ていね温泉ほのか
温浴施設 - 北海道 札幌市
温浴施設 - 北海道 札幌市
塩1高温2
YouTubeのオススメ動画で、“博物館”の紹介をされる。
メガネの、色白の、白髪でヒョロリとした館長さんが、抑揚もなく淡々と、(ちょっとここに書くには憚られるような状態の)女性の画、ガスマスク、軍帽などについて淡々とご説明なさる。
こ、濃い……。
当世コンプラ時代にあって、いまだにこったら見世物小屋じみたとこが生き残っておるか……。
またイイのが、そのもの自体の説明もさることながら、それにいかに執着するに至ったかという館長との感情的なつながりまで解説いただけるらしい。
でも〜遠いんでしエッ札幌西区っ!?
ということで、どーしても行きたくなる。おいらの仄暗い青春はフロイト、寺山修司、安部公房と、ようは大体ヴィレバンにありそうな本でできておる。かようなアングラ趣味は実に興味深い。行くぞレトロスペース坂会館(確定)
ていねほのかは位置的にとてもありがたい。
明日は開館と同時にどっぷり毒に浸かるつもりなので、3セット決めてデトックスしておく。髪の毛だって、染める前にまず脱色しますしね。そういうモンだ。
洗体。塩の湯、壺の湯(椿)、露天を経てまずは塩。
今日は先にメシにしたからゆっくり浸かれる。
キッチンぱるでレバニラ定食食べてきた。ふつーに美味。
全身に塩をなすって、人がいなくなったところでタオルをぶん回す。塩補充の人が来てやめる。ザクザクガバっとこなれた感じの力業を見る。またぶん回す。
ほのかの塩サウナは、手心のない部類のスチームなのがよい。5分で真っ赤になって出てくる。水は16℃くらいなんだろうな〜。30秒、露天に出てぐぇ〜っとなる。
テレビ、ネプリーグか。名倉さんが女装している。というか見るたび名倉さんばかり歳を食っていく。高温サウナの最上段へ。こっちのテレビは大谷特番。
大谷がスゴいからといって、お前がスゴいわけではない、とかいうコメントは前からネットで見るけども、なんか、や〜になるね。「お前がいい気になってんじゃねえ」って空気が充満している。卑屈だ。いい気になってる俺をサゲたとこで、お前の自尊心が保たれて、自信がつくわけでもないのだ。
無常火宅の巷ですわい。8分入って水風呂に、今度は50秒。露天に出てぐぇ〜っとなる。
天気はそこそこ荒れてたけれども、朝里峠は前にガスられた時から見たら、まだ大丈夫だったな。
いまはともかく、坂館長の『さかしま』な世界がどんなだか楽しみよ。
酒飲んで寝る。
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