幽泉閣
ホテル・旅館 - 北海道 磯谷郡蘭越町
ホテル・旅館 - 北海道 磯谷郡蘭越町
5・30s・7(スチーム)
8・1・8(ドライ)
今日みたいに冷え込みの強い日は、熱い湯にざぶっと浸かるに限る。
年末年始という繁忙期突入を前に、シフト上では明日が年内最後の休みらしい休みだ。
気合を入れて取りかからなければなるまい。
洗体、まずは激強打たせ湯。ジャグジー、露天で身体をゆる~く温める。
もう車に乗ってても手足がかじかんできちゃうんだもんな、降雪はさほどでもないのに。
手指がジンジン来ちゃうので、まずはゆる~く温める。
そしてあつ湯。2分ばかりジィッと浸かる。
ああ、ダメだ、最高すぎる……。
サウナもいいが、温泉もいい。結局のところなんだっていい。
こだわりなんて持ったところで生活がせせこましくなるだけだと思っている。
……でも、サウナはひたすら静かな状態のところに入りたい、くらいはこだわってる。
なんだか、ボーダーさんだかスキーヤーさんだか、いかにも冬山の似合いそうな一団が談笑している。
常連さんらしき白髪のおじさんは、湯船のへりに座って気難しげな顔をしている。
そっと眼鏡を額にかけなおす。曇ったからそうしただけで、他意はない。
あつ湯から水風呂、最高に気持ちがいい。あまみバキバキ。
少し休んでからスチーム。タオルぶん回す。いいね。
少し休んでからドライ。さっきまで混んでたのにもう空いてる。
館内音楽、くるみ割り人形より花のワルツ。
あ~! クリスマス近いもんね! と思ったら、そこから展覧会の絵。
……ロシア人のコンピレーションなのかな……ああ、「スキー」特集ってか!
カバレフスキーにストラヴィンスキーにカジンスキーに、なんか違うのが混ざった気がするけどそういう感じなのかな。
ほどよき水風呂に浸かって休む。
末端の毛細血管を、血液がジュージュー言って巡っているのを感じる。
なんか、ここ最近はサウナを通して自分の身体と対話していなかったような気もする。
呼吸をするとき喉に感じる空気の動きとか、頭の中、脈拍で揺らぐ血流の感じとか。
ぐわーんとなり、ぐわーっと腹が空いてくる。
浅い湯船でちょっと横になり、もう一回あつ湯をキメてから出る。
これで今晩の安眠は約束されたも同然なのであるからして、
さて、それじゃ明日はどこ行こっかな……。
あ、↓は麺と一緒に頼んだミニチャーシュー丼(山わさび)ですよ。
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