薬師温泉
銭湯 - 鹿児島県 鹿児島市
銭湯 - 鹿児島県 鹿児島市
リニューアルでプレオープンのため、ライドオン!
大正8年に開業し、市街地温泉で最も古い温泉の1つである薬師温泉。その薬師温泉が令和の時代にリニューアル、しかもオートロウリュ付きとなれば必ず行くでしょう。プレオープンのため、めちゃくちゃ人がいて混んでいたが、オペレーションはスムーズ。流石、ずっと銭湯を営んでいるだけある。
お湯は沸かさず薄めずのそのままの天然温泉を利用しており、リニューアル前と変わらずツルツルした塩化泉。リニューアル前の浴槽を生かして、手前の湯船は真ん中で2つに仕切られており、ジェットバスと電気風呂。奥にはバイブラ付きの小さな湯船。構造は変わらないが、リニューアルして綺麗な浴場は清々しい。雰囲気でいうと熊本の神水公衆浴場に非常に似ている。ちなみに、熱めな温泉のため、温冷交代浴でも存分に楽しめる。
サウナは元々あったオリンピア製ガスストーブと横にはオートロウリュ用ストーンストーブが設置。リニューアル前は雛壇1段で合計3人のこじんまりしたスペースだったが、雛壇2段で8名ほど座れる広さに。間接照明を取り入れ、壁材のパイン材が良い香り。温度計が無いため正確な数値はわからないが、恐らく90度ほど。リニューアルしたばかりなのに熱がしっかり室内に馴染んでいたのは素晴らしい。
熱圧は弱めであり、マイルドな設定であるため、オートロウリュ無しだと少しパワーは弱いか。オートロウリュは30分毎ということだが、1時間入っても一向に作動せず。周りのお客さんも怪訝な顔をして小言を言っていたため、退店時にしっかりとした方がいいとお伝え。個人的にはこの設定なら30分より10分毎にした方がポテンシャルを活かせると思う。もう一度再訪してオートロウリュの感じを確かめたい。
水風呂は膝丈ほどで4人は入れる大きさに。リニューアル前は注水口にコップが置かれていたが撤去。20度ほどでマイルドな質感が心地良い。オーバーフローの量は少なめなため、もう少し注水量を増やして欲しい。また椅子も2脚設置され、併設のコーヒーショップにはオロポが販売。遂に鹿児島の銭湯でオートロウリュとオロポがある所が出るとは…
ここからは改善点だが、コーヒーショップの店員のタトゥーが目立ってるので長袖で隠して欲しい、また刺青OKなのか不可なのか注意書きが無いため、置いて欲しい、注意書きがあるのに、結構な数の人が水風呂に汗を流さないで入っていたため、もう少し大きめに注意書きをして欲しい…といったところ。特にコーヒーショップの店員さんのタトゥーは気になったから対応して欲しい(決してタトゥー差別してるわけではないが、接客業で刺青見せてするのは余り好きじゃない)
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