オハウ

2021.09.10

59回目の訪問

歩いてサウナ

タイル張り替えのため先月末から4日まで休業していたニュー松の湯。
5日から営業も再開し、どこが変わったのか期待を胸にイン。
パンツを脱いで扉を開けるとまずは目にはいる床と浴槽。
いつも通り
目線をカランに向けると、おぉ~。
真新しいピカピカのタイルが近頃新しくしたカランと相まって美しくお出迎え。
わぁ~、キレイー
そこから目線をさらに上に向け、ニュー松1階名物ボッティチェリのヴィーナス誕生にご挨s···ん?あれ?

いない‼️ヴィーナスがいない‼️

今まで彼女がいたタイルも張り替えられ、壁一面がピンクのレンガタイルに変わっていた。
なんてこった、絵画を普段眺めることのない私にとって一番身近にかつお手頃に眺めていたボッティチェリが・・・。
悲しみにくれ、ため息つきつき風呂とサウナに入る。
あぁ、薬湯から眺める絵がダイナミックで良かったなぁ、水風呂から角度を変えて眺めるのも良かったなぁ・・・。
と壁絵との想い出をたどる。
下茹でし、サウナに入ってもへこんだ気分は戻らずもう帰ろうかと思った3セット目のことだった。
私の脳内にふいにあの曲が流れてきたのである。

あの著名な作曲家、宮川彬良が作曲し、暴れん坊将軍でお馴染み俳優の松平健が歌ったあの名曲

マツケンサンバⅡ

歌詞の出だしでは叩けボンゴと唄っちゃいるがサンバでボンゴは使わないうえに楽曲中ボンゴを使用していない。
オ・レという掛け声はフラメンコ
そもそもリズムがサンバじゃない
にもかかわらずマツケンの存在感とひたすら明るく、楽しい曲調で
あぁ、この曲はサンバだ。サンバじゃないけどサンバだ。マツケンサンバだ!と見る人聞く人を納得させる妙な説得力。
そうか、私に足りないものはこれだったのかもしれない。
サンバじゃなくてもマツケンサンバはマツケンサンバだ、ヴィーナス誕生がなくてもニュー松の湯はニュー松の湯。
ならば今のニュー松の湯を受け入れ、新しい楽しみを見つけるべきでは?
その考えに思い至ったとき目の前がひらけた気がした

「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
「めでたいな」
「おめでとうさん」
「おめでとう」
「おめでとう」

ありがとう!

父に、ありがとう
母に、さようなら
そして、全てのサウナーたちに
おめでとう

歩いた距離 0.5km

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 20℃
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