倍カテキンですって。そして水風呂。
一回り入る。浴室内、ずーっと、漢方? 龍涎香? 麝香? よく分かんないけどそういう線香系のいい香りがする。
いざ、サウナへ。
そう、こちら、スチームなので、あーる。
サ活で予習しておいたんだ。誰も入ってこないのだから、タオルぶん回しは当然の権利なのであーる。
……いやこれ、サ活少ないのおかしくないか。
すげー、イイ。
スチームの温度の相場がわからんけど、ぶん回してたら相当の熱さだ。
そんな中聞こえてくる布施明ね。変わったアアアアアア声伸びすぎ尊い。
そりゃ休憩スペースどうするだの常連さんで混雑していた場合だの、銭湯特有の問題はあるんだろう。
今日たまたま諸条件が噛み合っただけなんかもしらん。が、それにしたって、これは、近所にあれば間違いなく通うスッチームだ。
程よい温度の水風呂へ。イス出して洗い場の前に座る。
うーん、じっとり……。
汗拭いて脱衣場に出なかった俺が悪いだけなんでノーカン。
というか、今は、なんかそんな気分なんだ。内気浴でじっとりもまたよし。
猛烈な空腹に襲われて、たったの1セットで終わる。また来たい。マジで。めちゃ来たい。
隣のローソンでビール買って、実家に帰る。晩飯はホッケの開き。
[ 北海道 ]
8・30s・8 を約3セット
雨の中山峠、バッハのオルガンをガンガン鳴らしてぶっ飛ばす。
「鶏ガラさん、こういう曲どんなテンションの時聞くんすか」って苦笑いで尋ねられたことあるけど、知らん、バッハに聞いてくれ。「何考えてこんな曲書いたんですか」って。製造物責任法にもそう書いてあるだろ。
bwv543を5回くらいリピして豊滝辺りで飽きる。パーキングでトイレついでに小林旭に変える。
5月末に閉業という銭湯に行くテンションだから、こういう曲を聞く。
18時前か。日曜銭湯のこの時間は混みそうだ。
やよい軒で先にメシを入れる。
石山通りのやよい軒。札幌からの帰りだと右折で入って右折で出なきゃいけないつらみ。先倒しにすれば、左折で入り左折で出られる。
一人メシ。パッと食ってヤッと出たい派。回転率で迷惑をかけたくない。
書いてて気付いたけど、時間潰しとの相性悪いな?
小林旭にもう飽きてきて、寿湯に到着。18時半に。大して変わらんじゃないか(白目)
500円去る。10円帰る。
おぉ……、こちらもまた、紛うことなきザ・銭湯だ。
そこまで混んではない。
混んではないが、俺以外のお客さんがほぼ全員知り合い同士なのでその分圧迫感がある。
いやいやいや、そりゃ公衆浴場だもの。感覚的には団地やマンションの共有スペースみたいなもんで、言ってしまえばここら辺世帯の、家の一部にお邪魔してるのと一緒なのだ。
粗相がないよう丁寧めに洗体。湯船に浸かる。
今日は水風呂ぬるいね~なんて聞こえてくる。
サ室扉を横目でうかがっていると続々入っていく。やっぱ混んでそうだナァ。一旦緑色のお湯のバイブラで腰を揉む。
電気風呂はやっぱりこわいからパ~ス。
二人ほど出てきた。今だッッッ! ……あっ、暑いからその前に水通し……。
先に入ってたおいさん、30秒ばかしで入って出て、揺らしちゃってごめんよ。
扉を開けたら、思ったよりずっと広かった。
有線なのか選んだ曲なのか、よくわからない絶妙な曲が流れている。
温度は中くらい、湿度がとてもいい。居やすいけど、気付けば汗がダクダクになっている。そりゃ会話も弾むわな。
こだわりのどうだとか、最新式のどうだとか、そういうのでなく公衆浴場サウナの最適解、という感がある。
1セット目、水風呂・水シャワーにあぶれる。水カランから桶でバシャバシャ浴びる。生焼け状態で休憩。
あとは、つつがなし。文字数も足らんので駆け足。
何となしサウイキでサ活を見つけ、次の日にこうして来てみる。
新しいって素晴らしい。しかし、古いものがなくなるのもヤだな。わがままなのかな。
アッ、20円の肩たたき椅子座ってくればよかった!
[ 北海道 ]
3・20s・6
5・30s・7
7・20s・10 の3セット
前置きはいいから、雨の中山峠をぶっ飛ばしてとっとと到着。いま泊まるなら、隣のタイムズは秋まで工事中なので、ジャンボの1日券を狙おうね。
公式HPからの直予約で一泊2000円はどうかしてる。
受付のお兄さん、サウニズム着てた。ファーストコンタクトからアツい。
ここは以前、ソーレというカプセルホテルだった。
おいらは一回ばかし、勤め先のみんなと泊まった程度のことなんだけど、意外と覚えてるもんだなと。
そうそう、館内こんなたたずまいだったよね。ロッカーも食堂も漫画の種類も喫煙所も、なんだかとても懐かしい。
ゲッ、おいらのカプセル上段かぁ。深酒は控えよう。
一服して浴場へ。17時過ぎ、大学生くらいの連れ合いの人たちが多い。ソロサウナーゆえ団体を見ると勝手に心細くなる。
洗体のち湯船をぐるり。
半露天の不感湯、なんか刺し網みたいのが浮いてる。
内湯、9℃と7℃の水風呂に、42~3℃の熱め湯。流木(ヒノキ)が浮いてる。
熱め湯。お兄さんがザブザブ入ってきて、壁の赤いスイッチ押す。打たせ湯だ。お兄さん身悶えして途中離脱。んなあほな。そんな圧が強いのか、蘭越・幽〇閣じゃあるまいし。
おもむろに立ち上がり、赤いスイッチ押す。
熱 ッ ッ ッ ッ ッ ッ つ!!!
なにこれ! 圧はいたって普通。
お兄さんこっちを見てるので年上ぶって少し頑張る。いやあっついってこれ無理。
あ、年寄りの冷や水ってこういう……。
サ室。すこぶる熱い。
熱くて痛いのを登別のあそこのオートロウリュに引っかけて「鬼」のレベルとすると、ここは常時が小鬼くらい熱い。
最上段3段目の温度計、90℃後半から100℃を行き来している。湿度は30~40%。なんか、床が霧でもやってる。
テレビはNHKニュース。トーン控えめでとてもちょうどいい。
そもそもテレビはあんまり見ない派なので、この強圧いや強熱の中民放のテンション来たらたぶん色々耐えられない。
セルフロウリュもウォーリュも用意されてるが、素の熱さで既に完成している。
7℃の水風呂、バケツの頭かけ冷水。
休憩、そして閃く。――あれ、あの刺し網って、もしかしてハンモック、なのか……?
試しに寝てみる。
お、オォォ! 俺、水面に、浮き寝してる! オォォォ!
そして半露天に焚かれる素敵スモーク。
あ、俺死んでたんだ。知らん間に。ああ、だ、ダメだもう……。
もう、立ち上がらなくていいや……。
ガッチガチにととのい、バッチバチのあまみ出る。
若いスタッフさんだらけ、まさに生まれたてって感じの施設だ。
こなれてない部分も色々あるけど、応援したい。
[ 北海道 ]
14日、深夜。フタバ湯、高砂温泉、行きたかった……。
一日は家で身体を休める日を設けないと仕事に支障が出そうなので諦める。
明日はまっすぐニセコに帰ろう。
サ活は明日の、もう正確には今日だけど、バスで書く。
(15日追記)バスで書いてる。
5・20s・7を夜朝に1セットずつ
ホテルに到着、まず洗濯する。サ活書いたり本読んだりする。
ラーメン山頭火が近いんだよな、行こうかな……。河東碧梧桐も好きだけど、そりゃ山頭火よね。「酒を断って、ようやく水のうまさがわかってきた。染みこむように水を飲む」とかなんとか書いてる次の句で「ほろほろ酔うて~」……
だからさぁ文字数がさぁ!(自己反省)
洗濯終わり、銀鍵さんでメシ。北海道のグルメ案内動画で見て、ずっと来たかった。
美味かった……けどもあったり前なお値段なので、ハシゴ前提で組むべきだったな。ま、山頭火行きゃいいし。
ほろほろ酔うて歩いてたら、腹がふくれてきて行けなさそう……。うしろ姿のしぐれてゆくか。
ホテルに戻り、帰途の確認をする。高砂温泉は朝6時からやっているのでタクシー呼んでねじ込もうったらねじ込めた。
しかし、時間に追われるとととのえないのよネ……。
旅費もそろそろ抑えの時間だ。
サウナと風呂の浸かりすぎで、身体が半分わけ分かんない状態にもなってる。
……ぐぁぁ、断腸! でもOMO7だって休館中で今回諦めてるからね。
銀座サウナさんもいま、一度潰されかかった銭湯を蘇らせているそうだし、また来ればいいか。
ベッドに横たわって、気付けば寝てた。焼肉とニンニクの臭いまんまで。
23時に目覚めてホテルのサウナに入る。
洗体。モール温泉色のお湯だな。ホントにモール温泉かはちゃんと確認していない。
お水は16℃前後かな。酔い覚ましにはこれくらいよ。
そしてサ室。き、強烈!
プレキャブさんお馴染みのほの暗いセルフロウリュ可能サ室。だけどこれ、もう先客さんかけた後かな、仕上がってる。ジャングル並の湿度にガツンと来る熱さ。うぉぉ、ま、負ける、これは……!
洗い場を潰して椅子を置いたととのいスペース。冷えたシャワーを頭にかけて、こちらは「カムイの滝」だそうな。
ススキノの滝は聞いたことあるな。そういや帯広のプレキャブさんはなんの滝だったっけ……?
頭に浴びながら、なんか今後のことを色々考える。
このまえ函館・護国神社でおみくじ引いたら末吉。「今までのあらしも過ぎて落ち着く」的な、ちょっとカスってくるの止めてほしいよね。
結論? なるようにしかならん! 人事を尽くして天命を待つのみよ。
あ~、帰りたくない! 帰るけどさ!
[ 北海道 ]
(ロなしサ室)6・20s・7の1セット
(セルフロサ室)8・30s・8の2セット
旭川の街も平坦な碁盤の目で、道幅広く見通しがよいから存外歩きやすい。
ここらは軍都だった都合なんかね。
近代から現代に至るまで続く北への備え。
古代、西への警戒の中心だった太宰府と街の造りとか比較してみたい。兵器だの、軍団だの、それを運ぶ輸送手段だの、兵站の取り回しの違いを考え出すとワクワクしてくる。
汝平和を欲さば戦に備うるべし。
要するに、水風呂入りたきゃサウナに入れ、ということなのだ。いや要せてないけども。
銀座サウナから歩いて10分くらい、13時半、今度はオスパーにやって来る。
アパートの1F部分を施設に改造した感のあるたたずまい。
館内着とタオルは入館料に込み、おにぎりが追加50円でつくチケットもある。
……失敗したっ、ここは、最初から長時間滞在してもらうためにデザインされてるということかっ。
ホテルのチェックインを15時に設定したので、歩き時間も含めて1時間程度の滞在となる。
いやチェックイン遅れる旨電話すりゃ済むんだけどさ。
ぶっちゃけ、もう既にやり過ぎ感が出ちゃっている。何ならおらもうすぐすぐ部屋行ってぐっすら寝てぇくれぇだど。
多分、だいたいバス乗り場探してサツエキ周りうろついたせい(後で見たら、今日一日、仕事ある日とほぼ同じ歩数だった)。
血走った眼で洗体。
FFのポーションみたいな色のお湯。今日はラベンダー&カミツレの香りですって。
湯船でしっかり身体をあたため直す。
オスパーさんはサウナが二つあり、水風呂もそれぞれの真ん前にあつらえてある。
一つは内風呂側の広いテレビ付き。
出ましたお馴染みオリンピアストーブ。ちょうどいい湿気、なかなかの熱さ。
サウナマットと一緒に、うちわまで貸してくれるのは珍しい。
猛暑日かってほどサ室の中でガンガン仰ぐ、仰ぐ。人が入ってきてちょっと遠慮気味に仰ぐ。風が直接かからずとも、気流が乱れるのだっていやな人もいるからね。カルマンの渦。
かけ湯してからザブッと水風呂。体感16℃くらい。シングルありがたし、控えめ水温もなおありがたし。
ガラスの引き戸を開けると、そこもまた内湯……ではなく、外気を取り込んだ半露天。
「風まかせ」なんて書いてある。いいね、いい言葉だ。
ととのい椅子が三脚あるので横たわる。
はー……。
その目の前に、もう一つ目の、セルフロウリュサウナと水風呂があるわけですな。二人入れるかなくらい、テレビはなし。
こちらもなかなかのいい熱さだ。アロマはパイン。シロップ漬けのじゃなく、パイン材(松)の方ね。
この半外気浴、これから「薫風」なんて時期になったらたまらんだろうな……。
あ文字数
[ 北海道 ]
10・10s・8の4セット
サツエキでバス乗るなんて下手をすると10年ぶりできかない。
7時半にNRを出て、思い出のままサツエキに向かうと、えっ、バスターミナルがねぇ!!
あ、こっち南口。北口のほうだっけ、てへぺろ。
やっぱり、こっちにもねぇ!
なんだろう、これも再開発の一ステップなんだかずいぶん前に移転したらしい。
ガラスの球を真上からハンマーで粉砕したみてえに、目指す方面ごとバス停がサツエキ周りで点々に散ってる。
さて、今回乗るのは、旭川行きなので、あ~る。
赤レンガ前、コンビニで軽食を仕入れつつバスを待つ。
車中、土こねてこさえた人形みたい、口をガッツリ開けて寝る。キリル文字で言えば「Д」。
時々はっと気が付くと、通路挟んだ向かいのふくよかなお姉さまも寝ている。脚出てるし。朝からなまめかしい。
『銀河ヒッチハイクガイド』は半分近くまで読み進めた。
銀河帝国大統領がセレモニー中に盗んで逃げてきた最新型宇宙船に、主人公二人が宇宙空間から死ぬすんでのところで回収された辺りね。何言ってるか分かんねーだろ。
あっそうか、月は元々別の星の衛星だったんだ!
って別の作品の壮絶なネタバレ書いちゃる。わけ分かんねーだろ!
10時、旭川到着。降りたバス停がクリティカルに旭川ラーメンの名店「青葉」さんの真ん前だったので、開店直後、並ばずして即ラーをキメる。醤油チャーシューらぅめん。つるっと飲み込む。美味い!
字数が危ういので即刻銀座サウナに駆け込む。
11時、日曜の予約なし一般営業、混むかと思ってたら俺だけの貸切状態。
京都から越してきたというスタッフさん、はんなりしてはる。とりあえず2時間とお伝えしたら、全然、気にせずお過ごし下さいねと。
1Fのロッカーに貴重品を置き、2Fで着替える……というのが、とりあえずは日曜の形態なのかな。平日は男女混浴のはずなので違うかも。
充実のアメニティ。シャンプーボディにデトックス水、塩もある。今日はハッサク水。
NRで朝風呂してきたので、洗体はさっと。
中はシンプル。シャワーともと酒樽という例の水風呂、サウナに、休憩スペース。
必要なものだけ残して、磨いた感がある造りだ。
サ室、6人入れるかな。
これは、温度計を見るにロウリュ管理が難しい。かけると5℃くらい変動する。かけすぎ注意だ。
ロウリュなしでもドライ中のドライでまたよし。
水がまた、噂に違わずキンッキン!
窓から、屋根を削ってあつらえたらしき「こそ泥」ととのいスペースに出る。
仲見世通りの春の風なのよ、これがさ。
そうか、秘密基地なんだな、このワクワク感は。
菊の湯さん手直し中の情報あり。
旭川、滅多に来れないが、また来よう。
[ 北海道 ]
14日、朝。そろそろ発つので取り急ぎ。
16時、追記。
お誕生月クーポン利用でとってもお得!
……というわけでもなし、やはりNRには魔物が棲んでいる。
今回はソロ旅行なので、いついかなる時でもお酒が飲めるよう電車・バス旅なのである。
というか電車よりバスっすねもう。安いし、そんな到着時間もせいぜい30分遅いくらいのもんでしょ。
そしてクーポン利用、油断した。
「思ったより安く済んだから、いつも躊躇してたアレ食おう……」
メガハイに、ステーキ400gドン。
あつ、あつ……あ゛ぁ゛っ、幸せだ……。
しかし肉だけだとお腹空くのよね。
「いやいや、このために他を安く済ませたんだからさ……」
レモンサワーに酸辣豚素麺ズルリ。
なんだ、急に鼻が詰まってきて、味が、わから、わからんけども美味い!
ホールで動く島田さんが呆れ顔をしていたような気がするが、いや普段からあんな表情だったような気もする。
まだ食えそうな気さえもする。
うーん……。
結局、3Fでそのまま雑魚寝する。
サウナは1セット、熱波も受けず、ただ食って寝て、タバコ呑むばっかり。
サ活としては割と散々な、その罪悪感、せめてと今日の登板表は上げておく。
近代美術館でも久々に見てこようってんで行きのバス、
隣に座った老紳士に話しかけられて、高校生と間違われた話とかは、ま、書かなくてもいいか。
[ 北海道 ]
8・15s・8の3セット
明くる朝のラビスタサウナ、湿度が程よい。
見れば部屋隅のバケツに水がたんまり。はー、これだけでずいぶん違うもんすな。
朝日を拝んでさっぱり2セットキめ、出たら6時、普段起きる時間だ。
ロッカーで震えてたスマホ目覚ましを止めて、気付けば脱衣場が夏の田んぼのカエルくらい鳴りまくっている。みんな同じか。
バイキングでしこたまイクラを食う。イクラかけ放題はラビスタの売りですもんね。
しかし、一粒一粒が卵1個と思えばこそ、カロリーというか油分というか、思ったほど食えないもんなんすな。
まだ食えたんじゃないか……。悔いが残るな~、絶対また来よう。
買い物して、今日も今日とて教会巡り。坊さん学校に(中略)口がムズムズする。
何が人を「偉い人」たらしめるのか、少し考え込む。
聖俗の対立、なんて古典的なくだらなくも深刻なお話。
そういうのは高校の世界史でやると思うんだけど、その割に世の中、偉い人とは似て非なる「偉そうな人」ばかり。
一等偉いのは実際にやる人、肩を並べて一緒にやってくれる人であって、後ろで尻込みしてなんもせんと、あーだこーだと指図ばかり繰り出す人ではない。
神と富とに兼ね仕うること能わず富はこの世に積むものではない天に積むのだ悔い改めよ右目があなたをつまずかせるなら ーーってもう誰がクリスチャンだかわからんな。
やっちーへレッツゴー。
天気は曇り。だけど風が穏やかなので昨日より居やすい。
忘れずシャンプー石鹸を買い、あれ、こちらは浴場が2Fなのね珍しい。
洗い場が、多い。
なんだこの数、80とかあるんか。
平日の午後でなかなかのお客さんの量だ。下手をするとこれでも洗い場が足らないのかもしれない。
洗体して鉄さび色の温泉に浸かる。露天は五稜郭の星形、かわいい。
いざ、サウナ……の前に、湯きさん、「7℃……!」
え7℃?! 矢も楯もたまらず水通し。キンッキン!!
サウナの照明がブレーカー故障中との由、真っ暗な中でジッと瞑目する。
すごい、ジャングルみたいな湿気なのに、熱さが鋭い。これは、いいサウナ、水風呂も込みで名サウナだ。
水風呂そばの椅子でくたばって(爆)いたら、ちょうど温度確認におじさんが来た。そりゃ聞くよね。
これ、機械(チラーとか)通してこの温度なんですか?
「いやっ……水道水そのまんまですね」
ええっ?! すっごいキンキンでしたよ!
「うーん……いまは7℃だけど、2月は4℃とかあるからねぇ」
えええっ?!?! よ、4℃?! ーーもはやアヴァントだなこれ。
次の2月、また来ることを誓いつつ、函館サ旅はこれにて。
[ 北海道 ]
(13日、NRにて追記)
6・40s・8、8・40s・8の2セット
めちゃめちゃいろんなとこを見て回る。
香雪園。
これ個人の敷地だったの昔。デカい木だらけの森林公園。たぶん、函館のヨセミテ(って書いたらショボくなるだろがと自己反省)。
一般公開されてる茶室、おばけ出そうと失礼なことを言う我ら一行。
花の咲く季節にまた来たいね、とも。木陰なので寒かった。
トラピスチヌ修道院。
清浄なる雰囲気。坊さんの学校にいたことがあるので、色んな不謹慎なことどもを吐き出しそうになる。クチがムズムズ。
トラピストのバター飴投入。素朴な甘味と香りでとても美味い。
花の咲く季節にまた来たいね、と。
熱帯植物園。
サル撮れてないやん!
立待岬。
暴 風 吹 き 荒 れ る 。
マジでぶっ飛ばされて崖下行くかと思った。まっすぐ立っていられない。
岬の名前の由来は、さすが津軽海峡はいい漁場なので、アイヌの人たちがここで魚の待ち伏せをしたから、とか。
いやだから、これ立って待ってなんからんないんだってば。
トイレで「いのちの相談ダイヤル」ステッカーを見てシュンとなる。まあ、立派な断崖絶壁だもんね、そらそういう、ね、うん。
土産屋さんぶらつきチェックイン。ちょっとおビール飲む。
ホントはカエルちゃんだったんだけどな。いつからここまで飲めるようになったのか。ゲコゲコ。
ラビスタサウナへゴー!(危)
風は相変わらず強い。浜の高所ともなれば、ひとしおの浜風潮風。でも、景色がこれまた抜群なんだな。
洗体、露天で凍えてサウナに駆け込む。
こ、れ、は、今日び却って珍しくなりつつあるカラッカラの、ドライ!
前面には大きな窓があって、海に挟まれた例の「函館らしい函館」な景色が一望できる。
夕焼けキレーね。
うんと? 左が津軽海峡、右が太平洋。あ、違う。左が日本海で、右が津軽海峡? それも微妙なの? うーん……左がジブラルタル海峡で、右が舞の海。
いや合ってるわけないじゃん。
ダメだっ熱い!
水風呂、20℃。湯きさん笑ってた。
しかし……外気は風ついて寒いから、ちょうどよかったのではないか、というのが我ら一行の見解なのである。
休憩してもう一度。
すごいドライなので、汗が出るまで肌がチリチリする。なんか、久々のドライの醍醐味だな。
しっかりアルコールをしぼっておいて、よっしゃ、大門横丁に飲みに行くぞ!
[ 北海道 ]
(13日、NRにて追記)
8・30s・8を2セット
朝6時、湯きさんの車に乗せてもらいニセコを発つ。
長期休暇がもらえたので、函館に旅立つ。
函館、行きたかったサウナがたくさんあるんだな……。
というわけで、まずはしんわの湯。
天気、晴朗なれど風強い。気温は9℃。
小さな雲がさっさか通り過ぎていく。
風さえなきゃ、太陽カンカン照ってるんだけどな~。
体感温度はなかなか寒い。
洗体。アッ、伊達温泉で買ったチビシャンプー使い切った。
浴槽、すごく充実している。
寝湯もジャグジーも、内外それぞれにあつらえてある。
函館出身のサウナ仲間が推していたのも頷ける雰囲気の良さだ。
アルカリ温泉と「ナトリューム」温泉、かけ流しらしい。心なし濃い気がする。
外の歩き湯を、ゾンビのようにぐ~るぐる。別に、ゾンビだけにグールに引っかけた訳ではない。
5、6カ所、横合いからちょっと水流。なんだ、この障害物未満のくすぐりは。面白い。
いざ、高温サウナ。
これは……オリンピア、、か?
たぶんおなじみオリンピアストーブ。湿度がとても良い塩梅。
水風呂は湯きさん測ってくれたので、確か、14℃……ですよね?(すぐ書かないからこうなる)
水風呂をくぐり、外へ。寝椅子が二つ、特設ステージみたいに置いてある。
えっっっ、広っ!!!
そ、空が、広い!
北斗の畑の真ん中に位置するしんわの湯。辺りに遮る高い建物は何もなく、露天にありがちなあずまやみたい日よけ屋根も建てられていない。
結果、もう仰向けになったまま飛んでるんじゃないかってくらい視界は空一面しかない。
や、ヤバヤバのヤバじゃんこんな、反則だな……。
あ~あ、この辺に住んでいれば、気分でもって今日は花の湯今日はしんわの湯って選べるのに。
ズルいな、ここいらにお住まいの人。
1時間堪能したのち、どんぶり横丁で海鮮丼を食う。
[ 北海道 ]
10・10s・8の1セット
ニセコ駅前のコインランドリーさんには大きめの洗濯機が入っていて、おふとんも丸洗いできる。
洗いに30分ばかし。ここぞとばかり積ん読にしていた『銀河ヒッチハイクガイド』をぱらり。
積ん読くんが多すぎて、本棚代わりにしているちっちゃいカラーボックスを見るのがこわい。
ちょっと開けばお手軽に知識が得られるというのにそれをしない。
「だからお前はダメなのだ」と、己が不明をなじられているような気になる。
乾燥機に移し替えて100円で8分……、な、何分回せばええんじゃろう……?
とりあえず48分回すことにする。この程度の相場さえもわからない。
まま、わからんわからんと手を芝刈り機みたいにして探り探り生きてるほうが、わかったような口をきくより何倍もマシだとは思っている。哲学青年だったので。
ふとんの乾燥を待つあいだ綺羅乃湯で、今度は自分を洗濯する。
なんか洗い場のシャワーノズル新しくなってるやんけ。
せっかくなのでダイヤルを回してミストシャワーで洗顔を試み、溺れかける。
もう下手をすると一年くらい来てなかったけれども、やっぱりサウナは混んでるな~。
施設にとってはとてもいいことなのに、なんだか寂しさも覚える。
ささっと1セット。ぬるい源泉に浸かり、ピカピカになって出てくる。
なんだか夕焼けも見えて、いい時間だ。
ドッグテイルでも行って、パワフルカレー食っちゃうか……
今日ランチタイムのみの日っ!
それでもカツカレーへの憧憬止まず、結局倶知安まで下りやまもと食堂でカツカレー&そばを食う。
とびっきりではないけれども、じんわり「あ、やっぱ美味いわここ……」ってなる味なのよね。
写真? 来たら即食いなんだから忘れたよ。当たり前だろ。
……衝動に完敗して、哲学青年いったいどこ行った。
[ 北海道 ]
何の気なしに書いてたら、「チェックイン! 即外出!」って、前に仲間と来たときにも書いてた。
面白いと思って書く→忘れる→新しく考え付いたノリで面白いと思って書く→ お ん な じ !
とても恥ずかしい。あまつ、さほど面白くもないフレーズなのが余計恥ずかしい。
●藤田さん
7:30 起床、一服、歯を磨き、下りて洗体。いやもう間に合わんでしょ。
と思ったら、身体洗い終えて7:57。間に合うんかい。滑り込む。
アロマ失念。藤田さんは初見。速すぎず遅すぎないリズムでタオルを振る。
……いや目ぇ覚めるほど男前だなこの人! びっくりした。
やはり、NRには最低月一で来ないと、何を書いても今さらになってしまうな。
朝一発目にちょうどいい感じの熱の仕上がり。めちゃととのう。
目をつむると、脳みそだけがフリーフォールしてやがるぜ。
●須藤さん
たしか、レモン。レモン!
「前屈みになって頂きますと、背中で熱を感じることが出来ます」
でもおいら、顔を上に向けるのが好きなんだ。
「あ、上を向いて頂きますと、顔で熱を感じることが出来ます」
そうそう、俺はこっち派……。
「目を閉じて頂きますと」
うん?
「3Fのメニュー表が見えてきますので、あとで10品頼んでください」
「10品多いか……5品……やっぱり7品頼んでください」
まさか、これが前振りとは露ほど思わず。
相変わらず須藤さんの身を削る熱波。激熱。耐えに耐えたあとのととのい、至福なのである。
●あかすり
1000円ガチャでこの前チケット当てたので、初めてのあかすり。
「こすり足りない部分あります?」
ア、エ、大丈夫です、って、1ダース、いや1グロスくらい言う。
このおじさん、コミュ障だな……。
背中までピカピカにしてもらいやした、ありがたや。
今度はちゃんとお金を用意してこよう。口はベタでも財布の口は緩い。
●佐藤原誕生祭ダイナマイト
NR来たら、くみちょのロウリュが恋しい。
去年は「爆誕祭」だったそうな。怒られたって。なぜって? ふふん。
シュ「熱波の間、目を閉じて頂きますと、ドリンクメニューが浮かびますのでこの後絶対頼んでください」
あっこれかぁ!
くみちょ、反応の薄さをいじる。いやだって、それ今朝聞いちゃったよ~。
整理券完売。激込みで激熱。途中退出続出。ととのってる間、俺絶対浮いてたね。
人見知りおじさん、話すのは苦手だけど、ちゃんと楽しみましたよ。
16時前に帰る。
[ 北海道 ]
5・10s・5(霧)
一ト月、二タ月前だったか、気まぐれで坊主頭にしたのである。5mm。
ちょっと伸びるとマリモ様なのでこまめに床屋に行く。
徐々にスポーツ刈りに軟着陸する算段なのだが、何だか鏡を見るたび既視感に襲われる。
ゾディアック事件の犯人(想像図)にそっくりじゃね……?
それはともかく明日は休み。ガチャで当てたチケットもあるしリフレに泊まるっきゃない。
明日は佐藤原生誕祭もあるみたいだしね。
というわけで一人、19時にチェックイン! からの即外出!
そりゃこの界隈で飲みたいじゃないですか、ね、人間だもの。
台湾料理ごとうに行く。
札幌てな、みんなしてオシャレなんだもんな。
サ●キで買ったパーカーだから田舎っぺにはツラいよ! かといってファッションにお金かける気なんてさらさらないよ、おじさんだもの。
初手ピータンで美味すぎて無事悶絶。初めて食ったけど、こんな、もう、脳みそがピータン一色になる。
紹興酒ハイボールが好きすぎる。もうダメだ。台湾ビールは度数5%。
前はお酒弱かったはずなのにな。真っ赤な顔して足取りは軽やか。餃子の山岡家にはしご。
店員のお姉さんすごい気の回しよう。酔ってるから何でも嬉しい。いや酔ってるから金使わせようとしてる……? 恐ろしい。
レモンサワーとラーメン流し込んでリフレに歩く。
ドンキの交差点辺りで急に、パチッとスイッチ入ったみたいに酔いがさめる。何ごとなのだ。
風呂入り、ミストでタオルをぶん回す。ぶわわっと、仮装大賞の得点みたいに酔いがせり上がってくる。
や、山崎さんの熱波……断念……。
ミスト後いつものベンチで休憩してたら、海外の方々が、英語ではない言葉で話している。
ロシア語かな、なんかスラヴな響きだな。
しかしこのご時世、ロシアの方ですか? なんて訊いて、下手にウクライナの人だったり、それ以外でも抗露の周辺国の人だったら気ぃ悪いだろうから、訊くのやめる。
山崎さんの熱波のサ活、ふるさとの言葉でここに書いてくれないだろうか。
寝る。
[ 北海道 ]
15・30s・6
10・20s・6の2セット
仕事終わりにピットイン。貯まったスタンプを利用する。
10個貯まると2回も入れる高コスパだから、みんなスタンプカードもらえ(命令)
京極の夕方は常連さんの時間なのでサウナ激混み。
下段の端に身を縮こめて、でもマイルドだから15分も居座る。
立ち上がり、ほんのりよろける(危)
ほんのりだからセーフ。いつもの素晴らしき水風呂へ。
うん……、
熱慣性! とばかり今日はなんだかしっくりハマらない。
熱しやすく冷めやすい、とは人間の性格じゃなくて物体の性質のことだ。
なかなか温まらない物質は、いっぺん熱くなると今度は途端に冷めにくい。
人体は、そりゃ合金の延べ棒なんかと性質が一緒なわけないのではあるが、
ゆ~っくりと時間をかけ過ぎたのだか、どうにもグルシン水風呂による急速冷却とかみ合ってくれない。
休憩中、体内からの熱の押し返しが強くてバランスしない。
ま、入り方の工夫だナ……。サウナは奥深い。
さすがに腹が減ったので、2セットでおいとま。