2019.10.14 登録
[ 愛知県 ]
森のサウナで自分が一番乗りになること、先客がいることがあるのだが、気づいたことがあった。特に自分が一番乗りの時に感じたことだが、びっしょびしょにヴィヒタでサウナストーンを湿らせて、遠くで蒸気浴びてたら、入ってきた人が『あっ、こういうセッティングね』とばかりにサウナストーン真横にずっといる状況。こだわりの強いラーメン屋が調味料を置かないというけど、俺のセッティングの意図を汲んで余計な味付け要らないっすわ。という感覚がビシビシ伝わって気分が良かった。
3月半ぶりのアルコール摂取
セルフロウリュウ後に、食堂一直線
(事前に動線を確認済み)
食堂でおばちゃんに『生中とらっきょう』を注文し、文春を横目にシャリギンに冷えた生中をぐい呑む。半分以上が一気になくなり、らっきょうをつまむ。
これだ!という感覚を確信した。
[ 愛知県 ]
久しぶりに訪れる
サウナ室に入ると先客二人。
口にカットで食べさせてくれるステーキハウス店員がつけている透明のマウスガードを二人とも着用してて、口が無防備な俺は完全にマイノリティであり居心地が悪い。
ニ対一という構図のまま暫し蒸される。
サウナマットが湿っておらず、一度やってみたかった春日井温泉タオルを上方の縁に干す。
干しながら分かったことだが、縁の隙間から熱い蒸気が出ていた。
ニ対一のマイノリティは変わらず、湿度高めのサウナ室で過ごす。次に入ってきた人はマウスガードはしておらず、これでニ対ニ。一人増えるだけで、不安が取り除かれる単細胞。
冷たい方の水風呂でこんこんと湧く井戸水で頭を冷やす。そのあとはお待ちかねの滝の音を聴きながらの外気浴。
スパ銭のオルゴールが意図を持ったものであるなら、滝の不連続であり繰り返される音は思考を突き破る力強さがある。蒸されて冷やされて絆された身体に容赦なく浴びさせられる滝の音。滝の国への扉は開かれ、支柱が損なわれて最早、座っていられなくなる。
美というものが眼前に在る。確かに在るのだ。
溶けていく感覚と繰り返される滝ビートに乗せられ、身体はもっとも自然な象で露天風呂に溶けていった。
男
[ 愛知県 ]
6時オープンのスパ銭サウナに飛び込んだら、サウナ室に15人いて等間隔に座って前を向いてるから授業受けてるみたいだ
期間限定で高温を100℃に引き上げてることを貼り紙を見て知る
朝6時オープンのサウナ室は物足りず、7時過ぎになって漸く本気を出す
授業を聴きながら普段の85℃との違いを確かめるがイマイチぴんとこない
サウナ室を出て、水風呂を経て露天に寝転ぶ
上方のスピーカーから流れるオルゴールのミドル域の音がやけにクリアに聴こえる
マルマルモリモリの後は、竹内まりやの人生の扉
その後は大塚愛のさくらんぼ
なんとなく春を感じさせるプレイリスト
ドライサウナ2セット目
今度はしっかり熱い。いつもは汗で濡れているサウナマットも乾いている。これが100℃の威力か。温度湿度の肌感はウェルビーに近い気がする。ただ、いつものサウナで定点観察してるから、変化点が違和感として変換される。気づくとサウナ室は4名に減っていて、最上段はガラ空きだ。本気を出したボイラーについていけないのだろう。
いつもとは違う、いつもの場所。
最近、正しさとは何かをずっと考えている。正しさが真っ二つに分かれてる気がしている。自分の正しさと全体(社会)の正しさ。小さい時からピアノを習い、歌を歌うことにちょっとした自信があった。高校の時、音楽の隈丸先生からしつこく合唱部へのお誘いを受けて、断りきれず高2の中途半端な時期に入部した。うちの高校は当時では珍しかったと思うのだが、男女混成ではなく男性オンリーの合唱部だった。歌うときは高音が出るので、トップテノールという一番高いパートを担当することになった。(パートは4部構成)
合唱部にも馴染み、学食で突然集まってゲリラライブをしたり放課後に毎日集まって練習したり腹筋したりして充実していた。
ある日、いつも通り練習していると、間野くんから待ったがかかった。
『原キーをキープしてるのは分かるけど、皆んなに合わせて音をとってくれよ』
間野くんが指摘したことは、歌ってる中で喉の疲労などでキーが下がってくるから、正しい音をとろうとせずに皆んなに合わせてくれよ。というものだった。
それに対して、五線譜で正しい音をとっているのは俺で、皆んなが下がってんだろ?と激しく抗議した。間野君は『俺も音感あるからお前の気持ちは分かる。この場合の正解は皆んなと音を合わせることなんよ』と説得されて、仕方なく『この場合の正解』を追い求めることにした。
合唱の皆んなに合わせる時間の方が長くなると『俺の正しい音』は消え去っていた。今、振り返ると三角形の鋭利な部分を面取りしたのだろう。
男
男
[ 愛知県 ]
1月2日 8時
サウナ室に入った瞬間。異変を感じる。
ムっとくる熱気が来ない。サウナマットは乾いている。ボイラーの動く音は聴こえてくるのだがどうしたのだ。
しばらく混乱するも最上段で腰掛け、テレビから流れる箱根駅伝のスタート前の中継に見入る。スタート前には出場校20チーム全てに最初にゴールテープを切る可能性がある。箱根の緊張感と混乱する脳みそが接続する。
サウナに求めるものは、俺に幸せなことが起きても、不幸なことが起きてもサウナ然として力強くサウナ室を温め続けることなのだが、今日はその力強さが足りないようだ。裏切られた気分にもなる。もう出ようかと思った時、こんな経験をした。
「間もなく、スタートです」と放送席から声があがった瞬間。
左上の小窓から強烈な陽ざしが差し込んで、サウナ室が照らされた。
サウナ室内は5人くらいだろうか、一度は入るもガッカリして出て行った人がほどんどで、残された人は箱根駅伝を見ていた。
黄金に照らされたサウナ室を見渡し、たまらない気持ちになる。
この時間にサウナ室にいくことは何度もあったが初めての経験だった。通常は多湿により小窓は曇っている。ボイラーの故障ということで、起こりえないことが今起きている。
黄金色のサウナ室、乾いたサウナマット、箱根駅伝の緊張感。
いつもとは違うサウナの熱さを感じ、身体が熱くなった。
男
[ 愛知県 ]
昨晩は夕方5時から妻が友達と飲みに行ったので、じゃあ我々もと子らを連れて天風の湯に行った。実は、朝の7時にも散々サウナを楽しんでたんだが、連れていけと12時間後に同じスパ銭に向かうことにする。
早朝に散々サウナは楽しんだので、サウナ以外を楽しむことにした。
スーパー銭湯といっても、12年前位に街中に温泉が湧いたらしく、天然温泉でもある。 同じ湯に長居できない子らのペースに合わせて、湯を転々とする。
壺湯が満席だったので、ヒノキ湯から空く瞬間を見ている。水風呂に入らなくても外気が冷たく、寒暖差が自然とできている。
同じ場所なんだけど、時間帯と同行するメンバーが違うと全く違うものになる。
12時間前に来たはずなんだけど、「新しくされる」という感覚になる。
俺がサウナに行ってととのってやろうでなく、場所に身を任せるというかそんな気持ちになる。
壺風呂が空きました。
お湯の温度は41℃くらいで外気が寒いのでちょうどよい。そのあと、檜風呂、岩風呂を転々として脱衣所で着替えて帰路に着く。
子らと約束したフリフリポテトチーズ味を隣接する食堂で購入し、車の中でフリフリして喰っている。車内がチーズ臭いが、信号待ちの赤チャンスに揚げたてのポテトを頂き、「揚げたて旨いね」などと言って帰宅した。
男
[ 愛知県 ]
フリー3300円が無料になる激アツな葉書が届き、車をかっ飛ばし今池店へ
ロッカーで眼鏡とか外して素っ裸になってたら誤って、眼鏡を落としてフレームが折れた。
あー。やっちまった。と思ったけどアウフグースが程なく始まるので、そっとレンズとフレームがバラバラになった部品をロッカーに置き、浴室へ直行する。
言い忘れたが、今日はこの日のために作ったセルフロウリュTシャツを着てウェルビーを訪れている。
7時になりアウフグース担当の方の呼び出しは無く、始まる。俺含めて4人。
アロマオイルはラベンダー。ずーっとセルフを味わっていたので、久々。
ここは富良野かっつうくらい、室内がお花畑の匂いで充満する。
熱波は上から仰ぐ感じでなく、サイドスロー的に浴びせられたが、十分効く。
アウフグース完了し、13℃の水風呂にドボンで、インフィニティチェア(無限椅子)に横たわる。
控えめにいって、サイコー。
露天風呂に浸かり、玄米茶をセルフロウリュでギャンがけして、期間限定のヌル冷たいツボ風呂にドボン。
31がアイスの店の次に商標登録した方が良いくらいに絶妙な温度設定。
31度っすよ。風呂屋で。
ラーメンだったら、間違いなく苦情くるレベルだけど、室内、屋外にある風呂の温度がみーんな違って、自分の体の微妙な変化を掴めて面白い。
サウナ室の前の水風呂から始まり、ミストの水風呂、ツボ風呂も常温ちょい高めの水風呂と言っても間違いないだろう。
ヨーグルトメーカーはいかに常温をキープするかに技術力を結集しているらしい。
ヒーターとクーラーをいそがしく切り替えながら、31℃をキープするツボ風呂の凄さがわかる。
さて、体も休めたし、第二部いきますか。
男
[ 愛知県 ]
サウナ用のタオルを間違って持って帰っていたので、春日井温泉に返しに行きがてらサウナもガッツリ味わう。
13時30分の開店と同時に入ったら、サウナ室に一人だけお爺ちゃんが座っていて、「熱すぎて助かったー」と言っていた。
お爺ちゃんは番台でもらう「春日井温泉」と書かれた大判タオルを尻に敷かず、壁際に応援タオルみたいに掲げている。
この光景を見るのは、これで2回目なのだが、流行っているのだろうか。
湿度高めの熱っついサウナで、誇らしく掲げられた明朝体の「春日井温泉」タオルが綺麗すぎて写真に収めたいのだが、あいにくスマホ持ち込みできないので、己の二つの眼に焼き付ける。
1時間くらいすると人も増えてきた。増えてきたといっても3人くらい。
冷たい方の水風呂が空いてると思ったら、お爺ちゃんが潜水で完全に潜っていた。陸に現れるお爺ちゃんを見て、人間以外の別の生き物を見た感覚になる。
水風呂から外気浴。大好きな滝と鯉を見ながら、露天風呂のへりに腰掛ける。
たまらん。
サウナに来るたびに、前とは違う感情を抱いて帰ることが多い。
多分、何十年も変わっていないサウナ室と水風呂と露天風呂。
サウナ然としていて、懐が深い。
変わったのは俺自身なんだと自分の変化に気づかされてくれる。
浴室の椅子を露天に持ち込んで、ととのい椅子にしている人もいた。
工夫だな。自分を変化させてる。
世の中が変わって自分だけが取り残されるなんて、言うけど
変わっちまった世の中より、変われなかった自分を思う。
また来よう
男
[ 愛知県 ]
朝の5時50分に家を出て、ウェルビー今池店へ
メンバーズだったが、9月で廃止するらしく、メンバーズの恩恵が無くなる
会費を払えば、毎回1000円引になる恩恵が9月で消滅する
ただ、ショートステイコースが細かく設定され、1時間、2時間、3時間、フリーの3コースが選べる
肝心のサウナだが、大部屋サウナは多くて3人、2回ほど全くいない時もあった。
今池店に行きたかった理由は、露天風呂の隣にある個室サウナがリニューアルされていたという情報があったから、セルフロウリュ時にヴィヒタを浸した水を熱石にぶっかけて蒸気を発するという仕組みだが、
ほうじ茶とかハーブ茶をぶっかけるという試みを始めて気になっていた。
茶室よろしく、ちっこい小窓を開け、中に入ると熱石がこんにちはしてくれる。
名駅ウェルビーで死ぬほど熱石にぶっかけたことが良いことはわかっているので、
もうこれ以上のびじょびしょは勘弁してくだせぇというくらいブチかける。
てぇと、ほうじ茶の香ばしい香りか蒸気になって鼻から耳から目から入ってくる。
ほうじ茶すげぇ。そして熱い。思わずタオルを頭に巻き、ネズミ小僧スタイルでほうじ茶を受け止める。
体を伸ばせないほどの小部屋でほうじ茶の香りを楽しむ。何て滑稽で最高なことか、壺風呂の湯で体を流し、水風呂へ。
いつも行くサウナより、4度も低い12度。冷たい。
2分は水風呂に浸かりたかったので、ミストサウナ内の水風呂に浸かると長く浸かれた。
誰も居ない大部屋サウナで、瀬戸市出身の藤井7段が渡辺棋聖に放った一手についてTVで流れていた。
歩の前に銀を打つという手で、将棋のセオリーを覆すような手だったらしい。
解説の人が普通なら平社員の後ろに部長が構えるところを、いきなり部長が出てきて、平社員はそれに継ぐようなもんですと言っていた。
非常にわかりやすく、藤井くんの手が思い切った手と表現したかった以外の他意はないと思うが、平社員の後ろに部長が構えてなんて今の日本の構図だし、責任とらない政治家とかを思い出してしまう。
そういった意味で藤井くんの放った手は、ぶち壊す、アップデートする一手になったと勝手に位置づける。
藤井くんには何も迷惑かけてないので、位置付けても大丈夫だ。たぶん。
ととのいまして、2時間コースでメンバーズポイントを消費して、1150円をPayPayで支払う。
ウェルビーのアップデートを感じた一日だった。
男
[ 愛知県 ]
4時に目が覚め、どうしても朝からサウナをキメたかったので、車飛ばして、スパ銭に突撃。朝6時の開店にはもう並んでいる人が。どうなっているんだ、年始。ここのサウナは右端に低温・中温・高温と3段階に表示がされていてわかりやすい。もちろん、高温に鎮座しじっとり汗をかく。
この時期の外気は5℃とかで長居できないんだが、ねころび湯という素敵な居場所がある。腰あたりにチロチロとお湯が流れていて、首を冷え冷えの鉄パイプにのっけて仰向けになる。寒くなったらチロチロに手足をつけると復活。これを繰り返す。
内湯は高濃度炭酸泉がぬるくてサイコウで、いつものように首まで浸かる。
ふと目の前に座った3人組に目が行く。小兵力士みたいな風貌の年齢が違う3人が首だけ出して温浴している様に「カバ」を思い出す。
そういえば、俺も首だけひょっこり出して温浴している。ということはここはサバンナか。なんて妄想しながらぬる湯でまったりする。
男
[ 愛知県 ]
ウェルビー名古屋駅前店に初めて来た。栄店が何でもありだったから、水風呂は物足りないけど、ミストサウナが良かった。あと水風呂が滝みたくなってて聴覚にとてもよい。森のサウナに入ると誰もいなくてしめしめと、サウナストーンに杓子で4杯くらい水をかける。いい感じの蒸気でじんわり汗をかく。
しばらくすると、2人入室。そのうち一人が俺の真横に座り。こう言った。
「(石に)水かけました?」
俺は、「ええ、何杯かかけましたよ」と答える。
「また、かけちゃってもいいすかね?」と質問されたので、「ええ、いいですよ」と答えた。
すると、杓子でなく水を湿らしたビヒタをサウナストーンにかけるおじさん。
サウナストーンの真横にいたので、一撃で凄い蒸気。それを4回くらい繰り返し。ストーンびじょびじょ。「よし!」といって俺の横に戻る。
20分くらい前に熱波浴びたが、それ以上の熱さ。何なんだ。今まで味わったことのない直火感。
すぐ退出するのも何だったんで、粘る。熱い。(セルフロウリュでこんなポテンシャルあったんだ。)熱い。
しばらく粘り、なぜか横のおじさんに「お先に。。。」と言ってしまい、サウナを出る。水風呂も早々に、室内着を着て食堂へ。(水風呂から食堂への時間2分弱)
店員に「生中!」と言い、冷蔵庫かららっきょうを取り出し、着席し、ビールをグイ呑む。
染みる。
ビールでお腹が膨れる感じが全くなくビールと俺が一体になった感覚。アルコールを飲んでいる感覚なく、ただただ染み込む。
旨い。
おじさんのお陰で最高のビールにありつく。(今更ながら、ありがとう)
サウナの好きなところ。ドライサウナも水風呂も俺が行っても行かなくても、同じ状態でいる。サウナ然としている。
特別扱いはない。サウナ以外の場所でおじさんの行動に遭遇したら激怒してしまうのだけれど、そのおじさんの所作すらもサウナと一体化してて委ねることができ、許せる気持ちになる。おじさんでなくサウナの妖精だっだんじゃねえか。と今あの出来事を思い出している。
男
[ 愛知県 ]
朝の支度を手間取って7時のロウリュは逃したが、7時30分前に到着。
栄店とも違う名古屋店とも違う。凄いほっこりする外観。
会員証を渡し、3時間コースでと言うと、「今から3時間ですね。」と言われる。
てっきり、6時から9時の3時間と思っていたら、9時までに入店すれば、そこから3時間ということが判明し、何だか得した気になる。
洗体を済ませて、まずは風呂に浸かるかと熱い風呂に入る。これが、激アツで足を入れただけで腰までいけない。無理してもしゃーないので、のちほど味あわせてもらおうと露天へ。
この露天がサイコウだった。風呂に浸かるとぬるっぬるで、岐阜の池田温泉から源泉を汲んできているようで、天然温泉としても湯が良い。
次にツボ風呂に入っていたら、横からカランと音がする。小さな小屋に入っていく人が。10分くらいすると、小さな扉から汗だくの人が出てくる。
あぁ、これは一人用のサウナなのかと漸く理解する。
その人が出た後に、小さな小屋の入り口を開ける。その際に木でできた立札を「空(あき)」から「蒸中」に変える。
中に入ると、思っていたよりも広い。二人は入れるスペースの真ん中にサウナストーンがあり、桶の水を柄杓で汲んでかけるシステムらしい。桶の底にハーブが入った袋があり、ヴィヒタ代わりにしているようだ。
柄杓をサウナ石にかけると、ジュワッという音とともに湿度が上がる。前回の名古屋店でセルフロウリュの可能性を体験したので、柄杓でかけまくる。あっつい。しばらく、正座の恰好で熱波を浴び、一人用の醍醐味で寝っ転がる。これが、ちょうどいい温度になり、心地よい。
森のサウナは誰かが入ってくるドキドキ感があるが、入口の「蒸中」さえ「無視」されなければ、永遠に瞑想ができる素晴らしい空間だ。
壺風呂のところに何故か桶が置いてあって、謎だったのだが、謎は直ぐに解ける。小屋のすぐ隣にうたせ水風呂(足元にはカエルの置物)があるのだが、小屋後にうたせに行くと、汗カットできないので、壺風呂で汗カットするという流れのためだと確信する。どう考えても店側はこんなこと考えないので、きっと客からの要望で桶が置かれるようになったのだろう。素晴らしいぞ。今池店。
【追記】
滝は観賞用で打たれない方が良いみたいです!
汗カットし、うたせ水風呂で脳天から冷やし、ミストサウナに向かう。これが、ミストサウナ(40℃、100%RH近く」の中に22℃の水風呂がある。異空間。水風呂に入ると首から上が温かくて、首から下が冷たいという自分の体でアイス天ぷらやっているような状態。ナニコレこんなの初めてーー。と誰も入ってこないミストサウナで遊び倒す。
[ 愛知県 ]
子らを連れて春日井温泉に行った。番台に若女将が居て、石鹸50円を購入する。
小さい時、銭湯に頻繁に通った記憶が余りないが懐かしいと感じるのは何故だろうか。お正月にはたくさんの人が銭湯に来ている。2日は朝の8時から営業だったようだ。朝風呂はサイコウに気持ちが良いから好き。
入泉の前に洗体と洗髪。あらかじめ持ってきていた小袋に入ったメリットシャンプーで子らの髪を洗い、チョコレートみたいに薄い石鹸で体を洗う。
体を洗うと、天然温泉と書かれた内湯に入る。湯温は40℃くらいだろうか。子には熱かったようで、右足をつけただけで、顔をしかめる。
すると、隣の湯からおじいちゃんが、「こっちはぬるいよ」と手招きしてくれる。手招きに誘われるままに隣の湯に入る子ら。
しばらく浸かり、露天風呂行くか?と露天へ。
事前に息子には滝があり、鯉がいるよと伝えていたので、息子は楽しみにしていたようだ。露天の湯はぬるめで子供にはちょうど良い。柵越しに見える鯉を見て「この鯉、毒があるんだよ」と教えてくれる息子。
露天に浸かっていると、「今日はサウナ行かんの?」と息子。「いいの?」と聞くと、いいというのでお言葉に甘えて、サウナへ。
入口の表示によると86℃。前回よりもムッとこなくて、尻も熱くない。人の出入りが多いからかな。ここのサウナは常連さんの会話をバックミュージックに耐える楽しみがある。
A「あけましておめでとうございます。ワンちゃんは元気ですかね。もう何歳になった。60歳くらい?」
B「えぇ、もう8歳になりますわ。」
A「ほう、50歳くらいか。」
B「もうね。ご飯にお金かかるんですわ。人間のご飯なんて5キロで2000円くらいなんですが、あっちのご飯なんて3キロで8000円ですよ。もうね、お米なんて5キロでも高いゆうて、ゴネよりますのに大変ですわぁ。」
この井戸端会議感と平和な感じがたまらんくて、何故か犬の年齢を自動的に人間の年齢に換算するおじいちゃんに笑けてくる。
外の子らも心配なので、早々にサウナを出て、かけ湯で汗を流し、水風呂へ。
ここの水風呂は井戸水くみ上げで水が気持ちいい。幸運にも冷たい方が空いていたのでザブンと浸かる。
親父の水風呂入りを確認した子らは向かいのぬるい方の水風呂にドボンと浸かる。「お父さん、この水飲んでいいの?きれいな井戸水ですって書いてあるよ」と質問する息子。「やめとかんね。」と制す。
その後、内風呂を堪能し、湯を出る。
男
[ 愛知県 ]
初めて訪れた。これからホームサウナにしようと決意す。
入り口で「春日井温泉」と書かれた大判バスタオルをもらい入室。
ドライサウナに入る。サウナマットが激熱でまともには尻を置けない。
そこで、渡された大判バスタオルを尻にひく。
サウナマットが激熱なことからも分かるがココのドライサウナは湿度が高い。
常連さんだろうか?タオルレスで尻をサウナマットに置いている強者もいる。
大判タオルを上にかけていて、まるでフィギュアスケートの横断幕のように「春日井温泉」が掲げられてて、かっこいい。
ミストサウナは瞑想室のような感じ。
2時間半ほど滞在したが、誰も入ってこなかった。
ミストサウナに入ると、頭上から水が垂れてきて、
それがタイル床に当たる音と奥のステンレス板の穴ぽこからミストが出る時の機械の唸り音がたまらない。
頭上から垂れる水が当たる音は300BPMかってくらい超高速ビートを刻んでいる。
2セット目にミスト→ドライサウナをきめて、冷たい方の水風呂に長めに浸かる。井戸水で染みる。
そのあと、露天の滝の音を聴きながら露天風呂のヘリに腰掛ける。
目を閉じると滝の音と脳みそが共鳴し、同期を起こす。脳みそが滝に飲まれるような感覚。手足が痺れる。もう戻ってこれない。
もう、戻ってこれないとハっと気づき、ふらっとふらで水を飲む。
ドライサウナはサウナ然として、滝は滝然としている俺はそれに身を委ねるだけでよかった。
また来ます。