びふか温泉
温浴施設 - 北海道 中川郡美深町
温浴施設 - 北海道 中川郡美深町
"郷に入っては郷に従え"
2ヶ月に1度の道北地方への出張.これはサウナチャンス.今日は出張の帰りにこちらのびふか温泉に寄ってきました.国道40号線沿い,美深の街中から9kmほど北に道の駅びふかがあります.その裏手に建物はあります.
入館料450円.ロビーには美深町名産のチョウザメの水槽などあります.浴室はシンプルな作りで浴槽が2つ.洗体したのちまず温泉に浸かります.少し肌がぬるぬるする感じのお湯でなかなか良いです.さてサ室へ.サ室前にラックがあり,ビート板とサウナ用の白いハンドタオルが置かれています.どのように使うのかの指南はありません.一応持って入ります.
サ室内部は明るく綺麗です.温度計は95度.すぐに汗が出てきます.テレビもBGMもなく,ストーブからたまにパチ,とかカン,とかの音が聞こえるくらい.ほぼ無音で最高に集中できます.マットなどは敷かれていません.今日は皆様の様子を見ると退出時に白いタオルで座面の汗を拭いて行かれていました.なので私もそれに習いました.先日行った深川のまあぶも似たようなシステムなんですよね.
水風呂は蛇口から水がでっぱなしでした.キンキンというほどではありませんが流れが常にあり気持ちよかったです.ととのい椅子は浴室の中央に2脚.まあ他に置く場所もありません.広くはない浴室ですが,それほど人もいないのでリラックスはできます.露天がないので外気浴はできません.今日は早く家に帰りたかったのもあってサ室7分2セットで終了.
サ飯は施設内のレストランでチョウザメラーメンを.ベースは塩味で,チョウザメのハムが乗っています.黒胡椒とフライドガーリックで味変しながらいただきました.チョウザメ自体は味わいは淡白ですが意外とねっとりとした脂も感じられ,なかなか美味しい魚です.こちらの施設や道の駅びふかでは,キャビア(チョウザメの卵の塩漬け)が販売されています.ネタとしては極上ですが,何しろ値段が高く,今回は購入を見送りました.チョウザメの燻製が好きで以前よく購入していたのですが,最近はとんと見かけなくなりました.
美深という地名の由来はアイヌ語のピウカ(石の多い場所)だそうです.美深を流れる天塩川の,ちょうどその辺りの河床や河川敷に石が多かったのでしょうか.天塩川とは北見山地天塩岳に源流があり,そこから北へ流れ士別,名寄,美深,音威子府を経て天塩町で日本海に注ぐ川です.北海道では石狩川に次ぐ全長245kmの第2の河川で,日本でも第4位の長さです.かつてはチョウザメがこの天塩川を遡上していたそうですが明治の頃に途絶えたそうで,現在は美深で養殖され産業となっています.
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら