ありくろ

2025.07.21

1回目の訪問

2025トレランサウナ旅11泉目。東京以外の銭湯サウナで最もイキタイ数が多いこちら。いかんせん若者があふれる待ちの出るサウナが苦手なため、これまで避けてきた。しかし、ついにその時が来たとサウナの神様からお告げがあり、お昼前に到着。

何度も写真で見た外観に見とれながらまずは撮影会。入り口の前には旅行者の若いカップルがいたため、ああやっぱり混んでいるのかとちょっと怯んだが、彼らはすでに風呂上がりで、呼んでいたタクシーに乗ってご帰還。おそるおそる引き戸を開けるとそこにはお馴染みのリノベーション銭湯の風景が。左に番台、正面にはさまざまなグッズがところ狭しと置かれ、もちろん昭和の香りをそこはかと漂わせる懐かしい飲み物たちが冷蔵ショーケースのなかでスタンバイ。思えば、この設えは、ここから始まったのだと思うと感慨深さも湧き起こるというものだ。

のれんをくぐり、いざ脱衣場へ。わくわく。狭くもなく広くもない脱衣場から浴室内全体も見渡すことができ、混み具合が一目瞭然に見て取れる。結果は、「意外と空いてる、ラッキー」であった。いそいそと服を脱ぎシャワーを浴びてサ室へ。サ室内も浴室から見えるため人影が少ないことがわかった。そうとなればサウナマットを携えて中へ。

サ室はいきなりボタニカルな香りが鼻孔をくすぐり、一気に気分が高揚。サ室内は自分を入れて4人がゆったり。一番奥のヒーター横に着座。なんだかサ室というより、イカしたクラブに来ているようなクールなBGMが脳内を溶かす。すでにタダ者ではないサ室に心身ともに委ねる準備ができた。ヒーター直上の温度計は110℃を指すも、ちょうどよい熱さ。昨夜のトレイルで完全に開ききった汗腺から玉の汗が容易に噴き出す。なんじゃこれ、レベルのサ室。人気の理由をたちまち理解した。もはやサ室が狭いとか景色が無いとか外気浴ができないとかととのいスペース無いとかの問題ではない。この絶妙のサウナ体験は唯一無二の世界観を創成している。こんな銭湯サウナ、ちょっとない。イキタイ人気には東京の方も多数いらっしゃると思うが、似たようなサ室が東京にもあるのか聞いてみたいものだ。途中サ室を貸し切りとなる時間が5分ほど発生するが、ふだんは一人がうれしいはずが、この快楽を独り占めすることに罪悪感さえ覚える。「サウナの」を冠するその名に恥じないどころか、他に誰がその名を名乗れるか?と誇らしげに自賛するその心意気が潔い。

サウナ上がりには家人ともども思わずグッズを買い込み、さらに銭湯雑誌にはわがホームが巻頭カラーで掲載されていることを知りご縁を感じずにはいられなかった。だとするなら、ホームももしかすると・・・ありうるかも。

ありくろさんのサウナの梅湯のサ活写真
ありくろさんのサウナの梅湯のサ活写真
ありくろさんのサウナの梅湯のサ活写真
ありくろさんのサウナの梅湯のサ活写真
ありくろさんのサウナの梅湯のサ活写真

麺屋 練之助

チャーシュー麺

近くではないが、美味しかった。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 19℃
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