蒲田温泉
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
昼のセント酒を観てからずっと来たかった蒲田温泉にライドオン!
近年メディアがいうサウナブームで『聖地』という言葉が数々の施設でキラーワードのようにアピールされてきたが、個人的には蒲田温泉はずっと来たかった聖地である。孤独のグルメの作者が書いた昼のセント酒で取り上げられ、ドラマを観てから行きたいと思いはや6年。ようやくの来店である。
軒先のアーケードの入口っぽい赤い看板に書かれた蒲田温泉って字がいいじゃないか。裏口のボイラー室には湯沸かし窯も。のっけからドンピシャで好きな外見。
さて、浴場はいい感じで年季を感じる。ヌーランドと同じく黒湯だが、こちらは熱湯もあるのが特徴。48.8度という温度計の表示に驚く。こういう熱湯にザッと浸かっていくのが江戸っ子の粋なんだろう(恐らく体には良くないだろうけど)。トロトロですべすべな黒湯は本当に最高。
サウナは雛壇2段で6人ほどのスペース。小ぶりな遠赤外線ガスストーブが鎮座し、90度を指す温度計。浴場と同じく良い感じの年季の入り方だが、檜っぽい香りがするのが心地良い。程良い熱圧、中湿のセッティングで息苦しくなく、抽象的な表現だが呼吸をするサウナって感じだ。
水風呂は青と水色のタイルで出来た1人用サイズ。水温計は10度を指していたけど、肌感では恐らく17度くらい。意外と水質が良くて肌馴染みが良い水風呂だ。横にあるプッシュ式の蛇口から新水を入れられるのもグッド。
ヌーランドと同じく黒湯と水風呂だけでお釣りくるレベルのクオリティ。本当に来れてよかった。
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