鉄輪むし湯
銭湯 - 大分県 別府市
銭湯 - 大分県 別府市
別府旅行の二軒目にライドオン!
鉄輪温泉を開いた一遍上人が鎌倉時代に渋の湯や熱の湯とともに創設した温泉といわれる。入浴法が独特で、8畳ほどの広さの石室の床を温泉で熱し、床の上に石菖という薬草を敷きつめ高温で蒸すというスタイルだ。つまり、日本の古式サウナと言っていい施設。
学生時代に初めて訪れた時に大変感動して、機会があれば必ず寄るようにしている施設だし、知り合いに別府でのオススメを聞かれたら絶対行くべきと伝えている思い入れのある施設だ。
受付で入力料と貸し浴衣(裸では蒸し湯は入らないため)を購入し、館内へ。まず温泉で下半身を洗うように言われ、洗ってから浴衣を着て石室へ。
床一面に敷き詰められた石菖からは何とも言えない独特の芳しい香りが室内に立ち込める。よもぎ、柏の葉、柿の葉にも似たような香りだが、どこかエキゾチックさもある。この香りが何とも言えぬ感じで、薄暗い室内の雰囲気とマッチしてリラックス出来る。
受付のおばちゃんがタイマーを8分に設置して蒸し湯スタート。サウナ愛好家はサウナに慣れてるから汗出るかな?と心配になる人もいるだろうが、それは御無用。5分もすればドッと汗が吹き出すし、足りない人は追加で2分(合計10分)入れるため、想像以上に汗をかける。また繰り返しになるが本当に石菖がいい仕事をしている。
調べると、蒸し状態にすることでテルペン(鎮痛効果がある)を成分とする芳香を放出させて皮膚や呼吸器から体内に吸収するようにしているらしい。そら香りがいいわけだわ。試しに石菖をめくって床を触ってみると激熱!岩盤浴と同じでしょ?と思っている人は是非味わってみて欲しい。全く別物だから。
一つ残念なのは水風呂が無いことだが、無いなら水シャワーを浴びればいいじゃない!ということで水シャワーで熱った体を冷ます。しかし、日本の古式サウナが別府で味わえるということは本当に貴重だし、何度でも来たいと思える場所だ。
上がった後も仄かに身体から石菖の香りが漂う。これ考えてみたらウィスキングに石菖使えそうな気がするな。凄く薬効ありそうな香りだ。別府に来て寄らないのは勿体ないと思える場所だな、本当に。
私も以前、別府旅行で行きましたが、ここはサウナーも楽しめる施設ですよね😀 石菖の香りと発汗率が本当に素晴らしいです。 改めて古代サウナの凄さが分かります。 私もまた行きたいと思っています!
イキタイ😊👍
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