2019.10.25 登録
[ 神奈川県 ]
この日は上野の美術館を行った帰りにこちらへ。
午後4時頃にイン。横浜中華街へはいつも路線を間違える。横浜駅からは根岸線ということをちゃんと覚えよう。東海道線と東北本線の概念がぐっちゃになる。
平日の昼間の横浜中華街は人通りもまばら。前回来た時はお休みだったので、そのリベンジもこめて来ました。
宿泊施設の役割もあるとのことですが、中心駅からは少し離れている為、個人的にちょっとミスマッチな印象。でも、観光地の拠点として利用するのはいいのかな。
受付の方は明るくさわやかで好印象。はじめてだと伝えるとYou Tubeの動画で利用方法を視聴するようにお願いされました。ただ自分は陰キャなので、放って欲しいと思ったのも本音。ウェルカムドリンクのお願いも断りにくい雰囲気を作ってくれました。でも発汗作用のウェルカムドリンクは面白い取り組み。他のところでは1.2ヶ所しか見たことがなかった記憶。
浴室はそこまで広くない。洗い場がないタイプでシャワーのみのスタイル。無重力椅子は結構多い。そして、サウナ室は一つ。舵を模したオートロウリュのギミックが興味深い。湿度が高めで気持ちがいいサウナ室です。
水風呂は漢方水風呂でした。個人的に漢方さはあまり感じなかったかなあ。もっと濃ゆい方が好きです。
椅子の上から送風があるシステム。送風の種類の豊富さを謳っていますが、あんまり差は感じなかったですね。
なんだかんだ5セットしました。あまみもでましたし、クオリティも低くはないと思います。ととのいの波もありました。
ただ正直「値段高くね」っていうのが正直な印象。この価格帯でサウナ室が一つというのも物足りないし、湯船も(自分が確認した限り)リラクニングルームもない。サウナ室のクオリティは高いが最高ってほどでもないし、また来たいと思わせる唯一無二のオリジナリティもない。ここ目的でわざわざ横浜中華街に来るのはなぁっていう感じです。自分の期待値が高すぎたかもしれませんが、ちょっと物足りなく思ってしまいました。
[ 埼玉県 ]
今年はじめてかつ三週間ぶりのサウナです。こんなに空いたのも久しぶりじゃないかな? 年を越してから体調、精神とも低調気味で出不精気味です。
今できて二ヶ月くらいの新設サウナ! 比較的近場に住んでいるのですが、朝霞駅前に来たことはほとんどないんじゃないかな。結構開けていて近代的で不思議な印象。
典型的な駅前ビル型サウナ。雰囲気も含めて高級銭湯に近いのかもしれない。1階のロビーと部屋が壁で仕切られていない休憩スペースなどは特に高級銭湯の匂いがあり。リクライニングの椅子はいくつかあり、奥まった空間には暗いスペースなどはありますが、他のサウナ専用施設に比べれると簡易版という感じ。スパ銭の小規模な休憩所といった感もあります。
レイアウトは無個性的。装飾などはほとんどなく設備もシンプル。ただ都内のビル型サウナにくらべては空間の使い方が広めで余裕があります(決して広くはないけど)。
今回は朝時間で利用。この時間帯は800円というリーズナブルな値段で使用が可能。朝日が差し込む中、幸魂大橋を超えての到着。笹目湖に立ち込める朝霧がとてもキレイでした。
館内のドアをくぐると、カレーのスパイシーな匂いが立ち込めていました。ここは賛否の分かれるところと思います。自分は否よりかな。
サウナは広くクオリティも高め。差し込む朝日が静謐な雰囲気を演出します。水風呂も広いですね。ただ説明が目立たないのがちょっと不親切かな。水風呂も温度も入って奥までいかないと分からないし、セルフロウリュのルールが書いてあるところもわかりにくい。ナイロンサウナも浴室内にあって欲しかったです。
水風呂は上段がシングルで広い方が15℃前後かな? サウナ室も充実していて低温多湿サウナも80℃のセッティング。ひな壇サウナが一番温度が高いですが、灼熱というわけでもない。それぞれのサウナ室は差別化していますが、極端な差はないです。
無重力椅子がたくさんあるのはナイス。
今回は4セットし、最後はしっかりとあまみも出ました。休憩のときの湯気も印象的でした。
良い施設だとは思いますが、近隣の施設に比べてはだいぶ高めの値段設定。設備が充実している和光のおふろの王様、極楽湯よりは明らかに高いし、線路向こうには銭湯のあづま湯あり。価格帯では成増のヒルトップと同じくらいかな。あちらは古びていますがオリジナリティ、サウナ室のクオリティも高い。清潔感はこちらの施設の方が軍配はあがるけど。
ただこちらの施設は黙欲をモットーにしているので、スパ銭よりは落ち着いて入れるんじゃないでしょうか。駅前というのも電車を使う人にとっては使いやすいポイントだと思います。
[ 兵庫県 ]
去年、最後のサウナでした。
去年、最後は姫路~鳥取で過ごし、帰省の高速バスを待つ途中に姫路駅周辺を見たのですが、あまり見当たらず、夜行のバス乗り場が神戸ということもあって、神戸に移動。
三宮駅周辺を調べて、こちらの施設へと。2回目の2年振りの訪問となります。
以前も書きましたが、名水が売りの湯治場の雰囲気が強くあるユニークな施設です。洗い場が溝になっているところもそう感じるんでしょうね。天然温泉、薬湯など、ヴァリエーションに溢れた湯船の数も魅力です。階段が中フロアを採用しているのも珍しい形。脱衣所は中三階ですよね。
そんな施設があと数ヶ月で建て直しの為に休店するとのこと。バブルの残り香のある平成初期に建てられたということはまだ築30年ほどのはず。鉄筋コンクリートの耐用寿命は45年と聞くので、24時間制の温浴施設の寿命の短さをひしひしと感じます。実際に、施設の様子を見るに建て替えも仕方ないかなと思えるほどに、傷んでいる場所もありました。
寝サウナができる貴重な施設であり、飲める水風呂ということも貴重な施設。何よりも安い。近隣の施設に比べてクオリティは負けていないのに、随分と安いのがまた凄い。神戸サウナもいい施設だと思うのですが、ショートで過ごすには高いなぁと正直思ってしまうのです。自分的には雰囲気も含めてこっちの方が好きです。若干の不便さ(階段の上り下り等)があるのですが、それも味だと思います。
休店ではなく、建て替えということでどんな施設になるのでしょうか? 今風のきれいな感じよりも、野趣あふれる現在の湯治場スタイルを踏襲して欲しいのですが、時代がそれを許してくれないのかもしれません。また新しくなったクアハウスにいつか来てみたいと思います。老朽化で取り壊し廃業が多い施設の中、建て替えという選択肢をとった当施設の決断は素晴らしいと思います。
年越しは夜行のバスの中でした。今年はどんなサウナに巡り合うのでしょうか?
[ 東京都 ]
気づけば、一年ぶりなのかぁ。そんな気が全然しない。今年が一週間もないことも信じられない。今回が今年最後のサウナになるのかもしれないのかな。
ここ最近、仕事で毎日池袋に来ているので、期間中には来たかった施設。
今日がもう年末年始の特別値段になっていたのもびっくり。まだ年末年始はまだでしょーという感覚。
もうここが開店してから4年経つというのも信じられない。
まだまだできたばかりの店という感覚ですが、ニューフェイスというには時間を重ねすぎたのかもしれません。
やはり4年の時間というのはそれなりの時間というもので、施設のあちこちが傷み始めているのがわかります。
壁が錆びているところはありますし、一番傷みが激しいのは岩サウナ。スタッフロウリュを受けたのですが、床の軋みがもうヤバい! ロウリュ中に床の軋みに不快感を覚えたのははじめてかもしれません。
木の板が浮いているようなところもあり、いつか床が抜けるんじゃないかという危機感も覚えます。木の板も黒ずんできており、環境の過酷さを計り知れます。
24時間の温浴施設は耐久年数が短いと聞きますが、メンテナンスが必要だと思います。ガチで岩サウナはメンテナンスしないといつか事故が起きると思います。
あとは前よりも随分と雰囲気が落ち着いたような感じがします。正直な印象としては、スタッフも客も「こなれた」感がします。以前よりも全体的な熱が冷めた感じ。これはどちらかというとポジティブな感情です。ミーハー的な特別な店じゃなくて、普通のありふれた、日常の店になった感じ。まぁ、値段は正直高いと思うけど。
先日、ユーラシアのケロに行って、ケロとしての魅力はユーラシアや所沢のベッドスパの方に軍配が上がる感じ。あちらはケロの匂いが芳しいです。セルフロウリュはこっちの方に軍配が上がるけど、ケロはやっぱり中温でじっくりなセッティングが好きです。
ここはケロや岩よりも、薬草香る蒸しサウナや、焚き火サウナがいいと思います。焚き火サウナは東京ではここでしか味わえないものがあります。豆電球の灯りの薄暗い部屋。かすかな灰の匂い。中温というのがまたいい。15分入っていると、段々と心臓の鼓動が早くなる。そのあとに外気浴で見る月がまたいいんです。
あとはちょうどいい16‐17℃くらいの水風呂があればいいのになぁ。次に訪れるのはいつになるんでしょう。また一年経つのかな?
[ 千葉県 ]
ついに念願の訪問。
久しぶりの温浴施設。古き良きリゾート施設です。値段も意外とリーズナブルであることが嬉しい。ディズニーそばにあるのですが、別に関連施設というわけではないみたい。
建物自体は古さは感じるところは多いですが、廃れている感がないのは、保守管理がしっかりしているのでしょうね。水風呂とか、淀んだ雰囲気があっておかしくないレイアウトなのに、それを一切感じさせないのは流石だなと思いました。
海洋性の黄褐色の温泉。濃い温泉には久しぶりに入った気がします。
フィンランドサウナは湿度、温度ともに高い。両方高いセッティングは最近出会っていなかったかも。1セット目は6分でノックダウン。
塩サウナも蒸気たっぷり、温度もそこそこで質が高い。スチームは温度が低い施設も多かったり、スチームサウナそのものが取り壊されて、違う用途に転換されることが多い昨今としては、嬉しい熱めのセッティング。
やはり最大の目玉はケロサウナでしょう。薄暗い照明の部屋に、芳しいケロの香りが部屋中に漂っており、特別な空間を演出しています。
アロマの匂いとかは慣れてわからなくなるころが多いのですが、常にケロの香りがしていたので、いかにこの部屋のケロが濃厚かってことがわかります。
本当はアウフグースも受けたかったのですが、時間の都合上受けれず、もっと時間に余裕を持つべきだと自戒。
今日はとても寒く、露天風呂の熱い湯がとてもいい。今年、はじめて本格的に冬を感じたかもしれません。水平線が真っ赤に染まった夕焼けがとてもきれいでした。
冬は水風呂を短く、外気浴で体を冷やすことを意識すると、うまい具合になります。水風呂は毛穴を閉じるだけという感覚で。椅子が少ないのはご愛嬌ですが、そんなに渋滞は起こっていなかったのは、平日の昼間だったからなのかなぁ?
冷まし湯は利用せず。アウフグース含めて次の宿題ですね。せっかく会員になったので、近いうちに来てみたいです。
[ 東京都 ]
古さと新しさが入り交じる郊外型銭湯。
東京の東側は土地勘があまりないのですが、ここらへんに来ると郊外感が強くなるのでしょうか?
土地の使い方、川向こうと比べて広く使っている気がします。
出入り口で男女が分かれる番台タイプの入り口。
しかし、中はとてもキレイでリノベーションされた今風の内装。脱衣所とロビーが一緒になっている珍しい作り。シックなソファーも置いてあったりしました。
浴室内は汎用的な銭湯のレイアウトと思いきや、少し違う。空間が横に広く汎用的な銭湯より開放感があります。白を基調とした照明が明るいのも開放感に寄与しているのかもしれません。
中央にはどかんと浴槽もあるのも含めて、雰囲気は地方の浴場っぽい。
露天のスペースは旅館の家族部屋っぽい雰囲気。水風呂は露天に併設していて、スロープ型の通行式。よくプールにあるようなタイプ。作りは和風だけどね。
水風呂の上には桶があり、紐を引いてざぶーんとできるギミック。
露天の奥には休憩室。半室内タイプ。梁の上からは101匹(それ以上かも)ワンちゃんがお出迎え。製氷機があり、水風呂に入れて冷やすことが可能らしいです。水風呂は塩素臭が結構するけど、それも味。
サウナ室は奥行きがある作りのサウナ室。このタイプの形のサウナ室は珍しい。ヴィヒタ水の霧吹きあり。そのおかげもあって、ヴィヒタの匂いはたっぷり。最上段には猛者の椅子という丸椅子あり。湿度はたっぷりで温度はそこまで高くないセッティング。
ヴィヒタの霧吹きなどギミックのオリジナリティを感じられる施設です。久しぶりに特色のある銭湯に訪れた感じがしました。
[ 東京都 ]
東京の地下には森が広がっていた。
人はなぜ、出かけるのか。それは特別な体験をする為だと自分は思います。
特別な体験というのは、感情を揺れ動かすものだと思うのです。家では味わえない、特別な体験を求めて出かけると思うのです。
イコールではないけれど、特別な体験というものは非日常な体験に繋がりやすいです。その集積が旅であり、その経験をする為に旅に出ると思うのです。
旅というのは、なにしも泊りがけである必要はありません。遠くに行って、特別な体験そのものが旅であり、自分の趣味であるサウナ巡りも旅なのです。
未訪問のところに主に行くのは、新しい経験、未知な体験をしたいからだと思います。
普段はここまで言語化はせずに巡っているのですが、ここでは自分は特別な体験をする為に、サウナを巡っているのだと再認識することができました。
森です。ファンタジーに出てくるような深い森の隠れ里が階段の下にはありました。
ここまで森を感じた施設はありません。山や森の中などにある温浴施設よりも、森を感じることができたのです。人工的な空間なのに不思議な話です。
外気浴はそこでしか得れない体験があります。しかし、どんなに山にある施設だとしても、そこには壁があり、自然との間には隔絶した一線があるのです。どんなに自然に溶け込んだ施設だとしても、それは人工物であり、自然の中では異物であることからは逃れられないと思います。
しかし、ここはすべて人工物です。自然と、人工物との境界、所謂、壁が存在しないのです。混じりっけ無い一つの世界が構築されています。趣としては温浴施設というよりも、テーマパークに近いのかも。
水風呂がないというのも、敢えてそういう作りにしたのかもしれません。フィンランドのサウナは水風呂がついていないのがデフォらしいですしね。水風呂というのは日本特有の文化と聞いたことがあります。
水風呂なしでもアイスサウナでうっすらあまみを出すことはできました。
からぶろは調整中でしたが、久しぶりに白樺の匂いたっぷりなサウナと、良質なセルフロウリュサウナを体感することができました。
当日予約ですんなり入れました。今は落ち着いた時期なのかもしれません。
ここでは質の高い疑似海外旅行ができます。非日常のサウナの世界を体験できる、テーマパーク的な施設だと思います。今まで訪れた施設で一番世界観を大切にしている施設だと思います。
[ 東京都 ]
昔ながらの普通の銭湯。
それが一周廻って、新しい。
いわゆる昔ながらの銭湯というものが消えつつあることを改めて思いました。
昨今はリノベーション銭湯が大流行し、店員さんの年齢も若返っているように思います。
銭湯はもはや所謂文化的な最低限の生活を送るための施設ではなくなってきていると思います。
サウナは人生生きていく上で必要ではありませんし、それ故にサウナ料金は別にかかるというのも至極当然なことだと思います。
なので、昨今のサウナを売りにしている銭湯は何かしら特色を出し、付加価値を売りに、集客しています。だから、必要最低限なセーフティな施設として経営を考えていないのでしょう。
もっとも、銭湯が最低限な文化的な生活を送るための役割は何十年前に終わったのかもしれませんが。
そんな貴重な『普通』の銭湯がこの令和の世に残っている施設です。
もはや絶滅危惧種となった番台。
レイアウトも汎用的なスタイル。商売っ気をほとんど感じません。
サウナ室の入り口は浴室の箸に物置のようにひっそりとあります。増設したタイプと思いますが、外に増設ではなくて、脱衣所の中に増設したタイプ。こういうところにも昔ながらを感じます。
水風呂もサウナも温め。ただサウナ室は極狭ではなく、それなりに空間に余裕がある作りです。なにげにボナサウナというところは意外でした。ストーブ剥き出しではないところは、さり気ないですが『普通』の銭湯から外れるところかもしれません。
湿度も適度にあり、きついサウナではありません。アンバーの照明といい、暗めな感じといい、物置っぽい雰囲気はありますが、それがまた落ち着かせる効果を生むいいサウナ室だと思います。
昔ながらの銭湯を保っている貴重な施設と思います。しかし、サウナ室内で床下から機械音がけたたましく鳴った時もあったので、このままの姿でいる時間はあまり長くないかもしれませんね。
(入り口が自動ドアなのはちょっとビックリ! あの風貌は普通に手動の引き戸に見えるよ)
[ 東京都 ]
今月のはじめは暑かったのに、もうすっかり冬模様。
バイクに乗る服装もオーバーパンツはいたり、ダウンを出したり、冬仕様となってしまいました。
秋がないと、最近は話題ですよね。
今宵はこちらの銭湯へ。
昔ながらの銭湯をリノベーションした施設みたいです。
21時過ぎに来たとはいえ、サウナ満員で何人か待ちが生まれている状況。リモートベルで待っている人を呼ぶシステムを銭湯で見るのは一周回って新しい。
汎用的な銭湯のレイアウトに増設した形で露天スペースとサウナ小屋がある形。浴槽の数も銭湯としては多く、温泉付き。チョコレートの風呂が珍しい。
サウナ室は結構狭い。思ったよりも狭い。
土台はコンフォートサウナなのかな。湿度がたっぷり。仄かなスモーキーな香りが漂う。蒸気のおかげが息がとてもしやすい。
直近のサウナがカラカラ気味だったので、湿度の差が本当によくわかる。湿度が高いサウナの方がやはり体の負担が少ないですね。
温度はそこまで高くなく、まさにフィンランドサウナという心地よいセッティングです。
ロウリュも頻繁にありますが、送風メインの穏やかなオートロウリュです。
水風呂はちょうどいい水温。そこまで冷たくはない。
外気浴スペースには椅子はたくさんあり、送風もあり。壁の葉の紅葉が素晴らしい。秋を感じました。
ただ首を預ける椅子がないのは玉に瑕。
風呂上りにはアイスをもらいました。明治とのコラボなのかな。結構大きくてちょっとお得な気分でした。
[ 東京都 ]
平和島の方に行こうとしたのですが、サウナストーブが故障ということで、こちらの銭湯に。
埼玉南部に在住の自分にはあまり馴染みのない土地。このあたりになると、銭湯も郊外感が出てくるのでしょうか。
汎用的なレイアウトではないですが、いたって普通の銭湯。露天は屋根付きの半露天。半露天というよりもほぼ室内の部屋に外気がよく取り込まれている部屋っぽい。
サウナ付きでもだいぶ安い。都内の銭湯としてはコスパがとてもいいのではないでしょうか。
サウナ室は130°オーバーのカラカラ。水風呂もしっかり冷たい、きわめてストロングなタイプ。
このサウナ室での汗のかき方がサウナ室内の湿度による結露を含まないことをよく実感できます。
最近、サウナ室内に敷かれていたマットが撤去され、有料の貸し出しになったもよう。持っていたタオルを尻に敷く。
原料費高騰の為ということですが、サウナ料金そのものを値上げすればいいのにと思います。ただでさえ安い施設なのですから、100円上げて反対する人は少ないと思います。
とても熱いサウナですが、深体温はそんなに上がらない感じでした。3セット目にはしっかりあまみがでました。
露店にある椅子にも座ることででき、夕方の訪問でしたが、そこまでサウナの利用客はいなかったです。客入りは悪くはなかったんですけどね。
タイミングかもしれませんが、この施設の常連さんはあまりサウナを使わないのかな?
ストロングなサウナを体感したいという人にはおススメの施設だと思います。
[ 宮城県 ]
弾丸日帰り旅行仙台編。
忘れ物をして、予約した高速バスを逃したりしましたが、なんとかかんとか。
その帰りの夜行バス前にこちらの施設へ。仙台駅からは歩いて行きました。
昔ながらのカプセルホテル。よく手入れがされているビル型サウナ施設だと思う。地方からなのかな? よくビル型サウナ施設で感じるで窮屈さはあまり感じません。
浴室は古めのスパ銭の雰囲気を感じました。天井が高いからかなぁ? 浴槽の距離感が広いのもそう感じる要因かもしれません。
サウナ室は2室。高温サウナは炉が2つあるむわっとタイプ。この少々の息苦しさがサウナだなぁと思うセッティング。
毎時0分には暗くなりオートロウリュが行われる模様。タイミングでフルでは体験していませんが、送風付きのシステムのようです。
もう一方は韓国式の中温サウナ。横になって過ごすのがデフォの模様。前に仙台に来た時にも、横になるタイプの韓国式サウナがあったからお土地柄なのかなぁ。
心地よく、一瞬意識を飛ばしました。
水風呂は広いけど、普通かなぁ。でも、こういうのがいいんだよね。
椅子の数は少し少ないのかなぁという感じ。空も広いので時間があれば、空の景色も楽しめそうです。
ロッカーの鍵を休憩室のソファーに忘れそうになったり、下着を紛失しましたが、2時間弱で退館。
地方都市って結構長いアーケードが連なっている気がします。東京のターミナル駅ではなかなか見ないので、アーケードの景色は地方都市らしさなのかもしれませんね。
[ 東京都 ]
仕事が一段落したので朝サウナにこちらへ。
夜明けの街をバイクで走るのは気持ちがいい。
早朝からでも結構利用者は多かったです。
しかし、早朝にはこのサウナはハードすぎる。銭湯サウナとしてはトップクラスの高温のセッティング。オートロウリュ時には熱風も相まって痛いほど。
実際に利用している方々はほとんどが最下段に座るという珍しい光景が眺められました。
しかし、朝からコスパよく利用できる施設は貴重で嬉しいところ。特に銭湯は午後からの営業が多いですからね。
やはり銭湯としては異色でトップクラスのレーベルだと思います。
[ 東京都 ]
東京の眠らない街の一つの赤坂。
12時以降の深夜帯に安くなるという珍しい施設のここに。
赤坂って何気にサウナ激戦地ですよね。以前は高級街という印象でしたが、ここ最近はちょっと変わってきたかも。
そんな赤坂に今年新たにできたカプセルホテル形式の当施設。和をベースにしたとてもきれいな施設です。
靴箱からロッカーまでキーをかざすタイプのハイテク仕様。木箱にカモフラージュされているので、奇妙な気分になります。
ドーミインに近い雰囲気があります。あそこも自分が行ったとこは結構ハイテク仕様。
浴室はメッチャキレイ。基本はホテルの浴室の雰囲気かなという感じです。なんだろうね。あの言葉にしづらいホテル独特の浴室の感じは? サウナ施設やスパ銭とは何かちょっと違うんだよなぁ。
サ室は2パターン。薙と荒の2種類。
薙の方が広くオートロウリュタイプの所謂メインサウナなのかな。メインサウナの方が温度が低い設定なのは珍しいかも。温度は60℃くらいの中温サウナ。湿度たっぷりなので、十分に熱いです。
一方の荒の方が狭く、セルフロウリュが楽しめる小屋タイプのサウナ。温度もそこまで高くなく、80℃くらい。2段目以下なら、いつまでも入ってられそうなセッティング。3段目はさすがに熱いが、ロウリュしなければそこまでもって感じ。こちらの湿度はたっぷり。
どちらのサウナも最大の特徴は空気の清浄さでしょう。とても息がしやすいんです。空気の清浄さでは都内1かもしれません。どちらも中温サウナということも見逃せないポイント。下手に高温(嫌いじゃないけど)に振ってないのが好印象です。
水風呂は15℃代の表記だったけど、体感はもう少し高い。結構長く入れる感じでした。ブルーでライティングされたのが絶妙に和の雰囲気とマッチしています。ほのかに香る塩素臭がまたいいんですよね。塩素臭ってネガティブなイメージが多い気がしますが、時と場合によってはポジな印象になることもあると思うんですよ。ノスタルジックな感覚になることもありますし。
椅子がアディロンダックチェアーなところも嬉しいところ。
深夜の眠らないサウナなので客層が不安だったのですが、利用者は皆落ち着いており快適な時間を過ごせました。窓の外から聞こえてくる喧騒はご愛嬌というところかな。
実に質の高い施設でした。今年、開店したサウナの中では一番のおすすめなのかもしれません。
[ 東京都 ]
町田に用があったので、その帰りに。
自分にとってサブホームの施設が極楽湯の和光店。そのイメージもあって、極楽湯はちょうどいいスパ銭といった印象があります。
平均的で庶民的な郊外にあるスパ銭。どこか垢抜けきれない、野暮ったい(褒めてます)そんなチェーン店だと思っています。
なにげに多摩センターに来たのははじめて。夜だったので、周りの様子は全然わからない。ただ多摩らしく坂が多いなぁという印象。駅チカという立地もあって、利用しやすい施設ではないでしょうか。
この日はタオルがプレゼントでした。自前のがあったのですが、やっぱり貰えると嬉しいところ。何かの記念日だったのかな? そういう表記は見つけることができず。何年前かに極楽湯のタオルを購入したので、2つ目の極楽湯タオルとなります。
基本的には想像通りの施設でした。想像を上回ることはなく、かといって下回ることはない。自分がよくいく和光のリニュアル前の雰囲気を感じて、懐かしくほろ苦い気分になりました。
駅チカということなのか、施設面積時代はあまり広くありません。特に露天は窮屈な印象が。だから椅子の数も必然と少なくなって、実際にサウナ後の休憩で椅子に座れたことの方が少なかったです。ただどの椅子にも足置きがある心遣いが嬉しいですね。
サウナ室は横に広い大きなタイプ。スパ銭らしく控え目なセッティング。しかし、オートロウリュウシステム、今流行りの送風機付き。水風呂とサウナの導線はまさに理想的。掛水の高さもちょうどいいです。
塩サウナも嬉しい。もう和光では体験できなくなったあの穴蔵のような静謐な空間を体験できたことが嬉しかったです。
浴室に行くまでは1階の休憩の畳のスペースでゴロゴロと。この取ってつけたような感じがまたいい。入浴後は珍しく食堂を使いましたが、これは帰る途中のどこかでもよかったかな。
庶民感というのは実はなかなか難しいと思います。古く汚いとに転がるのもまた違うし、リニューアルして垢抜けるのもまた違う。これらかも庶民的な施設で個人的にはあってもらいたいです。
[ 神奈川県 ]
今日はハロウィンですね。ずっとハロウウィンと思っていました。ハロウウィンの方が言いやすくないですか?
本格的にコロナ禍が明けての初めてのハロウインですが、街は例年よりもハロウィン空気がないですね。世間全体がハロウィンではしゃぐのは幼稚だという空気感が蔓延っている気がします。ここ数年でのハロウィンの世間の目の変遷が文化の移り変わりの教材となる気がします。
今日は最近話題の横浜中華街のハレタビサウナに行くつもりだったので、急遽こちらに。横浜駅西口から徒歩数分の高級スパです。
横浜駅周辺のサウナと言えば、やはり東口の方にあるスカイスパですが、あちらと対照的な施設だと思いました。
スカイスパの方は、サウナ施設だということを全面に打ち出していて、方向性も展望! ショー! などとアミューズメント的要素に振っていて。一方、こちらの施設は落ち着いた雰囲気、高級感、ラクジュアリー、リラクゼーションといった感じで、東京だとテルマー湯や池袋のレスタに似ていますね。同じ高級スパという枠組みの中でもこうも違うのはなかなか興味深いです。同じ横浜駅徒歩圏内で棲み分けできているのかな? 温泉はこちらの方が力を入れている感じ。
90分か150分か迷ったのですが、90分で。3セットギリギリ行けるかなぁと思ったのですが、タイミング的に2セットで。湯の時間も長く取ったし、焦ってもねぇ。またアウフグースも受けたかったのですが、フロントで事前予約制ということで断念。浴室内で予約できれば、よかったのですが、管理的にちょっと大変なんでしょうね。
サウナ室はタワー型なのかな? タワー型というよりはスタジアム(コロッセオ)型なような気がします。落ち着いた雰囲気。スモーキーな香り。焚き火とそれを囲んだカエルたちと夜空の背景の映像がまたいい味を出しています。湿度たっぷりで暑いサウナ。段差差が大きいので、温度調整もやりやすいと思います。
水風呂は深め、潜水している人を多く見ました。特に注意書きがないので、暗黙の了解として潜水OKなのかな。
整いの波は来ましたが、満喫した感はなかったので、もっと長い時間で今度は来てみたいですね。
[ 東京都 ]
狛江市。23区のギリギリ外にあって、絶妙な郊外感がある神奈川の匂いがする東京都の市。西東京とか、三鷹と違って、パッとしてないのは大きな道路が通っていないからでしょうか。
バイクに乗っている身だと、電車って土地勘が掴めないんですよね。感覚としてはワープしている感じに近いのかも。
実際に十数年前に引っ越しの検討をする際は狛江も引っ越しの候補でした。結局、埼玉南部に腰を据えて十数年。勤務先も京王線沿いなので、引っ越すとしたら狛江が候補かなと思ってるのですが、十数年引っ越してないから、たぶん狛江とはあまり縁がないのでしょうね。
そんな郊外銭湯の当施設。今流行りのデザイナーズイノベーションサウナ。コンクリート打ちっぱなしな造形に今風ミニマリズムを感じられ、装飾も殆どないシンプルな美が施されています。郊外に行くほど、銭湯って少ない気がするので、何気に立地としては貴重な施設かもしれません。
1200円という価格は攻めていると感じます。サウナ室はいい感じの湿度にセッティングされた良質なオートロウリュのサウナ。水風呂もしっかり冷たく常に給水付きの質が高いものですが、いかんせん他の設備は正直汎用サウナに毛が生えた程度。外気浴もありません。ただ椅子のあるエリアに送風されてあるのは嬉しいところ。
しかし、郊外にあって1200円の銭湯は割高感は否めません。1000円超えの銭湯サウナだと品川の富士見湯1500円が思いつくのですが、あちらはサウナ用スペースの特別感や、椅子の充実さなどで、高いとは感じないんだよなぁ。
設備や光熱費でいろいろと大変なんでしょう。ただ雰囲気はちょっと高級感があるので、それを含めての客層を狙っているのでしょう。贅沢な午後を過ごす施設という感じでしょうか。簡単なバーカウンターもそれ狙いっぽいし。
[ 東京都 ]
夏の終わりに。
最近は9月までがっつり夏という感じですね。9月が秋という印象がもうあまりなくなっています。
そんな夏の終わりの夕方に高円寺のこちらの雑居ビルのサウナに。前回の平日の午前中の訪問もよかったですが、西日が差し込む夕方もいいですね。
雑居ビル(アパート)のサウナは他にはあまり思いつかない。だからなのか、隠れ処的雰囲気があるんですね。
西日が差し込む浴室は本当に素敵です。天国かって思うくらい。天国かってふと思った施設って他にあったかな?
ポンチョを着て、屋上で涼むのもまた至福の時間です。日没の瞬間は、雲がかかってみれなかったのですが、夕暮れから宵の空へと雲の流れる様子を満喫することができました。
個人的にはルーフトップより好きですね。ルーフトップは同じ西東京にあり、雰囲気も似ていると思います。あっちの方が駅チカですし、導線もいいし、正直サウナ室のクオリティもあちらに軍配が上がると思っているのですが、こっちがいいんですよね。屋上に上がるのも導線が悪いのに、東京の郊外の変哲のない景色がとてもいいんですね。絶景ではない。でも、景色がいい施設として五本の指に入ると思います。スカイスパよりもこっちの日常の街、人々の生活が匂いが感じられるここの屋上がなんとも言えなくて好きなんですよね。駅から少し離れているのがいいのかもしれませんね。マルシンスパよりこっちの景色の方が自分は好きです。
18時のアウフグースも受けることができました。様々な香りを楽しめるいいサウナです。ただ土曜日はやはり人が多いですね。今度は夜に来てみたいですね。
[ 東京都 ]
老舗サウナセンターの系列店。
古き良きサウナ施設です。エレベーターがなどもうガタが来ているんじゃないかというような音もしています。でも、件のエレベーターも含めて、できる範囲での修繕や清掃は行き届いており、嫌な感じはまったくありません。リニューアルも結構やっているみたいで、ロッカールームの絨毯や、4階の大広間の畳のスペース、サウナ室も壁がリニューアルしたりばかりのようで、真新しい木材の香りが立っています。
午前中に池袋の通院後、昼食を、食べた後、新宿のマルイでやっていたサウナ物産展を経由しての訪問。サウナ物産展のスペースは思ったより小さかったです。いろいろ手に取った結果、こういうのは現地で買った方がいいんじゃないかと思ってしまい、結局、購入せず。Tシャツが多いなぁと思ったのと、店名が刺繍された目的タオルの多さよ、mokuタオルはもう2つ持ってるしなぁって思ったのも、購入しなかった理由かもしれません。
日頃の睡眠不足のせいか、地下鉄では何回もうとうと。自分のいびきで目が覚める始末。こちらにやってきても、結構昼食を食べていたので、まずリクライニングルームで休憩。30分くらい過ごした後、浴場へ。
丁寧に掃除が行き届いた浴場。あかすりタオルやクーラボックスに入った氷のサービス、塩や水のドリンクサーバーが嬉しいところ。氷のサービスをしているところってなかなか見ないですよね。
サウナ室は適度な湿度でしっかり暑い。15℃以下の水風呂はしっかり冷たい。スチームサウナもしっかりしていて、蒸気、温度とも質が高く、満足できるスチームサウナです。温度が高いスチームサウナは貴重なので、そういうスチームサウナが広がってほしいと個人的に思っています。
一セット目後は休憩の椅子で20分くらいぐっすりと。上記した入浴前の30分の休憩も相まって、高温サウナは2セットのみ。でも、欲張らず、自分のペースで行うことが大事。焦って無理してもよくない。サウナ室を堪能しきれなかったなら、また来ればいいんですから。
アウフグースも丁寧なアウフグース。ホスピタリティに溢れた好感の持てるアウフグースです。もっと人が入ってもいいと思うのですが、こちらに来ているお客さんはあまりアウフグースに興味がないのかな。他の施設だったら、人が殺到するのに。自分のペースを大事にしている客層なのかもしれませんね。
本店格の鶯谷のサウナセンターの影に隠れている施設かもしれませんが、サウナのよさが詰まった施設です。派手な特徴などはないかもしれませんが、丁寧なホスピタリティがある良施設です。むしろ、鶯谷の方の影に隠れている分、人が少なく過ごしやすい施設なのかもしれませんね。
[ 埼玉県 ]
自分にとってのスパ銭の基準がここ。
寝転ぶスペースもあって、変哲もない普通のサブホーム。深夜2時までやっているので、仕事帰りに寄るのに本当にいい立地。
今日はここ最近でも湿度が高く、ベタベタしている。でも、かと言って遠回りはしたくない。ということで来ましたがまさかこうとは。
ほぼ全面のリニューアル。ところどころに面影が残るも雰囲気は別施設。今風の自由形ラウンジ。ゲートや精算システムが最新のものにとなっておりました。
浴場は従来の男湯と女湯が入れ替え。浴室自体のレイアウトはおそらく以前と一緒だと思うのですが、男湯女湯が入れ替わっている為、正確な差はよくわからないです。
サウナは全体的にパワーアップ。灼熱サウナは本当に暑い。湿度がたっぷり。オートロウリュは流行てっるぽい痛いほどの送風システム。従来のタワーサウナも(たぶん)メトスのオートロウリュシステムにパワーアップ。塩サウナのかわりはバレルサウナ風サ室。風といったのはバレルの外見を見れないから。でも、いい感じの湿度の中温サウナです。
寝湯はどこかにいき、椅子が大量に追加。インフィニティはどこかにいきましたが、寝れる感じのリラクニングチェアーが4脚も追加。名物の黒湯は健在。全体的に少しシックなデザインに統一性が出たような感じなのかな。照明は以前よりも暗めです。いくつか消してありましたね。嬉しいかけ水はそのままなのですが、元女湯なのか少し低い作りになっている。水風呂のブルー照明も清涼感の演出に一役買っています。
脱衣所脇の暗めの休憩スペースや意外に好きだった浅い寝湯がなくなったりしましたが、従来の塩サウナは今の女湯にあるみたい。サウナ重視の方針も男湯と女湯を入れ替えた理由なのかな。
全体的にパワーアップなリニューアルであることは間違いありません。最新の流行にちゃんとアップデートした感じです。でもね、正直言うとね、少し寂しかったんです。元男湯に入るつもりで来たのに、変わってしまった姿を見て、自分の知っていたはずの友がいつのまにか遠い存在になってしまったような寂しさを感じてしまいました。
個人的にこのリニューアルは意外でした。確かにサ室の案内書きが焦げて見えなていなくなったり、古いところはちらほらあれど、必要性は感じてなかったです。深夜帯でも人は結構入っておりましたし。
考えられるのは同じ和光にできたお風呂の王様の存在なのかな。そういう外圧に対抗するための攻めのリニューアルなのかもしれません。
古き良き以前のスパ銭形式も好きだったのですが、これも時の流れなのでしょう。真新しいサウナの壁の木材が燻されて年季が入ってくるほどに、これからも経営を頑張って欲しいです。
[ 東京都 ]
上級者向けの施設だと思います。サウナ初心者の方にはオススメできません。
思った以上に小さくて、こじんまりとしていました。ラウンジはありますが、リクラニングルームはなし。一般的な銭湯よりちょっと広いくらいの規模感です。
はっきり言ってホスピタリティはよくありません。施設内部での説明もほぼありません。ルールやマナー注意などもほぼなし。休める場所は壁付きベンチや階段上の縁がほとんどで、独立した首を預ける椅子はありません。カランの洗い場はなくなく、シャワーのみ、シャワーは固定なので股の中を流すのはちょっと工夫がいります。アロマサービスのアナウンスも地味。時計もサウナ室外に目立たないところにある為、サウナ用の腕時計を持ち込むのがいいでしょう。
自由なのです。不便さの中に自由がある。マナー注意書きや、こうしなさいという指示がない。どう過ごすのかは利用者それぞれに委ねられます。だからこそ、温浴施設やサウナ施設の勝手がわかっている人向けの施設だと思います。例えばセルフロウリュとか、樽シャワーの使い方とかわからないと思います。年齢層はかなり若かったのですが、おしゃべりがうるさい人は少なく、マナーは全体的に良かったです。
各サウナ室のクオリティはどれも高く、オリジナリティやテーマ性もはっきりしています。サウナ室の数を減らせば、椅子の数を増やせたかもしれませんが、それでも、敢えて、サウナ室を取ったことは有意義な決断だと思います。ベッドサウナとか、低音を効かせたアンビエントなミュージックサウナ、貴重な中温ケロサウナと、他ではなかなか味わえないサウナ室ばかりです。日によって男女入れ替えのシステムも多くのサウナを味わって欲しいという、施設側の思いが汲み取れます。敢えてホスピタリティを追求するよりも、独自性を打ち出したサウナへの向き合い方に、好感を抱きます。決して広くはない面積の中で、何をやりたいかということが伝わってくるいい施設です。
縁で横になってぼんやりと狭い夕方の空を見ていたらなんとも言えない気持ちになりました。基本的に意識高い系サウナはあまり好みではないのですが、この施設はちゃんと考えられたこだわりや愛を感じました。
もっと寒くなったらWOODSの方にも行きたいですね。近くにバイクのパーキングがあるのもよかったです。
前回の記事はガイドラインに反していたところがあった為、非公開にしました。
自分の記事はあくまでも主観的な一意見です。いろいろな意見や考えがあって当然だと思います。基本的に正直な自分の思いは変わらないのですが、人を不快にさせた点では、配慮が足りなかったと思います。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。