るえん

2023.11.05

1回目の訪問

東京の眠らない街の一つの赤坂。
12時以降の深夜帯に安くなるという珍しい施設のここに。
赤坂って何気にサウナ激戦地ですよね。以前は高級街という印象でしたが、ここ最近はちょっと変わってきたかも。

そんな赤坂に今年新たにできたカプセルホテル形式の当施設。和をベースにしたとてもきれいな施設です。
靴箱からロッカーまでキーをかざすタイプのハイテク仕様。木箱にカモフラージュされているので、奇妙な気分になります。
ドーミインに近い雰囲気があります。あそこも自分が行ったとこは結構ハイテク仕様。

浴室はメッチャキレイ。基本はホテルの浴室の雰囲気かなという感じです。なんだろうね。あの言葉にしづらいホテル独特の浴室の感じは? サウナ施設やスパ銭とは何かちょっと違うんだよなぁ。
サ室は2パターン。薙と荒の2種類。
薙の方が広くオートロウリュタイプの所謂メインサウナなのかな。メインサウナの方が温度が低い設定なのは珍しいかも。温度は60℃くらいの中温サウナ。湿度たっぷりなので、十分に熱いです。
一方の荒の方が狭く、セルフロウリュが楽しめる小屋タイプのサウナ。温度もそこまで高くなく、80℃くらい。2段目以下なら、いつまでも入ってられそうなセッティング。3段目はさすがに熱いが、ロウリュしなければそこまでもって感じ。こちらの湿度はたっぷり。
どちらのサウナも最大の特徴は空気の清浄さでしょう。とても息がしやすいんです。空気の清浄さでは都内1かもしれません。どちらも中温サウナということも見逃せないポイント。下手に高温(嫌いじゃないけど)に振ってないのが好印象です。
水風呂は15℃代の表記だったけど、体感はもう少し高い。結構長く入れる感じでした。ブルーでライティングされたのが絶妙に和の雰囲気とマッチしています。ほのかに香る塩素臭がまたいいんですよね。塩素臭ってネガティブなイメージが多い気がしますが、時と場合によってはポジな印象になることもあると思うんですよ。ノスタルジックな感覚になることもありますし。

椅子がアディロンダックチェアーなところも嬉しいところ。
深夜の眠らないサウナなので客層が不安だったのですが、利用者は皆落ち着いており快適な時間を過ごせました。窓の外から聞こえてくる喧騒はご愛嬌というところかな。

実に質の高い施設でした。今年、開店したサウナの中では一番のおすすめなのかもしれません。

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