Medical SPA "Eglės Sanatorija"
その他 - 宿泊者限定
その他 - 宿泊者限定
リトアニア出張の際の2019年3月に訪問。
サナトリウムというと、病弱の少女がサナトリウムで療養なんて小説によく出てきたものだけども、旧ソ連圏であるバルト三国にはサナトリウムというスパ施設をよく見かける。なんとなく少女マンガチックで寂しげでもあり、静かなところでゆっくり過ごしたく、ウェブサイトでサクッと予約してみた。
ヴィリニュスの空港にも大きい広告が出ているので、有名なところであり、ベラルーシとの国境近くにある温泉場である。
ヴィリニュスのバスターミナルから大体1時間に1本ぐらいバスが走っているので、そちらに乗る。ちょうどコロナが中国からイタリア方面で流行り始めた時期だったので、謎のアジア人は非常に不審がられたのを覚えている。
サナトリウムから近いと思われるバス停で降り、何台かベラルーシナンバーの車を見かけたので、この頃(2019年のウクライナ戦争前)はリトアニアとの国境線は自由に行き来できたと思われる。
歩いて行くと、大きな場所に病院のような施設群のビルが立ち並んでおり、どのビルに行っていいか迷った挙句、Registrationと書いた大きなメインビルでまずチェックインすることが分かった。
待ちの紙チケットを機械から引き出し、チェックインまで相当待つ。
やはり怪しげなアジア人の順番はなかなか来ない...どうも英語が不得手らしく、避けられていたようだ。
とりあえず宿泊棟に行って、チェックインし、荷物を下ろし、医師の診察を受けてから療養計画を立てるように言われる。
宿泊棟は旧ソ連風で普通のビジネスホテル程度にまあきれい。シャワートイレ完備。
宿泊棟のお姉さんの説明で、医者のいるビルディングに行き、リトアニア人の男性医師から英語で診察を受ける。
『日本人かい?実は日本人は初めてじゃないんだよ』という雑談から始まる。
診察とは言っても、特に健康には問題なく、泥パックは受けてみたい!あとハーブのトリートメントも受けてみたい。プールでも泳ぎたい。との要望を伝え、3日間の療養プログラムを組んでもらう。スケジュールを読んでみると、まるで旅のしおりのように時間刻みで予定が組まれている。
このスケジュールをこなしながら3日間過ごすことになるのだ!
療養プログラムには、ハーブの蒸気を鼻から吸い込んだり、温かい泥パックのお風呂に浸かったり、プールでエクササイズをしたりと、大変忙しく過ごした。食事はリトアニア料理のビュッフェで3食付き。デザートもお茶もついてくるが、お酒は無し。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら