指宿白水館
温浴施設 - 鹿児島県 指宿市
温浴施設 - 鹿児島県 指宿市
指宿地区のサウナ開拓の残り一軒へライドオン!
指宿で最も由緒ある旅館である白水館。将棋のタイトル戦や2時間サスペンスドラマの舞台などにもなるくらいの格式ある旅館。そのためホスピタリティも素晴らしいし、館内全体がお香の芳しい匂いで包まれている。薩摩焼が展示されていたり、途轍もない広さの庭園があったり、これは旅行で泊まったら最高だろう。
温泉、砂蒸しとも日帰り利用出来るため、受付をして浴場へ。元禄風呂と名付けられた大浴場は名の通り江戸文化を随所にあしらった広々とした浴場。江戸の銭湯文化である板風呂などが再現され、まさに豪華絢爛といった感じ。入浴代は正直高いのだけど、このレベルの温泉を味わえると考えると十分だと思う。
サウナはドライサウナとミストサウナの2種類あり、ドライサウナは露天スペースに設置。ドーム型で釜風呂と銘打たれており、ストーンストーブが鎮座。90度の設定でやや低湿のサウナ室は6人ほど入れる雛壇1段が対面で向かい合う作り。ドーム型であるため、熱の周りが天井から伝ってくる感覚が面白い。
サウナを出ると冷源泉風呂という20度くらいの温泉が。塩化泉で黄白色を帯びており、源泉を冷やして提供してるのが面白い。マイルドな質感であり、意外とサウナや温冷交代浴との相性良し。
ミストサウナは内湯にあり、温泉の蒸気が雛壇の下から噴出されるため、温泉を余すとこなく有効活用している。柘榴風呂と銘打たれているのは江戸の蒸し風呂のスタイルらしい。雛壇に使われている檜の香りも非常に良く、個人的に好みのミストサウナ。42度でそこまで温度は高くないが十分なクオリティだ。内湯にも水風呂があり、膝丈の深さで3人ほどと狭目の三角形をしている。こちらの水質も柔らかめであり、ミストサウナの後に入るには充分だ。
温泉の豪華さだけでも訪問の価値ある旅館だし、指宿旅行の時の宿として使うと贅沢な気分になることは間違いないだろう
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