春日井温泉
銭湯 - 愛知県 春日井市
銭湯 - 愛知県 春日井市
サウナ用のタオルを間違って持って帰っていたので、春日井温泉に返しに行きがてらサウナもガッツリ味わう。
13時30分の開店と同時に入ったら、サウナ室に一人だけお爺ちゃんが座っていて、「熱すぎて助かったー」と言っていた。
お爺ちゃんは番台でもらう「春日井温泉」と書かれた大判タオルを尻に敷かず、壁際に応援タオルみたいに掲げている。
この光景を見るのは、これで2回目なのだが、流行っているのだろうか。
湿度高めの熱っついサウナで、誇らしく掲げられた明朝体の「春日井温泉」タオルが綺麗すぎて写真に収めたいのだが、あいにくスマホ持ち込みできないので、己の二つの眼に焼き付ける。
1時間くらいすると人も増えてきた。増えてきたといっても3人くらい。
冷たい方の水風呂が空いてると思ったら、お爺ちゃんが潜水で完全に潜っていた。陸に現れるお爺ちゃんを見て、人間以外の別の生き物を見た感覚になる。
水風呂から外気浴。大好きな滝と鯉を見ながら、露天風呂のへりに腰掛ける。
たまらん。
サウナに来るたびに、前とは違う感情を抱いて帰ることが多い。
多分、何十年も変わっていないサウナ室と水風呂と露天風呂。
サウナ然としていて、懐が深い。
変わったのは俺自身なんだと自分の変化に気づかされてくれる。
浴室の椅子を露天に持ち込んで、ととのい椅子にしている人もいた。
工夫だな。自分を変化させてる。
世の中が変わって自分だけが取り残されるなんて、言うけど
変わっちまった世の中より、変われなかった自分を思う。
また来よう
男
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