天然温泉ヌーランドさがみ湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
母親を羽田空港まで見送ったついでにやって来ました。
大田区には縁が薄く、土地勘などもまったくなく、最寄り駅の雑色という名前の駅に驚いたりもしました。
個人的な感覚なのですが、東急線や小田急線沿いは住宅地の中を高架が走っているような印象があります。その雰囲気が自分に馴染みのある東京北部の方の景観と違っていて、趣深く感じます。
雑色駅を降りた印象は下町と住宅街が混ざったような独特な印象を受けました。小規模なアーケードもどこか独特の色があり、土地の狭さをも感じた、東京南部の下町の風景なのでしょう。
てくてく小雨の中歩くこと数分。住宅街の中にひっそりと佇んでおりました。
括りとしては高級銭湯に分類されるのかな。一棟まるごとのビル型銭湯。スパ銭っぽい雰囲気もある年季のある施設です。
雰囲気としては川口のふくの湯に近いのかな? いや、近くはないな。年季の入り方などはどことなく似たものは感じましたが、こちらの方が清潔感や居心地については軍配があがる感じかな。
今回は2階は利用せず。2階利用が別料金かかるという銭湯はちょっと珍しいですね。
ですが、1階のロビーにも休めるソファーや自販機などもあり、スロットがある銭湯ははじめて見たかもしれません。たまにスパ銭とか年季が入った温浴施設にはたまにあるんですけどね。いつからでしょうか? 温浴施設にあるスロットに郷愁を感じるようになったのは(別にやらないけどね)
浴室は広い! 風呂の種類も多く、温泉も濃ゆい気がしました。
そして、サウナ室も広い、湿度が高くしっとり熱い湿潤サウナ。最初は8分が限界で、次からは10分で限界なのど熱い。
そして、何よりもすごいのは水風呂です。その水温、シングル。久しぶりに四肢が先に悲鳴をあげる水風呂との出会いです。
やはり、冷たい水風呂はととのいやすいのか、露天の階段に座り、どくどくと心臓の鼓動を堪能しました。
というわけで、小雨のトタン屋根の下の外気浴を4セット。浴室よりも外の方が暖かかった感じもあり、人気も想像以上に少なく、穏やかなサウナ日和でした。
概ねいい施設ですが、ちょっと匂いが気になったのと、冷水機の水のぬるさ、と椅子の少なさは気になったくらいです。
しかし、銭湯のデフォルトは冷水機なし、椅子なしですから。銭湯という枠組みで考えるととても充実した施設です。
今度は2階も利用してみたいですね。
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