国民宿舎 ボルベリアダグリ 岬の湯
ホテル・旅館 - 鹿児島県 志布志市
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宿泊にてライドオン!
志布志湾を望むダグリ岬にある宿泊施設。ボルベリアとはスペイン語で「もう一度訪れたくなる」という意味らしい。国民宿舎と名前が付くから古臭い施設かな?と思っていたが、館内は観光ホテルの様に綺麗。グランピングも出来るし、海水浴場は近いし、ファミリー層でも存分に楽しめると思う。
ちなみに、ダグリ岬一帯は秋月藩と薩摩藩の国境で関所がおかれており、関所は「夏井番所」といわれ、取り調べが厳しく、馬の積み荷もいったんここで薩摩側の馬に繰りかえて領土内にいれたということでこの「荷駄(にだ)操り」が「ダグリ」とよばれるようになった地名の由来らしい。外国語由来じゃないのが意外だ。
チェックインして仕事を済ませてから浴場へ。広々した浴場は手入れがしっかりされており好印象。日帰り利用出来るため、お客さんはメタボのおやっさん、爺ちゃんばかりで田舎のコミュニティスペースとしての役割もあるらしい。こういう地方の年齢層が高い施設は好きだ。
温泉は岬の湯と名前が付き、炭酸水素塩泉。無色透明で硫黄臭さもない無味無臭だが、入ってみるとビックリするくらいのトロトロさ。石鹸や化粧水でも入れたのか?と言いたくなるくらいの肌がすべすべになる感じが凄い。これは女性には堪らない泉質だろうし、温泉だけでも大満足。
サウナ室は雛壇3段の20人近く入れる広々スペースにオリンピア製ガスストーブが鎮座。84度ほどで中湿のマイルドな熱圧だが、温泉と組み合わせると体の芯まで入ってくる熱が心地良い。壁材に使われている軽石が特別な石材らしくアローストーンと書いてあった。確かに軽石の壁材は初めて見る気がする。
水風呂は大人が6名ほど入っても余裕の広さ。18度ほどの水温で水質も問題無し。サウナと同じく優しい水質の水風呂だ。泉質も良いし、アローストーンのサウナは面白いし、館内綺麗だし、夏に海水浴場行った後にまた来ようと思った。
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