ゆらぎのシャワー

2024.07.03

1回目の訪問

サウナ:二番+露天6分→二番+一番6分→一番6分
水風呂:30秒→1分→1分
休憩:6分→6分→6分
合計:3セット

本日のBGM:くるり「真夏日」

一言:
休日、MLB中継で大谷翔平選手のホームランを観て夏を実感する朝。それ以前に、梅雨の晴れ間の真夏日ということでとても暑い。今日は大橋に用事があって自転車で向かうとなると汗をかくのは必至。近場で汗を流せるところに寄ろう、気になっていたあの施設に行ってみよう、ということで行ってきました「博多温泉・富士の苑」。

二言:
新幹線で那珂川清滝に行く道中で見える「博多温泉」の看板、サウナは閉鎖されてしまったけど身近なサウナ〜たちもおすすめの富士の苑。那珂川沿い、福岡市内都心部とは雰囲気の違った長閑な住宅街の外れの施設は古さというより時代を感じさせる佇まい。子供の頃に味わったような非日常感が想起される。

三言:
フロントで1時間料金600円を支払い、浴場へ向かう。サウナがなくなったこと以外は下調べゼロ。脱衣所はありふれた感じ、内湯の浴場もコンパクト、ロッカーの奥に昔サウナだった風の謎空間があるな、など入ってみてからその全貌を徐々に知っていく楽しさも久しぶり。体を清めて、とりあえず内湯の大きな浴槽に浸かる。40℃くらいでちょうど良い温度。お風呂の奥の壁には「一番風呂」と記してあってその下には「常閉」と書かれた扉。きっとこの大きなお風呂は一番風呂という名前で、下の扉は開けられないから機械室か何かだろうと、この時は何も知らずにスルー。仰向けに寝られる露天風呂、ひっそりと設置されている水風呂も気持ち良い。外気浴も出来て良い施設だなとじんわり思う。

四言:
2セットめ、一番風呂と思っていたお風呂に浸かっていると、お客さんが浴槽内を横断して壁際の扉を開けて入っていった。…ん?もしやこの扉の奥が本当の「一番風呂」??とここで漸く気づき、後を追う。中は暗く、蒸気で満たされた空間。熱々のお湯がライオンヘッドからボコボコ音を立てて浴槽に注ぎ込まれている。ここのお湯は一番風呂(あつ湯)→二番風呂(内湯)→三番風呂(露天)という風にお湯が流れていて、それぞれで温度の差別化も図られているということに気付く。本当の一番風呂は熱いうえに密室になっているので「スチームサウナの中にお風呂がある」という趣き。奥には閉鎖された別の部屋がガラス越しに見えて、きっとここはお湯の熱を利用した低温サウナだったんだなと理解。でも一番風呂、熱いサウナに入っている時と同じような心地良さがあっていいな。銭湯の温冷交代浴と言えばそうなんだけど、ここでしか出来ない体験だなと思いました。

  • 水風呂温度 19℃
0
20

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