まちの湯 ひとっ風呂
銭湯 - 鹿児島県 枕崎市
銭湯 - 鹿児島県 枕崎市
枕崎市で唯一の銭湯へライドオン!
かつお節の名産地、枕崎市。本土最南端の始発終着駅である枕崎駅から徒歩すぐに位置する銭湯、まちの湯ひとっ風呂。まずネーミングが良いじゃない、まちの湯でひとっ風呂浴びたくなるよ。逆さクラゲが描かれた横には岩塩サウナ、漢方風呂などの看板が。この時点でワクワクしてしまう。
脱衣所、浴場は昔の古き良き銭湯の雰囲気だが、非常に綺麗。リニューアルしたのかな?と思うくらい清潔に保たれている。縦に長い浴場は鹿児島には珍しい形で関東や関西でよく見るタイプだが、壁にはふるさとのデパート、山形屋の看板が。山形屋の看板がある銭湯にハズレなしという持論があるので、この時点で半分くらい勝ち確である。
湯船は温泉大国の鹿児島でも珍しい沸かし湯の銭湯。ジェットバス、バイブラ、電気風呂とシンプルだが、湯加減も良くてゆったりと足を伸ばして入れる。
さて、サウナだが、雛壇3段で10名は座れるであろう広々スペース。メトス製ストーンストーブが鎮座し、TVあり。室温は86度ほどで中湿のセッティング。雛壇は新しく修復されており、パイン材の香りが芳しい。ふと壁に目をやると大量の岩塩プレートが敷き詰められている。その上に「ヒマラヤ岩塩サウナ」と書かれた紙が貼られており、どうやら遠赤外線の効力が増すらしい。中湿のセッティングと書いたが、非常に熱圧が良くて尻上がりに仕上がってるタイプ。これがヒマラヤ岩塩の効果なのか?非常に素晴らしい設定のサウナだ。
水風呂は珍しく2つ横並びに設置。上からパイプで新水が注がれ、水質検査表も貼られているのが好印象。手前の水風呂の方がやや冷たく、18度ほどでクリアな質感。また浴場内には椅子が4つも設置されているので、しっかりと休憩も出来る。
枕崎はサウナ不毛の土地だと思っていたが、ビックリするくらい素晴らしい銭湯だった。
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