カンデオホテルズ熊本新市街
ホテル・旅館 - 熊本県 熊本市
今年7月にオープンしたカンデオホテルの日帰り入浴でライドオン！
ずっと前から新市街のど真ん中にカンデオホテルが出来ると知っていたが、オープン直ぐには行けず盆明けてからの来店。熊本県では3店目のカンデオホテルで残り2店は大津方面にあるため、市街地ど真ん中への出店は初だ。ビジネスホテルというよりは高級なラグジュアリーホテルをマーケティングしているのであろう。エレベーター、エントランス、浴場のアメニティなどから高級感を出そうとしている感じが伝わる。
浴場からは熊本の繁華街と遠くには阿蘇五岳。女湯からは熊本城が見えるそうな。出来たばかりということを抜きにしても浴場はめちゃくちゃ綺麗だし、ボディソープなども中々香りが良い。内湯、露天風呂共に40度そこそこと入りやすい沸かし湯。
サウナは露天スペースにあり、扉が二重扉になっており熱が逃げないようにしている構造。雛壇3段で長方形のサウナは20名は入れるであろう外観からは感じられない広々とした大きさ。壁材はパイン材か？ガラス張りになっており、サウナ室から街並みが眼前に広がる造り。95度の設定で低湿よりであり、最上段ではよりカラカラした感じが味わえる。
サウナ室の奥にはikiストーブがズドンと鎮座。マルシンスパと同じサイズのため、かなりの大きさに感じる。上部からオートロウリュ用のノズルが。30分毎にオートロウリュされる設定。
水風呂も露天にあり膝上ほどの深さで8名くらい入れそう。16.6度と水温としては申し分ない感じであり、カラッとしたサウナの後に入るには中々良い水温だと思う。横にはととのい椅子が四つ。天井が空いた吹き曝しの露天はいい風が通るため、冬場なんかは外気浴は凄く良さそう。
さて、ここから辛口にさせて頂くが、正直言ってトレンドを詰め込んだが、詰め込んだ結果として痒いところに手が届いていない、ツボを抑えきれてないサウナ、水風呂に感じた。
まずサウナだが、ロウリュの時間が10秒と短過ぎて上の方のストーンしかかかっていない。その結果、巨大ikiストーブの持ち腐れになっており、ロウリュしても全然熱くないし熱が降りてこない。これであれば10分毎にするかセルフロウリュ可にする、もしくはロウリュの量を増やすなどして熱が回るようにした方が良いのではないか？
また水風呂はカルキ臭い。夏場の市民プールの様な匂いであり、水の都の熊本としては珍しいくらいだ。竹炭を入れるとか新水の注水量を増やすなどの工夫は必要に感じた。水温設定は丁度良いため、次は質の向上に重きを置くべきかなと思う。
とはいえ、まだまだオープンしたばかり。今後の発展を期待したい。
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